徒然人さんを山菜採りに連れて行くと約束してから、一体何年経ったものか?(苦笑)
因みに、私がザイル洗いをしたのが東日本大震災が起こった年でした。
4月30日までの営業を急遽5月31日までの期間延長をして、ついにゼンマイ採りにピリオドを打ったのでありました。
この時もある意味での苦渋の決断でした。
5月31日まで営業をする事は、ゼンマイ採りに行けなくなります。
一年中で何よりの楽しみであったゼンマイ採りです。
男の夢とロマン「ゼンマイ採り」(爆)
毎年、命懸けでゼンマイ採りに行っていたのは、ゼンマイ採りに集中していると全てが忘れられるのです。嫌な事も仕事の事も楽しい事も全て…(核爆)
それでも、あの年は自粛ムードで花見どころか、ゴールデンウイークさえも、その後の5月も旅館業は最悪の状態になる事必至との懸念で期間延長の決断をしたのでした。
結局は、4月は当然ですが5月も旅館の予約は皆無に等しく
中華そば処の期間延長は当たった容になりました。
まあ、そんな事以前に趣味を優先させる事などできなかったと言えばそれまでですが、本当に残念な気持ちになりましたよ。
そんな事ですが、その翌年と翌々年に一度だけ、当然ゼンマイではありませんが、他の山菜を定休日の木曜日に採りに行った記憶があります。
何れにしても、7,8年のブランクがありました。正直、ブランクと言うよりも完全にリュック洗いをしたとの認識でいたのです。
ただ、徒然人さんが、私がラッパを吹いたと思われるのが嫌だったので、いつの日か必ず、場所(山)までは案内しようとは考えていました(爆)
勿論命懸けの危険なゼンマイ場に案内する事などできませんから、家から近くの比較的安全で大量に山菜が採れる山です。
徒然人さんはこれまで、私が山に行きたいけど行けない事情を知って、ここ近年、毎年春になると山菜を採って持って来てくれるのでした(感謝)
本当に有難い事です。
秋になればキノコも多種類採って、持って来てくれます。
いやぁ~、本当に感激ですよ!
ただ、キノコは一級品ですが山菜は二級品が多かったです(核爆)
気持が有難いので1級、2級などの問題では無い事は重々承知しておりますよ!
そう言えば、いつだったか?どこかで似た様な事を言われたかな?
『ラーメンは一流だが親父ギャグは二流ですね!』(謎超核掛自爆)
そんな事はともかくも、ここで徒然人さんからの声が届いて来そうです。
「社長、山菜は一級品で、キノコは超一級品の間違いではないだすか?」(爆)
冗談はさておき、いざ出発です。車で20分掛けて鶴岡市内の山に到着です。
林道入口付近は、葉ワサビの白い花が既に終わりを告げておりました。
林道終点まで慎重に運転し到着後、身支度をします。
ゼンマイ採りであれば、ミヤマヤシオツツジ(ムラサキヤシオ)の花が咲いていれば付近の山は最盛期。例えば、その後のワラビ折りをするのには、タニウツギ(ガザン、イワシ花)の花が咲くと、付近の山では最盛期との目安に私はしています。
事ほど左様に、その前の時期、コゴメ採りの目安になるのは、麓の集落付近のソメイヨシノです。
ソメイヨシノが満開になれば、その付近の山の「コゴメ」が最盛期との認識でありました。
林道に入る手前の集落付近のソメイヨシノは満開。一週後ろ倒しして正解だろうと確信して林道を進んで行きましたよ。
そして、山への第一歩。本当に懐かしく、沢水が流れる音は良いものです。
そして、ウグイスの下手な囀りも良いですね!ケキョケキョと聞こえます。
若いウグイスが囀りの練習をしているのでしょうか?
恐らくは、徒然人さんに威嚇しているのだと分析します(爆)
以前はゼンマイ採りの時期になれば、ホーホケキョと普通の鳴き声を聞く事ができるものでしたけど。
新緑の若葉、最高です。秋の紅葉が好きな人も多いでしょうが、私は断然春の青葉が好きです。
自ずと夕日よりも朝日の方が断然好きな小生。
さて足元を見れば、カタクリ、キクザキイチリンソウ、ニリンソウ等の花がギリギリ残っていましたが見ごろは終わり。ニリンソウとクリソツの葉、トリカブトも頭一つ伸びて見分けが付くレベル。既に早春の気配は過ぎ、これからが春本番の様子。
先人が作った山菜採りの道からケモノ道へと進み、15分程歩いたでしょうか?
