伊藤様の作品

シーズンオフ、最初の目標は総本山「伊藤様の作品」を食べに行く事でありました。

死にたいくらいに憧れた、伊藤様の作品(意味不明爆)

まあ、伊藤様の作品を食べる事ができたら死んでも良いかな!?と言う比喩表現でありますので悪しからず(爆)

これまでは、残念ながら他力本願シャッター長と言うか訪店でした。

最初はシュガー學氏、imanoya相談役、ワンサウイーク応援団長にも乗せて貰いの訪店でした(感謝)

この日は、正真正銘ガチの独りでの訪店でした。

10時10分着、しかし、ま、ま、まさかのセカンド。っうか、10時10分到着も店舗前に待機車を確認して、気が動転して、そのままスルーしてしまいました。

このまま引き返すか?それとも、田沢湖まで走らせ、ウグイに餌をやって帰るか?(核爆)5分程走りながら考えました。

伊藤様の顔を見て、挨拶だけして帰ろうかな?と意識朦朧でのUターン(爆)

伊藤様の駐車場に進入して行きました。シャッター長は所沢ナンバーの男性一人の模様。

私が隣に並べて駐車しても下りる訳でも無い。

既に時刻は10時30分を過ぎようとしていました。

車内から店内を見ると、券売機に掛けられているボードが取られており、購入OK、っうか入店OKのサイン。

うみゅ~、このまま未食で帰るのはまさに痛恨の極み。

即座に入店をして、「おはよう御座います!」と厨房に向かって声を掛けます。

伊藤様が気付いて、凄く驚いた様子&嬉しがった様子で何やら返して決ましたが、解かりませんでした(核爆)

伊藤氏「◎☆=¥!>♂×&☆♯♪£▲」(爆)

掛「いやぁ~、暫く振りです!やっと来れましたよ!!!!」

伊藤氏「といどごありがど、かだみぢ3時がんが?すぐつぐれる」

それを確認して、外に待機していた所沢ナンバーの助手席側の窓を軽く叩きます。

「開店しましたよ」

先に券売機で食券を買う様に勧めます。

即座に下りて来て、券売機の前に立つと、「忘れ物したので先にどうぞ!」と
言って、再度車に戻って行きました(爆)

私は食券を先に買い、伊藤様に渡します。

「二番目で作って下さい!」

慌てて下りて来た所沢氏は、財布を車内に忘れたのかと思いきや、
携帯電話を忘れたみたいでした(核爆)

券売機の画像を撮りたかったみたいですね(笑)

そんな事で、所沢氏にファースト着丼。

私は全くもって常連ではありませんが、お店のシステムを知っていますので、
先に食べると言う行為はできませんでした。

少なくとも、私の伊藤様への愛は田沢湖よりも深し!(爆)

所沢氏に不快な思いをさせない様に配慮しました。勿論お店の為にでもあります。

お互い気持ちよく食べたいものですから!
恐らくは、所沢氏も喜んでいたと思いますよ。

ちょっとしたことで気分が優れないと、いくら美味しいものでも美味しくは感じなくなるものですから!(←ここ重要)

伊藤氏「イワノヤさんはシーズン何回ぐれ行ぐ?」(イワノヤでは無い核爆)
掛「ほとんど毎日で、一日二回来る事もありますよ!」
伊藤氏「ちゅどぐだな?おふぐ6時間以上かがるな?」(爆)
掛「でも、こちらのお客さんなんか埼玉の方ですよ!」

伊藤氏が所沢氏に「なにすに来た?観光?」
所沢氏「東京のお店は全て食べたので、総本山で一度は食べたいと思いまして、
渓流釣りをしながら来ました」

伊藤氏「★◎△$♪×¥●&%#〇?!」
所沢氏「??????????????」

微かに「ぶげやすぎ…」だろうと思い、所沢氏に「武家屋敷には行ったか?と言ったんだと思いますよ!」と辛うじての通訳(核爆)

所沢氏はマジで言葉が分からずに狼狽していました(爆)

しかし、あの早口でのあの訛りで、アフリカ大陸のほとんどの国を周り旅行して来たのが信じられません(爆)

もしかしたら、秋田弁とアラビア語のコラボなのか!?(核爆)

まずは麺からです!

