蝦夷からの贈物Ⅰ

昨日、羽後県のお客様を迎えに行って戻ると間もなく、ブラックキャットが荷物を持って来ました。蝦夷県の友人から団扇が送られて来る予定でした(謎)
メールで「団扇」を送るということでしたので、蝦夷県の有名ラーメン店の団扇か何かであろうと 期待していましたが…(笑)
なんとブラックキャットの運転手さんは冷凍庫から荷物を取り出しました。
別の人からの荷物かと思いましたが、送り状を見て、「騙された」と即座に気付きました(爆)
内輪の話だったのに、騙されました(笑)
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上記の画像は以前、カラオケボックスで撮ったものですが、本文とは関係がありませんので流して下さい(謎笑)
箱を開けて吃驚しました。蝦夷県産の真ホッケが送られて来ました(嬉)
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こちらで捕れるシマホッケとはレベルが違います。大きくなまら旨そうな真ホッケですね!
とにかく、真ホッケは大きくないと旨くありません。小さいロウソクホッケは脂も乗らないので美味しくないです。
くせもなく、年輩やお年寄りは当たり前ですが、若者も子供も喜んで食べる魚の代表魚ではないでしょうか。
そして、なによりも鮮度が命の魚なのです。若い時からで様々なホッケを食べていたのでよくわかります。
鮮度の落ちた臭い、そして、ロウソクホッケやシマホッケに食用の油をぬったようなしつこい味の物等、色々経験しています(汗;)
マジで旨いと思ったホッケはほんの数える程しかありませんでした。
ですので、当たるもホッケ、当たらぬもホッケと言うのでしょうか(自爆)
ということで、鮮度が命の魚ですので真ホッケの刺し身は地元蝦夷県に住んでいる人の特権でしょう。
こちらでの磯シンジョウ(アイナメ)と似ているということです。未食ですがそれ以上に美味であるという話を聞いたことがあります。
そして、ホッケの開き干しを美味しく食べるのには冷凍保存が不可欠となります。
干し上がったら、すぐに食べるか冷凍です。
すぐ食べれるのも蝦夷県の人の特権ですね。
私は早速一枚、お昼に冷凍庫から冷蔵庫に移して置き、夕方に焼いて食べました。今の時期ですと一番良い解凍方ではないでしょうか。いやぁ~。なまら旨い!過去最高の味のホッケでした。
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そして、中身はほっけだけじゃなかったです。続く…。 
          ※ 「なまら」は蝦夷弁で「とても」という意味です(笑)