やはり、山は毎年変わります。
倒木が行く手を妨げる事もしばしば。行きは良いが背負っての返りが辛いのですよ(苦笑)
誰もいない山中と言えども、社会的距離を10メートルは置きます(笑)
ついでにこのまま、徒然人さんとは距離を置いた方が良いものなのか?(核爆)
今度は沢に下ります。タチアオイ(エンレイソウ)があちらこちら見られて、
早いものは奇麗な花を咲かせておりました。
この日は徒然人さんには、クサソテツとキヨタキシダ、イッポンワラビの3種を採らせたいとの段取りで案内した次第なのです。
庄内では「青コゴメ」呼称が一般的の「クサソテツ」
株になっている事から、株コゴメ、或いは、一夜コゴメとも言います。
一夜にしてバンザイ(展開)すると云われている事から、その呼称が付いたのだろうと予測されますが、芽が出てから一夜でバンザイする事は絶対に無理です。
仮に奥山に出るクサソテツが、初夏の日中30度、夜中も25前後の気温であっても一夜にして展開する事は考えられません。まあ、それほど成長の速い山菜であるという事なのでしょうから異論は全くありませんけどね。
あとは庄内呼称アブラコゴメで知られる「キヨタキシダ」ですが、赤コゴメ呼称している人も少なくは無い様ですね!
乾す人も少なく無く、超高級山菜のゼンマイ程ではありませんが、1k、1万円の相場が付く程の代物で知られていますよ!
キヨタキは清滝から来ていると分析できます。恐らくは、清滝で最初に確認された事から、この名称が付いたのでありましょう。
東京都高尾の清滝なのか?或いは、京都にも有名な『清滝』がありますから、
何れかでしょうか?(謎憶測)
学名までは全く不勉強で分かりませんが、和名ではこの様なパターンがある様に思えます。
山野草ではありますがトガクシ草。トガクシショウマ呼称もしていますが、かなり珍しい山野草であると云われている様です。
それこそ、長野戸隠山で最初に確認された事から、この名称があるそうですよ!(蛇足笑)
そして、案外知られていないのが、正式名『イッポンワラビ』と言う山菜です。
地元呼称とは?
一本コゴメ青?或いはアブラコゴメ青なのかな!?
個人的には扱いも呼称も全く同じ。
私は普通に『コゴメ』呼称ですよ!
ただ個人的には、クサソテツとの区別をするならば、クサソテツを「青コゴメ」呼称し、キヨタキシダ&イッポンワラビは、「一本コゴメ」になるでしょうか。
青コゴメは、美味しいです!
アクが全く無く、すぐ(ボイル後)に食べられるのも最高です。
多少の青臭さがあるので、個人的には一本コゴメの方が好きですけどね!
少なくとも私の中での話ではありますが、この一本コゴメは春の山菜の女王です(笑)では、王様は?まあ、そんな話をしている暇はありません!(爆)
地元人の山菜採りを仕事にしている人なのですが、キヨタキシダは採りますがイッポンワラビを採らないと言う人もいるほどです(不思議:)
なぜなのか本当に分かりませんが、もしかしたら勘違いしているのかもしれません。
下が「イッポンワラビ」の群生です。
採らない(折られない)山菜は自ずと太くなります。
憶測ではありますが、極太のイッポンワラビをイヌガンソクと見間違っているのかもしれません。
シダ類の中には、食になる、ならないに関係無く「コゴメ」呼称されている例があるようです。
勝手に創作した呼称が堂々と、まかり通ってしまったのではないかと思うのです(困)
イヌガンソクを鬼コゴミ呼称している人が多くいます(苦笑)
コゴミだから食用可なのだと、重い思いをして持ち帰り、喰えない事を指摘されたとか、実際に喰ってゲロ不味だったと言う話しを聞いた事はありませんか?(核爆)まあ、私からすれば、マジ笑えぬ話ではありますよ!
