羽後海賊からの佐竹魚

現在うちで修業をしているマタリキが、ぼそっと打診して来ます。

「羽後塾長が最近全然『水鶴』しないんじゃないか?」との事(爆)

AKBスリーは使用する事無く、AKBツーにした方が良いんじゃないかと事でした(核爆)

まあ、私は羽後塾長とのこれまでのお付き合いもありますし、
気にはしていなかったのですが、言われてみればそうか!と、
今後ブログで紹介する時は、AKBツーにしようかと考えていた日に
羽後塾長はHNを改名(羽後海賊)し、大きな荷物を持参しながら突然現れたのでありました(爆)

中身を開けてみると、@驚く大量の佐竹魚です。

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羽後海賊が武田徹夜をして、羽後県内の岸壁で釣った「佐竹魚」であります(笑)

釣りをしながら、コンロに鍋を掛けて湯上げにでもして食べ
夜明け前に帰れば、これは「夜鍋」と言います(爆)

いくら子供思いの母さんでも、一睡もしないで手袋は編まないのです(核爆)

しかし、一睡もしないで佐竹魚と格闘するとは凄い根性ですな!

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産卵の為に岸壁に近づいて来る佐竹魚を餌も無しに釣り上げるのですから、
魚にとっては波多波多迷惑な話ではありますな(爆)

釣る人と食べる人とどちらが悪いのか?(笑)

釣る人がいるから食べる?食べる人がいるから釣る?
これは結論がでませんから、単純に羽後海賊と私を比較すれば、
前者が悪いと言うのが容易に判断できると思います(核爆)

アバウト10k強はあると思われる佐竹魚であります。

大昔の大漁時は二束三文の安値で、水族館のオタリアだったか?
オットセイの餌になっていた時期もある反面、平成に入り一番の高値が付いた時には、
一尺級の特大物が一匹1000円を超える飛び値が付いた事もあるのですよ(仰天;)

何と、この日の水揚げは50kを超えたと言います。
高値の時代なら、馬鹿らしくて塾なんかやっていられませんね(超核爆)

クーラーボックスにも入り切れずに、散乱していたと言います(凄;)

腹から出掛けたブリコも産卵していたそうです(爆)

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大きさは8寸、135gの大形の佐竹魚がほとんどです(驚;)

一級品であります。
こればかりは賛否両論ありますし、好みが分かれるので一概には
言えませんが、私は佐竹魚に関しては湯上げが一番好きであります。

唯一嫌いな食べ方が、郷土料理の田楽味噌であります。

鮮度の良い魚に砂糖の大量に入った味噌で頂くのは
合わないと思いますし、少なくともそれを食べながら爽なんか全然出来ないのでありますorz

後は、素焼き、塩焼き、醤油漬け、干物とどんな食べ方をしても美味しい魚であると思います。

では実食です。

もちろん田楽味噌で!(嘘核爆)

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体裁を考えると、鰭は片側だけは付けておきましょう。

茹でて上げるだけで料理とは言えない調理方法かもしれませんが、
これが旨いのです!漁師料理と言っても良いのではないでしょうかね。

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そして、骨を抜いてやります。

骨が上手く抜けないのは、火が通っていないか抜き方が下手なだけです(爆)

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そして、湯上げに一番大事な物と言えば、皆が口を揃えて
大根下ろしと答えるでしょう!

さにあらず!(爆)

下ろしよりも大事なのが味の素です(核爆)

味の素を馬鹿にしたらいけませんよ!味の素と喧嘩して勝てる企業など
数えるくらいしかないのですよ(核爆)

天下の仁三郎の次元を超えていますよ(爆)
味の素と喧嘩してはいけません(核爆)

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勿論、使い過ぎはNGで舌が痺れますから適量を!(笑)

そして、鰭を除き醤油を掛けて準備完了です!

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他の料理方法では無理ですが、湯上げだけの食べ方と言うのがあります。

湯上げだけは、食べるのではなく呑むのです(爆)

二匹を3秒か4秒で呑むのです。よく噛んで食べると美味しくないですし、
大量に食べられません。

しかし、驚いたことは今の時期の味ではありません。まだまだ脂が抜け切っていませんでしたし、卵が完全に硬くなっていませんでした(驚;)

この食感は鮮度抜群の証し!
これは…これは…これは旨いぞぉ~!ブラボ~!(飛)

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なぜ丸呑みしたのに、卵の硬さが分かるかって?(核爆)

小島よしお(爆)

今の時期の硬い卵を噛んだ時の音から、ブリ子となったと云われているのに
本当に不思議な現象です。海が馬鹿になっているのか?(謎爆)

この後9匹の佐竹魚を呑みましたが、さすがに胃の調子が悪い(掛核自爆)
まあ、こんな馬鹿な食べ方をしても平気なのは、6番テーブル氏しかいないと思います(核爆)

それにしても、羽後海賊には参りましたな。時には山賊にもなる男です。
羽後海賊が歩いた跡にはぺんぺん草も生えないでしょう(爆)

どんな事をしても最後まで生き延びる人でありましょうな(核爆)

地球が急変して最後まで行き残るのは、ネズミorゴキブリorアリor羽後海賊であるような気がして来ました(超核爆)

まあ、冗談はさて置き、この時期の佐竹魚がこんなに旨いとは
夢にも思いませんでした。

どうもご馳走様でした!

ちくりを入れたマタリキも大量の佐竹魚を貰いご満悦でありました(爆)

どのようにして食べれば良いか迷っていましたが、マタリキならば佐竹魚で自家製の魚醤を作れば良いと思います。

それとも魚醤を羽後海賊に作らせて、マタリキに卸すのはどうか?(爆)

ラーメンの隠し味には最高だと思いますよ!(謎)