本州で揚がった鮭は北海道ものに比べてかなり味が落ちます。
そして、鮭は「秋味」とも呼ばれ秋に獲れる魚と思われがちですが、「時知らず」という鮭もいます。
これは「時鮭」と言って春に獲れる鮭で秋に獲れる鮭よりは美味しいです。
春に獲れる鱒が美味しいように、春に獲れる鮭も美味しいのです。そして、幻の鮭が北海道にはいます。「ケイジ」という若い鮭です。
雌はイクラも持たず、雄は白子も持たない、それこそ若い鮭です。全身が「ハラス」みたいで、全て「トロ」と言ったような感じの身です。
しかしながら、2キロサイズで10万円はする代物です。はっきり言ってそれだけの値打ちがあるとは私には思えません。
一万尾水揚げされた中から、1匹いるかどうかの珍しさが高価な値段にさせているのだと思います。
私なら時鮭を10本買いますw
低ランクの「ケイジ」と高ランクの「時鮭」では、食べて違いを判断することは難しいのではと考えるからです。
その他にも、高ランクの紅鮭やマスノスケは最高に美味ですよ!
ケイジを買うくらいなら、それらを数本買ったほうが数倍満足できるのではないですかね。
普通の人が食べたことのないものを食べたと言う自慢というかステータスみたいなものが更に旨さ?や価格に歯車を掛けているのでしょうね。