やや、前置きが長くなり脱線気味も否めませんが、徒然人さんもイッポンワラビを採った事が無いそうで、やや微妙な表情を浮かべます。
こんな山中で、山菜の事で説教をしている場合ではありません!(核爆)
『絶対に旨い!帰ったら料理して喰わせるさげ!』と力説(嘘爆)すると、
やや戸惑いながら折り始める徒然人さん(爆)
本当はクサソテツ(青コゴメ)をメインに採りたかったものと思われます。
まあ、私も「コゴメ採り」と言ってしまったので、口が短かったか?(苦笑)
それでも、クサソテツはやや展開気味の株が多い事を判ると、
キヨタキシダ&イッポンワラビに向かい採っていた徒然人さん(半信半疑笑)
食用可のシダ類では、ゼンマイ&ワラビが2強(両雄)と遍く知られてはいるのでしょうが、ゼンマイなどは採って来てから最低でも2,3日は食する事ができません。
ワラビもアク出しが不可欠ですから、翌日になってしまいます。
まあ、ゼンマイは春に採って冬に食べる物との認識でしょうか?
越冬する為の保存食。正月料理の最高のご馳走の一部でもあるのかもしれないです!
勿論、ゼンマイ&ワラビを逆の扱いも有りと言うか無いとは言えません。
ゼンマイをどうしても最短で食べたいならば、ワラビと同じアク出しをすれば食べる事が出来ます。
しかし、誠に遺憾ながら、ワラビ程の旨さは無い事はご承知おき頂きたいです。
自ずと、絶対にお勧めできません!
ゼンマイは乾してなんぼであるのです。
じゃあ、逆にワラビは?
ワラビをゼンマイ同様に乾した物は、結構侮れませんよ!
これは、断言しますからね!
旬の太いワラビはヌメリも多く、アク出しして生で食した方が断然旨いでしょうが、細いワラビはヌメリも少ないので、逆に乾した方が美味しく頂けると思います。
そんな事はともかくも、遍く知られている両雄よりも私はキヨタキシダ&イッポンワラビに軍配団扇を上げたいのです。
私の中の両雄とは、正しくキヨタキシダ&イッポンワラビなのです。
左がキヨタキシダ、右がイッポンワラビです。
この両雄は、それこそ山間部の先人の長い生活の知恵の中から選抜された、
最高の土地柄的な山菜と言っても過言では無いと思います。
お隣羽後県においても馴染みが、かなり薄いと言う事が残念な面はありますが、自信を持って断言します。
味については、特一級であると言う事を!
さて、では7年振りなのか?8年振りの実食です。
そうなんです!私は山菜を買わない!これ、非常に厳しいマイルールなのです(苦笑)
理由は価格に見合わない品質が多いとの分析からです。
山菜は野菜に比べて高過晋作であります。
大昔の様に、全てが山の天然物ならば話は別です。
畑から野菜を収穫してくる様な次元のところの物を天然価格相場で購入して食べようとは思いません。
大昔は、それこそ「危険料」と言うものが含まれていますから、とても良心的な価格であったでしょう!
例えば、根曲がり筍(ジダケ)、この辺では通称「月山筍」呼称であります。
この月山筍は飛び値です。それでも私は逆に、決して高いとは思いません。
美味しい!最高に美味しいですよ!!!
それに命懸けの危険料が含まれているからなのです!
天然のゼンマイにしても同じ事が言えると思います。
因みに月山筍の天然物は、6月中旬頃が「はしり」です。
最盛期においては6月下旬~7月上旬です。
ただ、今年に限っては今後の天候にもよりますが、最低でも1週間~10日は早いと言う感じがしております。6月に入れば早出の物が採れてくると予想します。
さて、今度こそ実食です(爆)
山菜の美味しい食べ方と言えば、胡麻和え、クルミ和え、
お浸し、後はアクをより感じさせない為の天婦羅が代表的紹介ではないでしょうかね?
概ねそんなところが山菜採りのガイド本に書かれているのかなと憶測します。
ただ、それ以外にも多くの食べ方が紹介されていると思いますが、
実際に調理して記載されているのかは疑問ではあります(爆)
私はシンプルに「胡麻和え」が一推しです!
クルミ和えは、胡麻和えよりも一段階上のコクを出しそうな感じがします。
クルミ和えをするならば、クルミを拾う事をお勧めします。
購入するくらいならば、胡麻のみで上等博覧会と言う事です(笑)
クルミは大体どこにでも落ちていて拾えます。
山中、沢沿い、川沿い、砂浜でも拾えます。
秋に拾って、春の山菜料理の為の準備でもあります。
クルミは買うものでは無く拾う物との認識(爆)
後は、少々無謀と言うか難しい気もしますが、横取り作戦もあります(核爆)
カラスが拾った(銜えた)クルミを自らが割って食べようとする知恵には頭が下がります。
空高いところから、コンクリートにクルミを落とし割るのです。
それを横取りする戦法です(爆)
予想ですが、恐らくカラスの方が賢いので、人間の近くには落とさないでしょう(核掛自爆)
車に轢かせ割らせる戦法もカラスにはあります(凄;)
道路にクルミを置くのです。
スピードを出して轢けば木っ端微塵になる事もカラスは承知して、信号付近に置くのですが相当の知恵ですね(仰天;)
それを横取り!?1つ間違えば、車に轢かれて死亡の危険が大ですので、さすがにお勧めできません(爆)
冗談はさておき、クルミ和えは美味です。
胡麻とクルミをブレンドしてもコクが増して、何とも言えぬ味わいになりますよ!
