この日はキズナの英さんに伺いました。
今回は、行く前から「つけ麺」と決めていました。
前回は、余りにも寒く熱いラーメンが食べたくて、「中華そば」を押しましたが、
やはり、ここは、つけ麺が売りのお店でもありますし、個人的にも一番好きなメニューであります。
ドリンクにウーロンハイなるものがあります(笑)
いやぁ~、夜に激旨餃子をつまみながら呑んでみたいですねぇ~。
さて、英さんの券売機の前では全く狼狽える事は全く無くなりましたよ。
毎回の事ですが、前回はメンマの味付けがいつも以上に素晴らしくメンマつけ麺にしようかなと思い、押した瞬間に金額が足りないのに気づきます(爆)1050円なのに、野口英世氏一人を入れても、発券される筈もありません(核爆)
お昼に使うお金のマイルールとして、1000円以内は止める事にしました。
私のところで、デフォに味玉をトッピングして替え玉もしたら、1050円になるのですからね。
そんなお客様多くおります。
それでも、麺量が300g、デフォでもメンマの量は比較的他店よりも多めであると言う事で考え直し、追加の投入はしませんでした。
さて、入店し英さんに食券を渡します。
いきなり…。
英さん「何分にしますか?」
掛「デフォ茹で何分でしだっけ?」
英さん「6分です!」
掛「じゃあ、4分で!」
そんなやり取りをしました。
4分の茹で時間の中、英さんと色々会話が出来ました。
煮干し、打ち粉、卵の仕入れ値の話等です。
打ち粉も卵も相当に安く仕入れしている様ですね(流石)
煮干しにしても上手く仕入れてしているのは勿論ですが、かなり工夫をした使い方をしている様です(超流石)
打診すると何でも教えてくれる英さん、そんなところが好感が持てますし、
嘘を付かない事も感心、本当に素晴らしい方です。
まあ、嘘を付くとすぐに分かります。逆に英さんからの打診にも、私は絶対に嘘を付かずに答えていますよ!
「マジっすか?」を連発して来ますが、嘘は付きません。
食数の事を聞かれても、概ねの数字ですが教えます。私自身が何食売ったかなど分っていないのです。確かな食数を分っているのは「おかん」だけです!(マジ)
もう何年も、その日に何食売ったかなど聞きません。
コロナ禍突入で、あまりにもショックで食数など聞きたくない程の落ち込みから始まり、以前はレジから現金を出して、サンが売り上げを確認する作業がありましたから、そこまで待っていると自ずと食数が分かりました。ただ、今はセミセルフレジを導入しましたので最高に分かり易くなった筈なのですが、私には訳が分かりません!(爆)
色々の部門で集計が出て来るのですが、清算まで待てないのです(面倒臭い爆)
まあ、それでも麵箱が何箱出たとか、時速で提供できる食数を私は分かっていますので、営業を終了した時刻を覚えていれば、大体のところは把握できると言う事です。
英さんが「マジっすか?」とは言っていますが、英さんが思っているよりも全然出ていないのですよ!(マジ)ただ、英さんだって、うちにたまにではありますが顔を出してくれます(感謝)だから判っているのですよ!私が嘘を付いていない事を…。
もしかしたら、英さん「マジっすか?」が口癖なのかもしれません(多分爆)
なにしろ座席数も減らし、とにかく安全運転で調理するようになりましたから!
決して以前がやっつけ仕事をしていた訳では無く、私が他のお店に行って、そんな作り方をされたら嫌だなと言う作り方をしなくなっただけです。
さて、琴平グループにしても、直王、マタリキ店、川井商店とありますが、何食売ったかの嘘を付く人は誰一人いません。
嘘を付いたところでバレますし、バレた時点で信頼関係はゼロになりますから。
っうか、嘘を付く意味が解らないと言うのが正直なところですよね!
まあ、何れにしても食数と言うか売り上げじゃないのですよ。
要はどれだけ利益が出ているかが肝心。
例えば、50食売る店と100食売る店と比べて、100食売る店の方が凄いと思ったら大間違いです。更には店主自体にしてもそうですが、100食売る店主が、50食売る店主よりも凄いかと言ったらば、全然そんな事はありません。そんな事で自慢などしていたら、ただの馬と鹿を合わせた様なものですよ(爆)
例えば一般的な会社で、社員が10人いる企業と100人いる企業と比べたって、どちらが上とか偉いかなど言えませんよね?
成長経済の時は違ったかもしれませんが…。自ずと社員が多くいる企業の方が上で評価されましたね。
とにかく、成長経済の時は、社員を増やせば良い!売り上げをあげれば良かったのです。
売り上げが上がれば、自ずと金融機関からの信用が生じ、信頼できると判断されれば相当額の融資をして貰えた時代ですから!
あの時代は売り上げをあげて会社を大きくすれば良いと言う、比較的簡単な時代だったと思います。
今は売り上げだけでは話になりません。利益との勝負です。
と、講釈は良いかもしれませんが、中々簡単には儲けさせてくれませんねぇ~(苦笑)
コロナが無かったら、、、、まあ、タラレバ言っている様な経営者も駄目経営者でしたねorz
コロナ、値上げラッシュ、仕方ないですよ!(やけくそ爆)
さて、話し込んでいると、あっと言う間の着丼。
奇麗な麺色。打ち立てで、非常に美味しいです。
デフォ茹よりも2分短縮ですが、私には最高の食感です。
これからも不動の4分でお願いする事にします。
ただ、モチモチ感、コシ感を楽しみたいならば、デフォ茹で、或いは軟らかめにすると言う事もお勧めしておきますね!
