スギヒラタケ

あれから2年近くになりますね。スギワケを食べて「急性脳症」で死亡者が出たのは…。
学名「スギヒラタケ」で、庄内では「スギワケ」ですね。県内の他地域では「スギカノカ」呼称のようです。
誰にでも取れる、癖がなく人気の美味しいキノコだったのに、腎臓が悪くない人も食する事を控えなさいと厚生労働省の御達しですから、自家用で食べる人は極稀にいますが、直売所などでは当然ながら売られていませんね。
取る人がいないのだから、山の杉林は真っ白ですよw 前に進まないくらいに、スギワケの海ですよ!
2時間も採れば、20k~30kは軽く採れるでしょうねw
勿体無いと思いながら、採らずに帰って来ます。お客さんに出す訳もいかないし…w    勿論、誰も貰ってくれないでしょうからね。
安全が確認されるまで控えると言っても、もうあれから2年ですよ!
突然変異なのか異常気象なのか?これを説明して納得させるにはそうとう無理があるのではないか思っていますが、どうなのでしょうね。
英語ではAngel’s wing「天使の翼」と云われています。万人向きの味のキノコが皆の   食卓に並ぶ日を一日も早く願いたいものですね。
たら、ればで申し訳ないですが、食べれるようになったら、庄内での「けんちん」にしましょう。というか食べている人もいるとか…。
少量の油をひき、スギワケと大根葉を入れて炒め、酒、醤油、調味料で味付けします。    出来上がり際に一味か七味で辛味を付けると旨いですよ。
究極は、キノコを採ったついでに、青ミズを採って大根葉の代わりにすると格別です。
ミズは皮を剥いてから調理して下さい!この料理には赤ミズは合いませんよ。
9月下旬でミズ?という人もいるでしょうが、大丈夫ですw