一周忌

今日は、おかんの実家で祖母の一周忌ですので行って来ます!
葬式の時は、お経が悲しく、寂しく聞こえます。しかし、おかんの実家じゃないですけど、         一周忌ともなると余程近い親戚以外は大した悲しみもなく、早く読経が終わればという顔をしていますね。そんなことでは駄目なんですよね!
これでもお経は昔からみれば、短くなったのではないでしょうか。という言い方は誤りか?
お経を全て読んでいないのでしょう。短縮というかダイジェストというのが正しい言い方ですかね。大体が正座してお経を聞いていられる時間の限界は20分~30分が普通の人間でしょう。
あまり長いお経だと、足も痺れるし疲れます。お寺側も同じお布施なら短い方が楽でしょう。
そうした両者側の折り合いというか、暗黙の了解みたいので、現在はどこの葬儀や法事にいってもお経の時間は決まっているようです。
以前、私の祖母の弟さんが亡くなり、越後まで葬式に参列したことがあったのですが凄かったですよ。というか真面目な住職であったものか?
越後の親類の家で依頼したものかは不明ですが、お経だけで1時間以上は掛かりましたね。浄土真宗だったと記憶していますが、恐ろしく長かった記憶があります。
般若心経なら短いですが、浄土真宗の浄土三部経なるものは真面目に読むと2時間では読めないといいます。
それではあまりにも長いですよね。意味のわからないことを長時間聞いても、どうかなとも思います。
しかし、逆に意味のわからないところが良いのかもしれないですね。インド→中国に伝わったと云われるお経ですが、中国から和訳されないから、何か悲しい感じがしますが、和訳していたらあまり有難味も感じられなかったかもしれないですね。
おかんは祖母孝行してきたでしょうが、私は自分の祖母へは迷惑は掛けましたが孝行は         しないでしまったような気がします。今更ながら後悔です。ん?親孝行も怪しいですね(自爆)
何れにしても、「あの世千日、この世一日」と痛感させられますね。
あれからもうすぐ一年か?おばあちゃん、どこで何をしているのだろうか?