年越しラーメン

新年明けましておめでとう御座います。

さて、恒例の年越しラーメンは数年連続で「千石や」さんにお邪魔していましたが、いつも以上にバタバタした大晦日で断念orz

羽後塾長にいただいた本荘饂飩を、さっと啜ってからお歳暮等の届け物をしに城下町管内に車を走らせました。画像はありませんが、半端では無い旨さの饂飩でした(大汗;)

一応私は、以前からかなりの饂飩好きでもあったのです。

全国津々浦々から色々な饂飩を取り寄せて食べましたが、乾麺タイプでは
指折りのレベルであります。

因みに、地元大浦の菅原製麺『大山稲庭』もかなりの高い評価をしています。
おっと大山、脱線するところでした(爆)

そんな事で饂飩の能書きはその内と言う事で、用事を全て済ませ管内の大晦日調査をしていました(笑)

ラーメン店に限らず、飲食店はほぼ大繁盛状態(駐車場が満車)でありました(凄;)
開業当事の14年前は、これほど大晦日に人が騒いでいなかった認識があります。

いやぁ~、どこのお店も大盛況で羨ましかったです。

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そこで、ほぼ1人勝ち状態だったのは、太麺屋さんでした。
幸楽苑さんも外まで人が溢れていましたよ(凄;)

一声激励と思い、厨房の裏口から顔を覗かせます(笑)

「社長、1人勝ちなんじゃないですか?」とお声掛けします(笑)

「えっ?マジですか!?他のお店が皆休みだからじゃないですか?」
と謙遜してみせ、いつもの言葉「有り難いです!!!」

「時間があれば監督して行って下さい」と冗談を言われ椅子を出されましたので暫し厨房内をガン見(爆)

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開店当初はこちらのお店でお手伝いさせて貰ったのですが、
提供スピードが二倍速く、段取も二倍以上素晴らしく進化していました(驚;)

いやぁ~、厨房の戦争は見ていて楽しく勉強になります(笑)

色々勉強になった点は、画像を見ると即座に分かります。

このくらいの繁盛度なら五人態勢が妥当の気もしますが、
4名で回していました(凄;)

段取八分以上にチームプレイが完璧であるように思えました。

これはトイレに行けないどころか、水を呑む暇がないかもしれません(爆)

代わりにトイレに行ってやるとか水を呑んでやってあげたくなりました(核爆)

っうか、椅子を出されて監督してくれと言うのは、手伝ってくれと言う事だったのか?(核爆)

いやぁ~、それにしても「激忙ワロタwww」と言うやつでした(爆)

機関銃の様に作っていれば、間違いは自ずとあります。

小盛りと普通の麺量を間違ったのか?或いは、硬めor軟らかめの茹で加減を間違ったのか?

その時だけガン見せず、スタッフがあまりにも美人で見惚れていて、
なぜ間違ったのか気づきませんでした(核爆)

「掛神さん、小盛りですので食べて下さい!」といきなり丼が回って来ました(汗;)

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廃棄は勿体無いし、折角なのでいただく事にしました。

この時、12時30分を少し回っていたでしょうか?
いつもの11時のスープとの変化を感じませんでした。

ブレが出ないように工夫しているのも厨房内を見ると
即座に分かりました。

私のところも開店時のスープ、そして、中間の12時30分頃のスープ、
閉店間際のスープはかなりブレが出てしまいます。

こればかりは仕方が無いと思っていますorz

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ほんの一声激励に寄っただけなのに、貴重な物を盗んだだけでなく、
美味しいラーメン一杯をご馳走になり最高の年末になりました。

良いところは即座に真似する!(爆)

ただ、モンキーイミテーションは最悪です(核爆)
いくら申年と言えどいけません(爆)

そのお店だから、ある容がベストかもしれませんが、
他のお店で同じ事をしても、プラスになるどころかマイナスに働く
場合もあるからです。

余談になりますが、開業前は港町管内を頻繁に食べ歩きし、
開業後も全く売り上げが上がらずに、繁盛店ばかりを食べ歩きしていた時が
あります。

絶対王者のフルムーンさんにお邪魔した時、ほぼ全てのお客さんが
ワンタンメンをオーダーするのに驚いた事があります。

オーダーも聞かない内から、芳子女将がワンタンを茹で釜に入れているのでは?と錯覚する程でした(爆)

絶対に越えられない相手だと白旗を上げていた事は事実ですが、フルムーンさんのワンタンを真似すれば流行るだろうと言う浅墓な考えはありませんでしたし、仮に真似しても失敗していたでしょうorz

お客さんからお金を頂戴するのですから、よく考え、それなりの物を
作り上げなければ提供してはいけないと肝に銘じていたのも確かです。

最上管内の横山ボスみたいな天才は別格ですが、安易に他人の真似をしても
失敗すると思います。

何を言いたいかって?横山ボスは天才と言う事です(核爆)
あれだけの引き出しを容易に使いこなすのですから達人です。

腕は間違いなく、県ナンバーワンであると思います。

しかし、本当に何を言いたいか自分でも不明になっています(掛自爆)

さて、他店が大晦日に大繁盛しているから、真似して営業しても
街中でも無いしお客さんが大勢来る訳ではないのです。

近欲たけても良い事は起らないでしょうorz

なぜ営業しないのか?みたいな事も言われますが、スタッフ等にも負担が掛かりますし、大晦日と元日の両日はこれまで通りお休みを頂く事にしますので 何卒ご理解とご容赦をお願いします。

さて、大晦日はうどんを啜り、太麺屋さんのラーメンをご馳走になりましたが、
これでは終らずに最終〆のラーメンを頂きました。

岩海苔ラーメンです。

岩海苔と言っても極上の天然雪海苔です。

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「大おかん」のご友人から頂いたものです。

旨いのは百も承知ですが、こればかりは中々買っては食べる事ができない程
高価です。

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強烈な磯の香り、最高の歯応え、スープの出汁も全てが破壊されて海苔の風味だけになってしまいました(核爆)

それにしても旨い!この天然雪海苔は、雑煮餅、そして、これから旬を迎える
真鱈のどんがら汁には不可欠な訳ですが、ラーメンにも合うものですね。

このタイプの海苔を使用するなら、やはり余計なトッピングは不要かも
しれません。たまたま面倒なのでトッピングしなかったのですが、
ネギは特に必要ないような感じがしました。

そして、スープも動物系は不要で魚介系のみの方が旨いかもしれません。

亡くなった祖母は、お椀に岩海苔を入れ味の素を2振り3振りし、
生醤油と熱湯を注ぐだけの海苔醤油汁が得意でありました(爆)

良質の天然雪海苔は、ただそれだけでも抜群に旨いものでした。

さて、元旦は私には13月1日と言う認識で特別の日には思えません。
むしろ、10月1日を正月みたいな感じで心機一転と考えていますが、
一応区切りではありますので、明日からの営業も更に気合を入れて頑張りたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。