落花生和えも美味しいと云われていますが、恥ずかしながら試した事はありません。
担担麺ベースには、胡麻に落花生を少量ブレンドしましたが、山菜での和え物では頂いた事がありません。まあ、間違い無く美味しいでしょうね。
さて、それでは今度こそ実食です。
私は胡麻を擂り鉢で擂る時に、適当にしか擂りません。
数えてはいませんが、ほんの数周です。5,6周?7,8周くらいでしょうか?
胡麻が半分ほど擂り潰れたくらいのところで、即座に止めます。
全ては食べた時に最高の風味で味わう為。
中途半端に擂られた胡麻は歯で噛むと、完全に擂った胡麻よりも香りのやって来方が違うのです。
これは適当にやっていますので詳細は不明であります、概ね、醤油1砂糖1に胡麻2~3の割合がちょうどくらいでしょうか?
全て1にするならば、醤油1砂糖1胡麻1クルミ1ピーナッツ1でもちょうど良いくらいの按配になるかもしれません!
そう言えば、徒然人さんが好意を寄せているバーバーショップのオーナー、
マユミ氏にもお裾分けならぬ、お福配りと言う事で届けたそうですね。
すぐに調理したそうです。
山菜は折られた後も生きているのです。
無理せず自然に折れるところで採って来ても、徐々に硬くなり、
その部分は食べられない事は無いですが、当然美味しく頂ける筈が無いのです。
山菜は採って来たら、基本即死(ボイル)させないといけません!
マユミ氏も即座に殺したあたりは流石であります。
このコゴメ類は、採って来たら殺すのが基本です。
まあ、天婦羅にするならば殺しはしないでしょうが、事ほど左様で
一両日中に揚げて食べる事をお勧めします。
濡れ新聞などで包んで置くと、意外に日持ちするかもしれませんが、
できるだけ早い段階で食べるのが一番です。
さて、マユミ氏は「お浸し」にして食べたと言います。
この「お浸し」なのですが、ただ茹でて醤油を掛けて食べる事をお浸しと言って良いものなのか!?(違)
例えば、ほうれん草を茹でて水気を絞り、皿に盛り鰹削り節を上に載せ、醤油を掛けて戴く!
これを『ほうれん草のお浸し』と言って良いものか!?と言う事なのです。
全然浸してはいないからですよ!(爆)
出汁に浸すからこそ、お浸しと呼べるものなのではないでしょうか!
鰹削り節で出汁を取り、塩や薄口醤油などで塩梅を調整します。
これに浸して食べるのがお浸しだと私は思います。
因みに、私の場合、昆布は過信しないと言うか使用しません。
昆布と鰹削り節の合性に付いては、いくら板の後の小生でも分かってはいますよ(爆)
しかし、基本の出汁は鰹削り節のみです。出汁の取り方も料理に対して違う取り方をしますが、上品な出汁を取った時には二番出汁も有りですが、荒々しい出汁を必要として取った時には二番出汁は取らずに捨てます。
そんな事はともかくも、マユミ氏、渦巻部分はどうしたんだよぉ~???(オーマイガー爆)
ここを捨てたら、板前どころか板の後以下ですよ(核爆)
恐らくは、高級食材の天婦羅の付け合わせにしたのでありましょうと言う事にしておきます(笑)
そして、徒然人さんからも画像が送られて来ました。
マユミ氏同様に、赤と青を分け、丁寧な仕事が伺えますね!(流石)
徒然人さんは、自らを貧乏人と言います!(爆)
しかし、この画像から嘘が即座にばれますよな?(爆)
ポイントは二カ所あります。
本当の貧乏人なら、こだわり酒場レモンサワーなど買って呑めませんよ(爆)
私の様に甲類焼酎を購入して、ウーロンハイでも呑むでしょ?
