定休日のお昼

勝氏店にシャッターです!

この日は迷いに迷い、数年振りの大盛りをオーダーします!

メンマ&コーンって、結構お腹が一杯になるので、ここ数年は常に普通盛りでした。麺を大盛にすると昔の様にはトッピング2種は食べきれません。
いつものオーダーの仕方は「メンマ、コーンで!」しか言いませんが、この日は「マスター大盛りで!」とだけ伝えます。

塩を頼んだり、いつもと違うオーダーをすると、ニヤリとするんですよね(笑)

この日は、特に機嫌が良かったものか?

中華鍋からモヤシが勢いよく換気扇に向かってジャンプ(爆)

昔は機嫌の良し悪しに関係なく、常にパフォーマンスを披露しているものでしたけどね!

味噌ラーメンの麺は、自ずと太麺。茹で時間が掛かるので、その間のパフォーマンスなんですよね!

着丼です!


あらっ!?

メンマが載っています。

間違ったのかな!?と一瞬思いましたが、その時もニヤリとしていましたので、
サービスしてくれたのだと思いました(気の毒)

そして、この日から1週間も経たない日に、直王から「とん太閉店したらしいですよ!」と連絡が入り、寝耳に水の入るごとしでした(オーマイガー)

まあ、最初は嘘かと思いましたが、直王がガセネタ情報を流す筈も無いので
一応のところは信じ、ただただ残念でなりませんでした。

更には、川井社長からの情報だと「大家とトラブったらしい」と言うのでしたが、真偽の程は分かりませんし、詮索するのも野暮ってものでしょう。

40年近くも通い続けたお店が、いきなりの閉店。


激しくショックなのは言うまでもありません。

勝氏が倒れるまでは通い続けると言って来ましたが、逆に元気な中でのいきなりの閉店と言うのは誠に遺憾、まさに痛恨の極みであります。(大泣;)

川井商店の川井社長も相当に心配されていて、復活を切に願っている様で、
「微力かもしれないけど応援、協力をしたい!」と言っていましたがどうなるのでしょうか!?

私も当然復活を願わずにはいられません。
勝氏には本当に色々お世話になりました。

私が若造の時から、面倒をみてくれて相手にして貰っていました。
手の平を返す店主も何人もいる中、私が中華そば処を開業してからも、それまでとは態度を一切変えずに接してくれました。

幼稚園~小学校時代は中華そばオンリー。中学生の時に、『どさん子』の味噌ラーメンに嵌まってから、その延長で勝氏の味噌に激嵌まった経緯があります。

本当に大先輩達には可愛がられました。

渓谷姫百合ってラーメン店あったのですが、ほぼ分かりませんよね?(笑)
ただ、山賊ラーメンだと多くの人が承知していると思います。

ここの山賊味噌の旨い事!

まあ、他では真似のできるレベルではありませんね!
亡き店主は、私の山菜採りに関しての伊呂波を教えてくれた師匠でもあります(激感謝)

それこそ、山菜からの旨味が入る『魔味』と言う物は誰にも真似できるものではありません。

あとは、サウス銀座の「札幌や」の味噌ラーメン。
店主だけでなく、内儀殿の人柄と言うガラも大きな隠し味になっていたのは言うまでも無いです。勝氏同様に、私がラーメンの道に入ってからも同じ様に接してくれるどころか激励してくれましたからね(嬉涙;)

本当に有難く、心から感謝の気持ちしかありません。

お客とお店の関係は、当たり前の事ですが、いつかは必ず終わりが来ます。

結果、最後の一杯は大盛りにした事。勝氏がメンマをサービスして載せてくれた事。いやぁ~、何かあったんだろうなぁ~。運命を感じてしまいます。

せめても勝氏が元気で楽しく老後を過ごせたら良いなとも考えてしまいます。

身体も悲鳴を上げていましたし、身勝手な発言かもしれませんが、ある意味良かったのかもしれませんよ(マジ気の毒)

長い間、本当にお疲れ様でした!そして、本当に有難う御座いました(涙;)

さて、最後に私のところの話になりますが、残り5日間となりました。

12月~3月までの三か月間は、長かったと言うか非常に長く感じ生きた心地が全くしませんでした(地獄orz)

それでも、今になれば、なぜだか早くも感じてしまいます。

これまでにない、辛く苦労したシーズンにはなりましたが、3月&4月で言えば、ノベルコロナ前の8割程度まで回復しましたし、5月で言えば、ほぼ戻った感じさえしています(激感謝)

それでもシステム等がノベルコロナ前になっていませんでしたから、
多くのお客様にご不便、或いはご迷惑をお掛けしました事をまずもってお詫び申し上げます。

終わり良ければ全て良しには当て嵌まらないですが、死にそうに苦しい時期でも雇い止めをせずに耐えられた事が、3月~今日までの、少しでもの挽回に繋がった事は、
素直に良かったなと思っています。

そんな事ですが、来週火曜日まで変わらず全力で頑張りますので、引き続き宜しくお願い致します。