頭無

今日は頭無に行って来ました。

頭無とは、三瀬の水無川の源頭の事です。

水無集落から林道を2k程進み、車を止めて沢を5分程上ったところにあります。

目印が大きな天然杉です。鶴岡市の天然記念物の指定木にもなっています。

ここが頭無清水です。この上も沢は続きますが、伏流になっています。
この水の旨さは言うまでも無く、俗に、死んだ人も生き返るほど旨い水と
地元古人から言われて来ました。

とにかく冷たく、長い時間手を浸していることすら無理です。
死んだ人を行き返させる程とはかなり大袈裟ですが、それだけ旨い
水という事なのです。

二日酔いも一瞬にして治ると思いますよ(笑)

別に二日酔いという訳でもなかったですが、一気に500cc程の水を
飲み干しました。

前夜のウーロンハイよりも旨いんじゃないか?(爆)

私も津々浦々の天然水を飲んでいますが、ここ頭無清水に敵う水は無しと
自信を持って言えます。

だから水無と言うのです(爆)水有なのに水無川じゃおかしいでしょう?

早春の山野草、タチアオイ(エンレイソウ)やキクザキイチリンソウが
あちこちで見頃でした。

大杉のそばに大岩もあります。

大きな木、岩、或は沼や池には神が宿ると古人から伝えられて来ました。
真偽の程は私には判断できませんが、昔と現代は当然違います。

何も無かった昔、困ったら神頼みというのは個人的には素直に頷けます。

この辺りは山菜の宝庫でもあります。

ただ、私有林では採らない方が賢明です。

植林の杉林を越えて、雑木林の国有林で採るようにしましょう。

くれぐれも山火事には注意です!

そして、春の山菜を採りながら、秋のキノコ採りの場所を探すのも
春の仕事です。

秋には、雑草等で目立たなくなりますので、春の内に倒木の場所を
覚えておくと容易に貴重なキノコにもありつけるという訳です。

ただし、倒れてからほんの数年程度の木にはキノコは付きません。

そして逆に秋には、山菜の展開した群生を見つけてくると、
春には良質の山菜を容易に採れると言う事です。

私は秋のキノコ採りや山葡萄採りは、もう10年以上もしていませんし、
春の山菜採りも、以前は商売にして命懸けでしていましたが、
今は全くです。

入山しても、家で一回食べる分しか採って来ません。

さて、冷たい水を一気に飲んだので、自ずと消費税の小を支払いたく
なりました(笑)

帰り道の林道沿いで、ちょいと失礼させて頂きました(爆)

ここだったら許されると思ったからです。

なぜって?スイセントイレという事です(核爆)

今日のラーメンは明日アップしたいと思います。