おじさんと山中で…w

本日、山中での出来事。
斜面でゼンマイを採っていると、何やら鉄砲みたいな音。
よく聞くと爆竹の音ではないか。熊よけの鈴もチンチン鳴らしながら人が登ってくるのが分かった。くそー。こんな良いゼンマイ平を他人に見つかってしまったかと少しうろたえていると、竿を持った50歳くらいのおじさんが姿を現した。
おじさん 「いやぁ~、よかった熊でなくて…」
私 「そうめったに出てくるもんじゃないですよ」
おじさん「向こうの沢の入り口に車が停めてあったから、この沢には誰もいないだろうと                入ってきたのだが、何か歩く音がするので熊が斜面を歩いている音だと思った」
私「自分の入る沢の前に車を停めておく馬鹿はいないよw」
おじさん「勉強になります」
私「釣れます?」
おじさん「全然…」
私「釣り面白いですか?」
おじさん「やめられない」
私「釣れなくても?www」
おじさん「釣れなくても…w」
私「渓流釣りよりつまらないものはないですね!」
おじさん「山菜とりほど馬鹿くさいものはないよね、すぐに食べれないでしょう?(ゼンマイ)」
私「イワナ食べるんですか?」
おじさん「食べないよ!逃がすんだよ!」
私「逃がすのに釣るの?逃がすんだったら最初から釣らなければ良いのに…」
おじさん「分かっていないな、渓流釣りの楽しさを…」
私「わからないですね。いくら考えても…。山菜だったら採って捨てるのと同じ事でしょう?         www」
2人で爆笑後
おじさん「あなたにはかなわないよ!」
相手が渓流釣り人だとなぜか安心する。逆に向こうも山菜採り人だと安心するのだろう。