私は4分です(笑)決して真似はしないで下さいよ!(爆)
英さんは万人向きで、一番美味しいと確信している時間で茹でているのですから!(←ここ重要)
余計な事をしなければ美味しいのに、安易に私の真似をして撃沈と言う可能性は大いにあると予想されますので!(注爆)
そう言えば、英さんがまさかの出前をしていると言っておりました(凄;)
そんな話を聞いた瞬間、通称『横山の中華そば』を思い出しました。
こちらの集落、それこそキズナの英さんの自宅(店舗)と目と鼻の先にあった『宗五郎』さんと言う中華そばは、かなり美味しかった記憶があります。
中華そば屋って雰囲気の佇まいとは異なり、焼き鳥店、或いは、一杯飲み屋みたいでありました(超懐)
非常にバランスが良い『中華そば』と言うイメージが強かったです。
豚ガラなのか?鶏ガラなのか?そして、魚介系も非常に上品な魚出汁を感じさせる味だった記憶があります。
麺は、相当の縮れ麺であった事を思い出されます。
酒田のラーメンでも無い、鶴岡の中華そばでも無い、中華そば(ラーメン)でした(意味不明爆)
繁盛されていたのに、いつのまにか閉店(廃業)されてしまいました(遺憾)
真偽は分かりませんが、内儀殿が不慮の死を遂げてしまったと言う話です(気の毒)
地元のラーメンを食べ歩きし始めたのが、昭和60年の7月頃からなのです(大学首爆)
飲み屋でも話題が乏しくなると、いつのまにかラーメン談義になる事が多かった気がします(汗)
話題の中心が「飛鳥の中華」でしたね!
いわゆる伝説の旧平田町(現酒田市)にあった「鈴木そばや」さんの事です。
当時「飛鳥の中華喰ったごどあっが?」と言われ、無いと答えたら、「飛鳥の中華喰ったごとねぇ奴が中華そばのごと語んなよ!」とまで…orz
いやぁ~、悔しかったですよ!(マジ)
そこから、食べ歩きに火が着いた事は確かです。
「鈴木そばや」に速攻で行きましたよ!
未食で語る事は最低最悪でありますからな!
語るには食べなければ論外であると言う事なのです。
それから、ラーメンの話で負けたくない一心だけで話題のお店には、即座に訪店していました。
ラーメン談義で未食と言いたくないと言う理由だけの事でした。
開店の花輪が店舗前に飾られるのを確認すると、じっとしていられなくなる病気だったのかもしれません(核爆)
逆にここ近年どころか相当の間、新店が開店しても全くと言ってよい程、訪店しなくなってしまいました(苦笑)
っうか、やや脱線気味になりましたが、自販機がドル箱だった時に比べて、
多少落ち着いて来たと言っておりました。
その落ちた分を出前でカバーしようとする戦略、誠に素晴らしいと頭が下がる思いです。
出前と聞けば、まずは麺がのびる、スープ温度は下がる。基本、私の常識では考えられません。
しかし、出前のラーメンを食べ続けている人には、普通に提供されたラーメンが美味しくないと感じている人もいると言う事をある時知ったのです(大汗;)
今は廃業されましたが、出前をしていた食堂店主から聞いた話です。
出前しかしない常連宅の主人が、たまたまお店に来て中華そばをオーダーしたそうです。
提供されても、雑誌を読んでいたと言ったか?TVを観てと言ったか?は忘れてしまいましたが何れにしても、すぐに箸を割って食べないとの事でした(仰天;)
やはり、いつもの味で食べたい、その味がその人にとっては一番好きな味と言う事になるのでしょうかね。
のびた様な食感の麺が好きなのか?或いは、猫舌で熱いスープのラーメンが苦手なのかもしれません。
出前を取って食べると言う人には、その他にも色々な事情があると言う事なのでしょう。
因みに、軟らかめで茹でた麺と伸びた麺は全く違いますからね!
伸びた麺とは、軟らかく茹でた麺とは勿論違い、スープが吸収してしまうものなのです。
出前だから、麺が伸びると言う懸念で、硬めで配達して貰ったらどうなると思いますか?
食べた事も無いですし、やった事のある人の話を聞いた事もありませんので分かりません(爆)
分かりませんが、恐らくは、普通茹での出前で取った麺より美味しくないんじゃないかと思います。
多分、撃沈でしょう(爆)
そんな事はともかく自販機の売り上げが多少落ちた分を出前と考えたものか?
或いは、地元集落や近隣集落の方達のニーズに応えたものなのでしょうかね?
何れにしても英さんは、大した店主です(感服)
他と違う事は良い事なのです。
『差別化』これまでもそうですが、今後は益々重要になって来ると思います。
色々の戦略、他店と違う事を考えている様ですよ(流石)
英さんから目を離せませんよ!(爆)
コメントを投稿するにはログインしてください。