私なんかはペットボトルのウーロン茶も高く付くので、煮出しで作るウーロン茶ですよ!
濃さは自由自在ですし、市販のペットボトルの物よりも段違いで旨いし、
とにかく安くも上がります。
っうか、もし貧乏人ならば、水割りで上等博覧会だす!(笑)
焼酎呑んでいられるだけで幸せ、貧乏人などではない筈だすぞ!(爆)
晩酌にこれだけ高価な物を呑んでいるにも関わらず、自らを貧乏人扱いにしているとは、今後、詐欺師の兆候も懸念しないといけませんかな?(超核爆)
あとは、マヨネーズが市販物を購入しているところです。
貧乏人ならば、マヨネーズは自家製しますよ!(爆)
卵、油、酢、塩があれば誰にでも簡単に作れる調味料です。
卵を使う為、日持ちを懸念する人もいますが、自家製でも完成後2,3カ月は腐敗したりしません。
塩と酢には強い殺菌と防腐効果があり、油は酸化しますが基本腐りませんからね!
それこそマヨネーズを自家製できるアイテムを以前、渡しているにも関わらずそれも使用せずに高い市販のマヨネーズを使用している辺りは、まだまだ余裕があると言う証でもあります(爆)
もしかしたら、そのアイテムをリサイクルショップに売ってしまったかもしれませんな?(核爆)
普通ならば、マヨネーズを自家製し、コゴメの一部をフリッターにするとか手間暇を少々掛けてもと思うのです。
本人からの声の憶測「貧乏暇なしだす!」(爆)
さて、今度はマジで実食レポをしなければなりますまい!(爆)
いやぁ~、美味しかったです!以上になります(核爆)
赤も青も同じ扱い!分ける必要、一ナノメートルも無し!
そして、胡麻和えは「汚し」とも言うので体裁など一ナノメートルも必要無し(爆)
とにかく、和え立てを瞬殺させるのが一番美味しい食べ方です。
事ほど左様で、大宴会料理での提供はあまり感心しません。
水気が出て来ると、料理価値が大きく下がりますからね!
極太の物や青コゴメの様に比較的、味が回り難い物には、「味噌よごし」も良いかもしれません!
徒然人さんは、マヨネーズに醤油で食べたと思われますが、味噌とマヨネーズの合性も醤油には勝るとも劣らない良い味が出るものですよ!
山菜でならば、『ウド』等は味噌マヨネーズが相当にお勧めです。
因みに、モロキュウでモロ味噌が無い場合でも、味噌マヨネーズ付けは思いの他美味しいものですよ!(セカンドドーター爆)
採って来た日に即死させてから、最後に食べる分を必殺保存方法で8日後に食べます。
もしかしたら、人生最後のキヨタキシダ&イッポンワラビを食べる事になるかもしれません。
来年も採りに行けるチャンス!?があってはなりませんよね?(マジ)
来年も採りに行けると言う事は、4月は営業をしていない事になりますからねorz
最後と思い、一番沢山食べられる料理をしました。
料理と呼べる次元の物では無いのですが、ドレッシング和えです。
ドレッシングは当然外内島自家製です。
しかも、それこそ徒然人さんから、昨年頂戴した「味道楽の里」が、まだ少し残っておりましたのでドレッシングを作りました(爆)
酢、胡麻油、ねりからし、胡麻少々、砂糖微量を混ぜてから合わせました。
簡単ですが、相当に美味しいドレッシングが出来ますよ!
概ねですが味道楽1、酢1、ごま油0.5の感覚で良い気がします。
それに、ねりからしと胡麻少々です。甘めが好みならば微量の砂糖で隠し味。
この応用で冷やし中華のタレも簡単にできますが説明している暇がありません(爆)
赤と青を分けるどころか、カットもしませんよ!
これが正真正銘の「イッポンワラビ(コゴメ)」です(笑)
それこそ、ワラビの一本浸けなる「浸け物」なる物が存在します。
切らずに、元宮崎県知事で浸けるのです(東国原爆)
普通の「漬物」と言うよりも、味を付けた濃い目の出汁に浸して置くみたいな感じなのです。
これを知ったのは平成に入っての、旅館業に従事してからです。
他地域からの老人会のお客様が多かった事もあり、6月には多くのお客様が持参するものでした。
新庄最上、或いは内陸のお客様でした。
一本浸けした物を、食べ易い様に切って食べているお客様もいましたが、ほとんどは元宮崎県知事で豪快に食べておりましたよ!(爆)
そちらの方が旨いのだと力説するお客様も何人かおりましたよ。
そんな事はともかくも、8日間で3k食べました(爆)
いやぁ~、結局は手前味噌ではありますが最高に美味しかったですよ!
