北枕

私とおかんが南、長女は西、長男は東、次女は北である。
これは寝ている方角である。ここ数日は次女は疾病の為、おかんと一緒に寝ているので、南向きで寝ていますが…。
今の若者はあまり知らないかもしれないですが、我々年代よりも上の方々のほとんどは     次女の寝ている方角を嫌うようですね。
「北枕」は亡くなった人(遺体)を寝せる方向なので、縁起が悪いという迷信みたいなものが浸透してしまったようです。
しかしながら、これは全くの迷信というか戯言に過ぎないと思います。
以前、檀家の住職にお聞きしたところ、一番安らかに寝れる方角が北枕だと言っていました。
お釈迦様も普段から北枕で寝ていたと云われていますが、当然亡くなった時も北枕であったのかもしれないですね。
故人も御釈迦様のように極楽浄土にいけるようにと、遺体を北に向けるようになったのではないかと考えられますね。
因みに風水を調べてみたのですが、北枕は頭寒足熱といって、頭を北に向け、足を南に向けて寝るというのが、健康に良いということで奨励しれいるとうことのようです。
確かに足を冷やすと、血の循環が悪くなりますし、暖かい南に向ける。頭を冷やすなんていいますから、南に向けると暖かいということで北へ向けるというのは理にかなっていますね!
ということは私とおかんが最悪の方向で寝ているということになりますかw 磯釣りの連中が夜中から賑やかなので、いくらでも耳を海から離れたところへと南に枕を置いていたのですが…。
寝ているところに誰も入って来る訳でもないし、時化で釣りにならない日は北枕で寝ることにしようかなwww
今度はぐっすり眠れるかな?w