この日は越後管内に突入。
既出の「飛魚すけ」さんの上越よりは、かなり手前で近い位置です！（爆）
それでもゆっくり、３時間近くは掛かるところです。
三条市の『バンブーボート』さん、燕三条脂と言われる越後５大ラーメンの１つがある中、
一際異才の放っているお店があるとの情報を得て、わざわざ参上市（爆）
メニューを見ると、ラーメン類は非常にリーズナブルです。
チャーシューメンも１００円増しと、普通では考えられない安さです（驚；）
しかし、あくまでもデフォから！美味しければ、再訪してチャーメンだろうが大盛りだろうが食べれば良いのです！
さて、デフォ着丼。
スープは、かなり濃い色に見えますが、決してしょっぱくはありません！
ちょうど良い按配ですよ。
店舗前は『支那そば』で、メニューは「ラーメン」ですが、見た感じでは醤油ラーメン、或いは「正油ラーメン」の方が、何か似合う感じがしますね！
長岡生姜醤油に似た感じにも見えますが、生姜風味は微妙に感じるくらいで、強調している事は全くありません。
自ずと、燕三条脂の背脂を抜いた様なスープでも無い気がします。
因みに長岡、燕三条は、そこまで食べた訳ではありません。開業前に、４，５件程回った程度なので力説はできませんが、何となくそんな感じと言うかそうではないのかな？と言ったレベルのですの悪しからず！
そんな事は別にしても、まさに、これぞ正統派の醤油ラーメンって感じだと思うんですよね！
豚骨清湯と思われるスープに、魚介系は煮干しと何か別の魚の風味も感じられましたが分析まではできませんでした。もしかしたら、鶏ガラなども入っているのかもしれませんが、ラードの風味が良くて、私には鶏風味は感じられませんでした。
玉ネギ等の野菜から甘味を出し、角の取れた、非常に呑みやすいスープでした。
チャーシューも気合が入っていましたので、チャーシューメンにすれば良かったとはあえて言いません！結果論ですからね！美味しいと思えば再訪すれば良いのですから！
嫌いなタイプのチャーシューが載っていて、チャーシューメンをオーダーし時のショックは今でも忘れませんからね（苦笑）
メンマも丁寧な仕事をして作っている感じがしました。
麺もグルテンが効いていて、非常に力強い麺でスープとベストマッチですね！
これは、オンリーワンか？
ナンバーワンになれないものは、オンリーワンには尚なれない♪（スマップ爆）
そして、「おかん」はネギラーメンでしたよ！
そして、講釈し忘れましたが、圧巻は平ザル捌きのテクニック（凄；）
私と「おかん」と後は、別のお客さんの分（３玉）を麺茹で機に入れると、麺を十分に泳がせている？気持ちよく麺が泳いでいると言う比喩の方が分かり易いかな？（笑）
最初に掬った麺を一つの丼に入れて、間髪入れずに掬った二回目の麺を違う丼、
三度目は更に別の丼に入れます。
掬い残しが無い！？（凄；）そして、麺をあっちにやったり、こっちにやったりしません（仰天；）
まあ、余談になりますが、私は平ザルとテボで相当に悩みましたが、
テボの方を選びました。
自ずと修業を全くしないでの開業でしたので、平ザルを使えないと言うのもありましたが、平ザルが良いと思えば、平ザルでの麺上げの練習は当然したと思います。
平ザルとテボ、一長一短あるのは誰も判る事ですが、２０年以上も前に、
ラオタと言う事では無く、開業の為の食べ歩きをした時に、平ザルを止めようと思った理由は、全て掬いあげてから、それこそ斑が出る為に、麺をあっちにやったりこっちにやったりするところを、何度も見てしまったからです。
これはお客さんに見られたら、違和感を与えるだろうし、マイナスだと判断して、テボにしました。
まあ、最初に麺茹で機に付いて来たテボを見て、余りにも小さく泣きそうになりましたけどね（爆）
それで大型のテボを金物屋に特別に作って貰った経緯がありますが、そんな話はどっちでも良い事でしたね（爆）
いやぁ～、マジでデフォ６００円のラーメンではありませんでしたよ！
この日も大変良い勉強をさせて貰いました。
遠征の食べ歩きは、ほぼ一緒にしない「おかん」ですが、やはり、たまには一緒に歩くのも大事ですね！この度は、私よりも「おかん」の方が良い勉強をして来たと思います。
やはり、遠征と言うか食べ歩きは本当に大事と言う事を、改めて痛感した日でもありました。
『バンブーボート』さん、非常に良い勉強をさせて頂きました。
心より感謝したいと思う次第です。越後も色々なラーメンがあり過ぎ、次はどんなラーメンに出合えるんだろう？どんな良い情報を入手する事ができるんだろうと思うと、本当にワクワクします。
このシーズンオフ、越後は「飛魚すけ」さんと、ここ「バンブーボート」さんに終わりましたが、ネクストイヤーのジューン以降は、是非とも再訪したいプリフェクチャーになりましたね！
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