スープの浸っていないところから一啜り。

いやぁ~、この食感が堪りません!

そして、浸っているところから再び一啜り。

死にたいくらいとかのレベルでは無く、もう、死んでも良いと言う次元で美味しいです(爆)

スープを吞もうとは全く思いません!

ただ、麺を啜るだけなのですが、これがヤバイ(爆)

喉が詰まります。

水を汲んでいなかったので、慌てて汲みに行き、一気!(笑)

再度、麺を啜るのですが、またもや喉が詰まります(爆)

再度汲みに行き一気(爆)2分程で完食です。

いやぁ~、激ウマのナポリタンを箸で急いで食べた時と同じ喉の詰まり具合(爆)

或いは、丸チャソの焼きそばを食べた時にも必ず起こります(爆)

本当に食べれば食べる程美味しく感じで嵌ってしまっています。

所沢氏は10時45分には退店されて、伊藤様と11時頃まで世間話&ラーメン談義。

以前は、「何で出汁取っている?」との打診に、飛魚や節系の説明をした覚えがありますが、この日は「どやってスープ取ってる?」との打診でしたので、
動物系の寸胴のスープの説明をしました。

伊藤氏「どやってスープ取ってる?」
掛「材料は鶏と豚だけで、鶏ガラも豚骨も使わずに、豚はチャーシュー肉の煮豚ですよ!」

伊藤氏「ブダどごそのまま入れんなが?にだ臭いウェ~ってなんねが?スープの寸胴さ入れねほがいい!と俺は思う!でも、それだけおぎゃぐさんくんなだがら、余り来過ぎでも困るだろがら変えねほがいが?」と一人で立て板に水の伊藤氏(核爆)

確かに伊藤氏の言う事は解ります。

煮豚した時、臭いと匂いは紙一重。

それを臭いの方と感じると、全く使えなくのも当然解りますよ!

煮豚を別仕込みする場合は、ほとんど煮汁を捨てると思います。

ただ、私が開店前にスープを試行錯誤していた時に、豚足、拳骨も使用しました。

鶏ガラのみのスープ、拳骨だけのスープなどを取り、その素材の持ち味を確かめる為に個々にスープを取りました。

鶏ガラなどは、あくまでも清湯ですが、2,3時間で出ました。

まあ、出ると言っても薄いスープでした。良い表現するならばあっさり上品なスープかな?悪く言うと、全くコクが無いスープです。

拳骨は話しになりませんでした。2,3時間程度だと、ただのお湯状態(苦笑)

風味が出てくるのが5時間。最低でも8時間~10時間近く掛かりました。

豚足も5時間は掛かりました。ブンハンにしたり、寸胴の一番底に入れたりと
工夫したりもしました。

豚骨(拳骨)清湯は、親父に猛反対されて断念orz

ポークエキスは、豚ガラ等を全く使用しない代わりに、チャーシュー肉でスープを取ろうと考えての煮豚です。事ほど左様で、鶏ガラからの風味も今一弱いと感じ、丸鶏に切り替えました。本当に何度も試行錯誤しました。何十回もしました。

掛「私も何十回も試行錯誤して、今のスープになりました。マスターも相当に試行錯誤したでしょ?」
伊藤氏「ん、何千回もした!」(爆)

何百回の間違いじゃないですかね?やや盛進一か?(核爆)

まあ、そんな話はともかくも、ご家庭で煮豚を作った時は、煮汁は勿体ないから捨てないで下さいね(笑)

にんにく、生姜、長ネギ等の野菜を入れて、煮込みます。

煮あがったらば、醤油に浸ければ煮豚は完成。

汁は、一晩冷蔵庫で冷やした方が良いと思います。

上に豚肉から出たラードが固まります。

これを予め取っておきます。

ラード嫌い、或いは健康に特に特に注意されている方は捨てて下さい!(爆)

これが旨みになりますから、醤油ダレに少々入れて、スープを加熱して注ぐとチャーハン用の最高のスープになります。

ラードは、その他チャーハンを作る時に使います。

サラダ油等の油で作るチャーハンよりは、一段階、プロの作るチャーハンに近づく事が出来ますよ!

