定休日のお昼

港町砂潟管内に足を運びました。

本間光丘様のアスレティックフィールド付近、国道112号線から小道に入った閑静な住宅地に存在する『ビッグサークル』さんに伺いました。

20数年前に伺ってから、二回目の訪店になります。

デフォorワンタンメンか、ほんの数秒考えましたが、二回目と言ってもご無沙汰し過ぎて初訪扱いですよねorz

当然、デフォを押し、お釣りの取り忘れをしないように注意(苦笑)

昔に訪店した時には、もう少し麺が硬かったら更に旨かっただろうと言う記憶がありました。

特にそんな記憶の有無など関係なく、「麺硬めでお願いします!」と食券を渡します(爆)

一人と言うのもありカウンターに座り、厨房の全てが丸見え状態。

それでもがん見はせずに、店主が茹で釜に麺を投入するのをチラ見してからは、
スポーツ新聞を見ていました。どんな記事を読んだかは覚えていません。

それは、店主の作りを想像しながらなので、記事など頭に入る訳がありません!(爆)

湯切りの音、それからはあっと言う間の着丼でした!

見てはいませんが、私には見えた感じがしました。
いやぁ~、本当に素晴らしいと思います。テンポ良く、恐らく無駄な動きが全くない感じだと思います。

着丼です。

さて、スープは?

昔の記憶など、どれだけ曖昧か分からない訳ですが、当時は、事ほど左様で麺がもう少し硬かったら更に美味しいだろうと思った事、あとは、こちらのお店のみならず、港町砂潟管内は、ほぼ全てのお店に付いて言えるのですが、もう少し味が濃い方が好みかなと20年以上の昔は、そう感じていました。

いやぁ~、全然味が薄い事などありません。

ちょうど良い塩梅のスープで、実に美味しいです。

色々な事を思い出しながら、良く考えてみますと、20年以上も前は、ラーメンの食べ方が今と違っていた事に気づきます。

スープはほとんど呑まずに、麺と具材を食べると完食です。

それで2軒~3軒とハシゴしていたからですね(苦笑)
余談にはなりますが、20年くらい前は、庄内にはラーメンを食べられるお店が550軒もあったと云われています。

私は、少なくとも200軒は回っています。評判に全くならない様なお店には自ずと足を運ぶことがなかったので、その程度の軒数となっていますが、昔は食べて歩いたものですよ!

まあ、良く考えると、「やっつけ喰い」だったでしょうね(猛省)

やはり、今、考えると、もう少しバランスの良い食べ方をしないと、酒田のラーメンの良さが見えて来ませんね!

当時は、城下町人は酒田のラーメンをこよなく愛する人も沢山いた反面、そうでない人もいた事は確かです。

その理由は、麺が細い、味が薄い、概ね2つの理由が挙がっていたと記憶しています。

私は、麺が細いと言う様な違和感は全くありませんでしたが、スープの味が薄いと言うのは、それこそ少しだけ思っていました。

そりゃ、当然ですね!最初の一口か二口しか吞まないで、200gもの麺を食べるのですから、物足りなさを感じたのだと思います。

まあ、ほんの数パーセントしかいないだろうお客の食べ方に合わせてお店側は作ってはいないですからねorz

そんな事はともかくも、20年も前に食べた印象とまるで違いました。

麺の硬さも最高です。

滅多に出合う事の出来ない、何とも言えない最高の麺でした。
そして、麺の長さにおいてもワンダフルです!

少し長いと食べ難いと思う人もいて当然ですが、同じく港町砂潟管内のお店よりは多少長い設定ですが、一般のお店と比較したら更に長い設定です。

啜っていて幸せを感じましたよ!しかも、ほぼストレートでスープをより運んで来てくれます。

夢中で食べたのであまり気づきませでしたが、一箸か二箸多いような気がしました。最低でも250gはあるのかなと思われます!それでも美味しいので、あっと言う間に完食でした。

私も余りにも昔の事でもあり、良くは覚えていないので憶測ではありますが、大来軒中央支店だったか来々軒本店の麺に似ているなと感じました。

あくまでも麺に付いてでありまして、味わいは異なりますよ。

スープも煮干し(鰯)の香りがたまりません!良質の煮干しを使用されているのでしょう。

チャーシューも3枚も載って嬉しいですね!

外モモでしょうかね?外モモをチョイスするだけで、個人的には感心です。

私もモモ肉の部位を使用するならば、内モモやランプではなく、より大きな外モモを使うと思います。

時間を掛けたと思われる、丁寧な仕事である事が分かりますね。

それに加えて、メンマも旨いです。いやぁ~、かなり旨いです!相当旨いです!あまり出合った事の無い食感と味付けのメンマです。

とても優しい感じもするのですが特徴があります。

次の訪店では、『メンマ』は必ず押しますよ!

トッピングにしても非の打ちどころがありません。
完璧の母(爆)

KKです!

いやぁ~、若竹町?千石町?の関所を潜り抜けて、本間光丘管内まで足を延ばして大正解(爆)

本当に良かったです。大満足でした。

いやぁ~、マジ麺量は相当にあると思います。

それでも、するすると食べさせる力がこの麺にあります(凄;)

驚異の麺と言っても過言ではありません。勿論、スープとベストマッチしているからでありましょうが、ここのラーメンには何か不思議な力が働いている気がします。一際異彩を放っています!
ここの店主、只者じゃないですよ!(マジ!)