『やまと』さん

随分以前の事になってしまいましたが、久しぶりのヤマトさんで、
更にご無沙汰していた川井社長夫妻との一献。

まずは付け出しのモンゾグ酢に鶉の卵落としです。

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酢は三杯酢に近いですが、そうでもない適当な配分(爆)
これが中々インスパイアできないのでありますorz

料理レシピゼロの店主(爆)

「全て適当」と常に言いますので教えて貰う訳にはいかないのであります(爆)

さて、この日は「おこぜ」がお勧めと言います。

いつも「大した事ないのぉ~」が多く、たまには「まぁまぁかなぁ~」で
滅多にお勧めと言わない店主ですが、本当に珍しかったです(爆)

普通の刺身にしてワサビで頂くよりも、薄造りでポン酢、紅葉卸しで頂く方が美味しいと思います。

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そして、アラは唐揚げです。

こちらのお店では一度もそんな事がなかったのですが、オコゼの唐揚げをオーダーして、頭の部分や骨を食べられない揚げ方をして
提供したお店に遭った事もあります。

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そんな出し方をされたら、誰でも怒っぜ!(爆)

そして、旬も底になって来たネマガリダケ焼きです。
この辺りだと月山山系に良質のものが採れると云われていますが、
いくら高価なものと言え、7月に入ったらあまり追い掛けるのはお勧めしません。

入山料を支払い、湯殿山スキー場脇の林道終点から採りに行く事は
そんなに迷う危険はありませんが、月山8合目からは余程のプロじゃなければ
自重するべきです。

ネマガリダケは、美味しいのもそうですが危険料も入っているから
高価なのです。

命を懸けて採りに行くようなものではありません。

プロの採ったのを買って食べましょう。

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味噌で食べるのが一般的ですが、私は塩です。

そして、天麩羅でも頂きました。

付け合せはコシアブラです。これも時期を考えると相当深山物でしょう。
王者「タランボ」よりも美味しいと言う人は多くいると思われます。

事ほど左様に価格も相当に良い値がしているのは確かです。

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今は山菜採りから完全に卒業しましたが、このコシアブラは良い値で売れるのです。大木を一本見つけると、数万円には化けるのです(驚;)

ただ、一発勝負でチェーンソーを使用してぶっ倒すのは絶対にいけません(爆)

タランボにしても、旬になる前にぶった切って、自己流の短期栽培をしてはいけません(核爆)まず自然破壊と言う前に美味しくないです。

絶対に止めましょう!

そんな事ですが、コシアブラの大木は秋のキノコ採りの時に見つけておく事がポイントです。

ただ、秋は林道に雪がありませんが、春は自ずと大残雪であり除雪をしません。
林道の雪が自然に融けてから目的地に向かうと自ずとコシアブラが展開し過ぎて商品にはなりませんorz

逆に春の山菜採り時には、キノコの出そうな木を見つけておきます。

簡単な例で言えば、ナラ等のマイタケの出るような大木、老木、
或いはブナ等の倒木を見つけておくと、シメジ、ナメコ等の高級キノコを
ゲットする可能性が高くなると言う訳です。

転んでもただで起きてはいけないと言う事です(爆)

そんな事ですが、良質の山菜を採って売るのなら、雪道の林道をひたすら歩かなければいけません。勿論私有林は言語道断です。あくまでも国有林での話しであります。

何かの主題歌の中にも似た様なものがありますが、山菜採りには勇気が必要です。くじけりゃ誰かが先に行きます。あとから来たのに追い越されたら、山菜採りはいけません。山でもシャッター長当たり前です(核爆)
相手に採られて、泣くのがいやならさあ歩けと言う事です(爆)

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小振りですが、吉次の煮付けも美味しかったです。

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川井社長も毎日が激忙でありまして、私も翌日は大事な務めがあった為
二次会無しでの9時解散と相成りました。

この日は、いつもの「泥酔親父」対「しらふ紳士」の話では無く、
よ~いドンで飲み出しましたので、最初の2時間は素晴らしく濃い話だったと
記憶しています(核爆)