定休日のお昼

この日はお江戸庵さんにお邪魔しました。


気温は30度。

再度、ざる大をオーダーするつもりでの訪店ではありましたが、
店内のエアコンが良く効いており、温かい物を食べたくなる温度設定(感心)

少し迷いましたが、「中華そば」をオーダーします。

着丼です!

超長い麺です!40cmは楽にあると思います。

自動カッターのある製麺機だと、40cmの麺を出すには、カッターの回転数を遅くしなければいけません。

自ずと一玉350g程の麺になってしまいます。太麺で40cmだと400g近い重さになるのでは?(笑)

私のところも開店当初は200g弱の麺量でしたので、短めの麺の設定。それでも平均よりは長い麺。もう少し長い麺を提供したくて、どんどん麺量が増えて行きました(爆)

今現在で240gあるかないかのレベル。本当はもう少し長い麺で300g設定にしたいくらいです(核爆)

そんな事ですが、お江戸庵さんの麺量は田舎盛りの部類ではあるでしょうが、約200g程度と分析します。

それでいて、これだけの長い麺と言う事は、一玉ずつ量っているのでしょう。

カッターは恐らくは素手だと思います。

マジで羨ましいです。

私のところは、火&金用の大盛麺は量っていますが、その他の曜日のデフォ麺は量ってはいません。これを量るとなると、相当の手間が掛かるので、これ以上、長い麺にはできない訳なのです。

何れにしても最高の中華麺だと思います。
ボーメも昔と変わらず、中華麺の風味抜群です。

ここ最近は、ボーメを低くする傾向が強く、中華麺の風味が多少薄いお店も多くなっていますが、こちらは昔のままで、私は最高に好きな麺でもあります。

余りにもボーメが高いと、お腹を壊す事もありますが、ボーメが低すぎると物足りない気もします。まあ、今、お腹を壊す程ボーメの高いお店は皆無と思われますけどね(爆)

KKです!

本当に昭和の懐かしい味がします。

予め、丼に入れられている胡椒。

初胡椒が小学2,3年生時、親が入れた物を食べて、良い意味で、優しい言葉で言えば違和感、悪い意味で言えば撃沈トラウマレベルでした(爆)

そして、自ら進んで胡椒を入れたのがシニアハイスクールの一年時の学食です。

2,3年の上級生が、胡椒を振り掛けて中華そばを食べているのを見てからです。

まあ、自ずと恐る恐る一振り、二振り。

大人の階段上ると言ったところでしょうかね?

刺し身や寿司にワサビは、これよりも後だったです(苦笑)

それこそ、私の場合、大学時代は短大よりも短かったですが、その後は、
胡椒の掛け方は半端なかったです(核掛自爆)

何と言ったら良いですかね?

今の時代は、中華そばが着丼したら、どのくらいの人が画像を撮るでしょうかね?

良くは判りませんが、かなり多くの人達が画像を撮ると思います。

もう、中華そばのみならず、食べる前の当たり前の儀式みたいな感は否めないと思います。

胡椒を振り掛けるのもある意味、昔は儀式みたいなものだった気がします。

まあ、大昔は下処理の事情のせいが一番と考えられるのですが、血生臭さを緩和させる為の香辛料で、胡椒は不可欠であったと思います。

その流れで、屋台、ラーメン店、食堂でも胡椒が置かれ続けて来たのでしょう。

まあ、そんな事ですが、こちらのお店は予め胡椒が入っています。どの時点で投入するかは分かりませんが、麺を投入する前には入れているでしょう。

これが、お江戸庵4代目木村店主の完成系の中華そばなのです。

渾身の一杯!本当に素晴らしいと思います。

私が初訪した昭和60年の夏には、4代目店主のグランドファーザー(二代目)が切り盛りしていました。初代の創業が大正2年、西洋料理のお店で
した。もしかしたら、城下町管内で初めてマヨネーズを使用したお店かもしれませんよ!

その関係なのか?或いは、蕎麦屋(食堂)に切り替えてからの使用なのかどうか?

何れにしても、本当に懐かしい味でした。
チャーシューも昔ながらのモモ肉、メンマにしても抜かりは全くありませんよ!

いやぁ~、極々たまにしか行かないのに、「いつもどうも!」」と内儀殿に
挨拶していただき、本当に嬉しくなりましたよ!

そして、マジで全然知らなかったのですが、11時30分まで500円だったのです(驚;)

何か凄く申し訳なく、気の毒な気持になりました。