盆で墓参り

今日はおかんと二人で墓参り。
檀家のお寺は鶴岡市日吉町の「般若寺」
この付近で私は生まれ育ったのです。一年一度か二度の墓参りですが、来るたびに幼年時代を思い出します。本当に懐かしいですね。
でもこんなに道が狭かったかな?(笑)
今思えば、ここのお寺の前の通りを「六軒小路」と亡くなった婆ちゃんも近所の人たちも呼んでいましたね。
家中の屋敷が最初6軒あったことに由来するそうですね。
それ以前には「山王小路」と呼ばれていたと古文書に記録されています。これは近くの  「日枝神社(下山王社)」に由来します。我々も小さいことは、「御山王さん」とか「おさんのはん」と呼んでいました。
六軒小路は、その後、町名にもなりました。それから般若寺前と六軒小路は合併して明治13年に「日和町」になりました。
山王もかなり後になってから復活した「山王町」です。この町は、私と同じ年のようです。  ですから、町が誕生してからまだ40年ちょっとということになりますね。
この時、般若寺のある日和町は「日吉町」なりました。同時に近くの、最上町と高畑町も  合併して「上畑町」になりました。
最上町は最上義光が亡くなり、浪人を召抱えておいたことに由来し、高畑町は酒井忠勝は初めて入って来た時に、高畑御殿という仮の御殿を建てたことに由来するそうですね。
私が住んでいたのは山王町ですが、道路の向かいは泉町という町です。ここも以前は          「代官町」と呼ばれていたそうですね。
今思えばなかなか歴史深いところに住んでいたんですね。もう少し勉強してみる価値はありそうです。