ご飯の炊き方やお米選びは既出ですので割愛しますが、
私が大昔に失敗したチャーハンは、冷や飯をそのままで調理した時(核掛自爆)

あとは、新米獲れ立て炊き立てでチャーハン調理をした時も上手くできませんでしたorz

粘りの少ない品種の古米がベターです。

冷や飯は、必ず「チン!」してからですよ!

そして、具には煮豚の端っこのややしょっぱめの部分が最適なのです!

煮豚料理も楽しめて、チャーハンの最強の具も取れますし、
スープのおまけ付きです。

極旨のチャーハンを作れば、スープがやや弱い方がバランス的には合うのかもしれません!

ただ、スープもより美味しいのを作りたいのならば、豚肉の煮汁に手羽先を入れてみて下さい!

手羽先そのままだと良いスープが取れますが、比較的高いので、手羽中を取った状態で、翼の先端だけが数十円程度で入手できます。ウイングチップとかだった気がします。
500gで100円程度です。お近くのスーパーで探してみて下さい!ある時はある、無い時は無い!(爆)

煮豚料理、今の時期ならば、冷菜など美味しそうですね!
豚肉は赤身部分が良いと思います。

キュウリ、レタス、他の肉は、鶏のモモ肉or胸肉で蒸し鶏を作り、
野菜に合わせます。

クラゲがあれば最高級の冷菜になります。タレは面倒でしょうから、冷やし中華のタレに練りカラシとブラックペッパー少々を混ぜて掛ければ、まず外れはありません。

外れた時は、購入した冷やし中華のタレが貴方の口に合わなかったと言う事です(爆)

あとは、自分の好きな麺つゆでも作れます。

適当に水を薄めて、お好みで酢と砂糖と胡麻油を入れる、まず外れはありませんよ!

外れた時は、薄める水の量、酢と砂糖と胡麻油の使い方が下手だったと言う事です(核爆)

そんな事ですが、所沢氏は、既に神田店も食べたそうです。

私はこれまで王子と銀座しかありません。

浅草&赤羽は未食です。

お江戸に行くと、宿泊は近年いつも神田です。

神田店に行く最高のチャンスだったのですが、昨年はお江戸行きを断念、
そして、神田店もノベルコロナの影響で延期されていたので元々NGだった訳ですけどね(苦笑)

昨年の今頃、来年は必ずお江戸行きするぞと期待を膨らませていました。

しかし、今は行けません。仮にいくら大事な仕事でもこの状況の中ですから行かないのが賢明。

オリンピック前の期間が残されたチャンスの気もしますが、恐らくは
行けないと思います。

覚悟が出来ていないと言うか、頭の中が本気で行こうと思っていないからです。

東京駅下車、タクシーで神田、食べて東京駅にタクシーで戻り、
復路の電車内大宴会準備をデパ地下でしたくらいでノベルコロナに感染するとは思えませんが、感心はできませんよね。

多少の無理をするならば、再度、総本山に自力で行く方が間違いありません。

総本山『伊藤様の作品』は、私の口には、絶対に間違いの無い味であるのですから!

神田店は、もしかしたら、総本山よりも私の口に合うかもしれませんが、
間違いの無い方を選ぶのが今は大事。

来年はお江戸行き出来て、神田店を食べてみたいものですね(鬼笑orz)

さて、今度はいつ行けるだろうか?

必ず行きますよ!