これからが春山(山菜)の最盛期を迎えます。
くれぐれもルールを守っての入山で採って下さい。
一番気を付けなければいけないのが、山火事です(絶対NG)
愛煙家には申し訳ないですが山中での喫煙は自重すべきです。
あとはタバコの吸い殻も然りですが、ゴミのポイ捨ても絶対にNGですよ(怒)
空きペットボトルが投げ捨てられているのを見る事もありました。
私が入山する様になった昔には、空き缶のポイ捨てもしばしば見られましたよ(言語道断)
あとは、根こそぎ採ってはNG。
基本、細い山菜には絶対に手を出さないと言う事です。
細い山菜を採ると、翌年は爪楊枝レベルになります。
爪楊枝レベルになると、1,2年休ませても太くはならないものなのです。
太い物ばかり採りましょう。
太い物ばかりの群生でも、3割程度は残して下さい。
10本あったら、3本は残す!容易な事です(笑)
山菜採りのプロは、育てながら採っているのです。
ウド等を採る時には、多少土を掘りますが、採った後は掘った土は必ず元に戻す様にしましょう!
その様なプロに教えられた事を、きっちりと私は守って来ました。
後は、今の時勢ですから大人数は当然NGですが、独りでもNGです。
万が一の場合があるといけませんから、行くとしたら二人組がベターかなと思います。ベストは行かないで自粛とは言わないで下さいよ!(爆)
この日は、嵐の一日でした。強風で非常に寒い日でした。
山中では、霰にも打ち付けられました。
それでも何事にも変え難い最高のひと時でした。
二度の強く打ち付けられる霰の攻撃を受けた徒然人さんですが、
引き返そうなど一ナノメートルも無いご様子でした(爆)
お互いと言うか、世の多くの人がfrustrationを解消したいけどできない状態ではないかと思うのです。
そんな中、この日は我々二人にとっては正に水を得た魚の様でありました!
ただ、もう行きません。奥山はこれからが山菜採りの最盛期を迎える訳ですが、
一度引退をした者が険しい山で山菜採りなど、まさに年寄りの冷や水。
崖から滑落などしたら、消防や警察等、多くの方達にも迷惑を掛け、家族にも心配をさせてしまうのですから絶対にNGです。
そして、来年もこの程度の山であれば行けますが、二度と行けない事を切に願うばかりです。
行けると言う事は、来年春になっても営業を自粛していると言う事になりますからねorz
最後になりますが、それにしても途轍もなく長いトンネルになるのではないかと懸念の『ノベルコロナウイルス』の感染拡大。
どんなに長いトンネルでも出口はある訳です。
その出口には楽しみがあり、その先には喜びがあり、きっと幸せを感じる事ができると信じているからこそ辛抱できる訳です。ただ、それさえも不安になって来た今日この頃です。
今はシーズンの7割~8割減ではありますが、通販の宅麺、或いはお持ち帰りの「つけ麺」で多少なるとも仕事があり動いている状況です(本当に感謝)
9月までこのような状況で、10月1日の19期に突入できれば、まだ大丈夫なのですが、無事出発できないと体力にも限界がありますから相当に厳しい状態になりますorz
何としても10月1日に、19期目を迎えたい。
何か知恵を絞り出して耐えるしかありません。
トンネルの出口の先には、色々な事が思い浮かびます。
いつものシーズンオフからの常態であれば、お江戸行きしてのラーメン食べ歩き&ラーメン店主等とのオフ会、或いは、ヒトカラ等(笑)
お江戸以外にも、大好きなラーメンの食べ歩き、例えば伊藤様のそばを食べに
角館行きなどが考えられます。
しかし、正直なところ、トンネルを出て一番したい事はラーメン作りです(マジ)
お客様の顔を見ながら、ラーメン作りがしたいです。まあ、オープンキッチンではありませんので普段の営業と言う意味ですよ。
今は、スープも炊いて製麺もしていますが、張り合いを強く感じないのです。
勿論、今の仕事は申し上げた様に感謝しかありません。「やっつけ仕事」である筈が無いのは言うまでもありません!
とにかく、全ての面において地道に努力して耐えるしかありません!!!
コメントを投稿するにはログインしてください。