YEN

先週に引き続いて銀行の新年会が当館で行なわれました。
先週はY形銀行さん、昨日はS内銀行さんの何れもS瀬支店です。昨年はS内の支店長さんから、銀行呼称の由来をお聞きしました。なぜ?金を扱うのに「金行」ではないのか?でしたね。
今年は行員の方に「円」について教えて頂きました。円の始まりは明治の初期のことだそうです。それ以 前は「銭」や「厘」を使用していたということです。百銭が1円とのことです。    因みに1銭で10厘です。
この「円」というのを決めたのはO隈重信が中心となって決めたという説があるのだそうです。紙幣よりも円形の貨幣の方が持ち歩くのに便利ということでの決定になったととかだそうです。
その他を調べてみましたが、造幣局が香港から輸入した機械に「ONE DOLLAR 壱圓」と標示されていたといいます。
そういえば、以前ろばた焼で手伝いをしていた時に、店長が領収書を書く時は必ず「円」   を「圓」と書いていました。
圓は「まる」とも読みますよね。今も昔もそうでしょうが、やはりお金の話をするのは誰でも嫌なものですよね。露骨に「お金」と言えない時というのはよくあることです。
私も幼い時から、祖母にお小遣いをねだる時は、人指し指と親指でマルを描いたものです。更に大きなお金が欲しい時には、両手で長方形の形を描いてねだったものです(爆)
現在はお札のデザインの変更等は総理大臣ではなく、財務大臣に決定権があるのだという話を聞いた事がありますので、O隈氏も時の財務担当だったのでしょうか?
それにしても、5千円札がH口一葉さんというのもなぁ~。どんな方か知ってる人の方が                        少ないのでは?
私が財務大臣だったら、迷わず「U杉鷹山」でしょうね(爆)
しかし、円は「EN」のはずだが「YEN」ですね?これも発音の訛りなのでしょうか?