セカンドドーターが修学旅行の準備と言う事で買い物
に出掛ける事にしました。
車内で「爽」しながら待機するつもりでいましたが、
ゆっくり買い物をする気分にならないと言う事で、
私だけ捨てられました(爆)
捨てられた場所は「やまと」さんです。ここで1時間待機です。
まずは通し。私の大好きな筑前煮です。
「これはどうやって味付けすんなや?水と酒と半々ぐらい?味醂と砂糖も入れるぜの?」といつもの質問攻め(笑)
答えは分かっています。ニヤッと笑いながら「適当だのぉ~」(爆)
ここのご主人はレシピを1つも持っていません。
すべの料理が適当にやるのだそうです(核爆)
逆に、ある意味凄いと思います。
やはり手始めですから、「おかわり下さい!」と言いたくなるような
小鉢を提供すると言う事は非常に大切な事です。
酒の進み方が違います。のっけから口に合わない代物が出てくると
がっかりです。
ここのお店は開店当初から通っていますが、いまだ一度もNG料理が
出てきた事がありません。
ヤリイカのゲソとミミ、そして、ホタテの天麩羅を頂きました。
忙しい時は天麩羅の注文はNGです。
他のお客さんがいない時は対応してくれます。
ヤリイカの天麩羅は抜群に旨いのは分かりますが、ホタテの
天麩羅も旨いものです。
「おかん」がいるとバター焼きにされてしまいますが、
この日は天麩羅で頂きました。ブラボー!です。
もう一品はお勧めでお願いしました。
最近ない程良い鮟鱇を仕入れることが出来たということで、
アンキモを頂きました。
旨くて気絶するかと思いました(爆)
鮟鱇もかなり当たり外れがある魚です。大きいのにこしたことは
ないですが、大きいから肝も必ずでかいとは限らないのです。
先だって、取引の魚屋に5Kクラスを買って貰おうと思ったのですが、
9000円するよと言われ断念しましたorz
このクラスで100g180円前後で推移している模様です。
かなりの価格です。ちょいと手が出ませんなぁ~(苦笑)
小さいのは安いですが、肝も小さく美味しくありません。
逆に馬鹿でかいのは安いし旨いのですが、100g100円だから
と言って20k2万円の鮟鱇を買ってもどうしようもありません(爆)
さて、アン肝も旨いですが、フグの肝はもっと旨いと云われています(核爆)
死ぬほど旨いとはフグの肝を言ったものじゃないでしょうか(笑)
死ぬ日が分かるなら、死ぬ直前に食べてみたいです(爆)
フグの肝臓は猛毒です。「絶対にお客さんに出しては、いかんぞう!」
と言うと、店主も女将も「急に寒くなってきたね」と言っていました(爆)
いえ、冗談でなくフグの調理免許が無い者がフグを提供するとは
言語道断です。
それこそ、我々も肝に銘じなければいけません(爆)
そんな馬鹿話をしていると、昔のギャル2人組が入店して来ました。
まあ、ちょっと若いオバタリアンと言った方が分かりやすいでしょうか(笑)
いきなり大生で乾杯していました(汗;)
更に驚いたのは、メニューに無い完全予約の「テッサ」を
注文していたのでした。
最近ない程の良質のフグを仕入れできたと言うのです。
良質の魚が揚がったら電話連絡するのでしょう。
いつでもOK、暇と金がある人しか食えないのが悔しいです。
暇があっても金が無い人は多くいるでしょう。金があっても暇が無い人も
多くいるでしょう。
しかし、私みたいに暇も金も無い人はそんなにはいないのではないでしょうか(爆)
彼女等に提供寸前のテッサの画像を失礼!(爆)
「テッサ」とは鉄砲の刺身の略です。フグは当たると死にます。
鉄砲も当たると死ぬので、それに掛けたのでしょう。
テッポウのサシミの略です。
フグのチリ鍋は「てっちり」テッポウのチリ鍋の略です。
そんな洒落た表現を最初にしたのは関西人なんでしょうね。
ヤマトさんは、割烹ですがフグ料理専門店ではありません。
フグ調理免許は当然ありますが、フグ引き包丁を持っていないと
言うのです(爆)
何と上記の画像の「ギバちゃん」で切ったというのですよ(汗;)
というか私から言わせて貰えば、腕で切ったのでしょう(笑)
腕が良くなければ切れません。
そう言えば「ギバちゃん」って分かりませんか?
羽後県出身の俳優です(笑)柳刃敏郎(核爆)
まだ、解らない人もいると思いますが、上記の画像の
包丁を柳刃包丁と言うのです。
大体、こんな会話を女将としていると、「おあいそうする?」と
言います(核爆)
「おあいそうする?」=「帰れ!」の合図だと私は認識しています(爆)(爆)
何十年の付き合いです。何を言っても言われても、お互い全く気に掛ける
事も無いのが嬉しいです。
そういえば、TVの取材もあった様です。「やまがた発! 旅の見聞録」
取材は先月25日の様でしたが、放映は先週の土曜日でした。
空鱈になる前に急いで下さい!(笑)
今週ならまだ間に合う筈です。プロのどんがら汁を
食べたいなら、是非「やまと」さんで食べていただきたいものです。
たつ(白子)の天麩羅も絶品です。鱈子料理も良い仕事していますよぉ~。
来店の際には一応予約を入れた方が宜しいかと思います。
℡ 0235-25-1555
コメントを投稿するにはログインしてください。