遠征紀行記③

前日のお昼はサンデー。

それにも関わらず、そのお昼の営業を休んで、お付き合いしてくれはった背脂の神氏のお店に顔を出さない訳には行きませんよね?絶対に!

シャッター長当たり前です(他力本願元宇宙一氏爆)

11時30分開店のお店で、開店に目掛けてお客さんが来出し、
開店直後に満席になり、それから行列になるとの事前下調査。

30分くらい前の11時ちょい前にPPをゲットしました。

案内していただいた元宇宙一氏と何を食べるか相談しながらのシャッター時間。

私はデフォ以外一ミリも興味無しでありますので、自ずと『背脂中華そば』

元宇宙一氏は『燕三条背脂煮干そば』にする事を事前に承知。

いざ、入店。財布の中身をみて、やらかした事に気付くorz

私は基本、どこのお店に行っても配慮しているつもりです。

特に一人での麺活が9割以上でありますので、福沢諭吉を出さないのがマイルールです。

しかし、前の晩からの流れで財布をチェックせずに、元宇宙一氏の迎えの車に乗り込んでしまった次第なのでしたorz

色々お世話になりっぱなしで、お昼くらいは私が食券を買おうとしていたのですが(苦笑)

恐る恐る、「中野さん、本当に最初から申し訳ありません。両替お願いできますか?」

背脂の神氏「掛神さん、一万円入りますよ!」(核掛自爆)

特に個人店舗のラーメン店の券売機って、普通は五千円&一万円は対応できない物がほとんどじゃないのですかね?(無知&大汗;)

券売機を良く見ないで慌てるからです(苦笑)

何れにしてもやらかしました。券売機、本当に苦手、大嫌いですorz

さて、着丼です。

実は私の中華そばは、『背脂中華そば』ではなく、オーダー時に「中華そばの背脂入り」にできませんか?と打診したのです(謎爆)

正直に言いますが、背脂の神氏と仲良くさせて貰って何年経った事か?

何年もの間、最低でも年に2回の交流がありました。

何度も食べにお邪魔しないといけないな!と思っていましたが、
何せ「背脂の神」でしょ?(大汗;)

これだけで私は引いてしまっていたのですよ。

油も脂も美味しいものとそうでないものが当然あります。

底の浅いスープ、スープが薄っぺらなのにいくら油(脂)を入れても、
コクはでませんし美味しくも無いのです。

そんなスープに当たった時はショックですよ!

これまで何度かありました。

それでややトラウマ感を抱くようになって行きました。

まあ、詳細を説明したいですが、長文になる事必至ですので割愛します。

まずもって、そんなスープを提供するラーメン店と一緒に考えていた訳では無いですが、中々踏み込めずにいた事に、背脂の神氏に陳謝しなければいけません(猛省核掛自爆)

こちらのスープを直丼。

旨い!非常に旨い!

コクが凄い!半端無いですよ!!!

そんな奥深いスープに良質の背脂を入れて、更にパワーアップした容で提供
されているのですから、ほとんどがKOされる事間違い無いでしょう。

当日スープでは出ないコクと言う物か?

冷却して、1日どころか2日、3日も寝せた様なスープを
雪平鍋で一発ずつ加熱させ仕留めて行くタイプか?

KKです!

えっ?麺ですか?

麺なんか旨いとかベストマッチとかの次元を超えていまして、
鳥肌が立って来ましたよ(マジ爆)

拳の山内氏が名付けた「宇宙一の製麺師」が、このスープに合った麺を開発した訳です。

これがもし私のところの麺と合わせたらどうなると思われますか?

恐らく、お客様が半分になり廃業を余儀なくされるでしょう(核爆)

それだけスープと麺のバランンスが大事であると改めて痛感させられた瞬間でした。

背脂の神氏も凄いですが、やっぱり、元宇宙一氏は凄いです。

私も加水を極端に落とした麺を打ち、「腹脂の神」で限定ラーメンに挑戦したくなりました(爆)

何れにしても想像を遥かに超えた、凄い中華そばです。

ラーメン激戦区、しかも駐車場がゼロ。

近くにはコインパーキングがありますが、ほんの数台しか停める事ができません。

お江戸のほとんどのお店は駐車場が無いのが当たり前ですが、むしろ必要が無いくらいです。

京都、中途半端な都会と言ったところでしょうか?

そんな悪い立地状況で一際異彩を放っておられる事は、本当に素晴らしい事だと思います。

元宇宙一氏の麺とのベストマッチを強調しましたが、
背脂の神氏の最高の人柄と言うガラも隠し味になっている事は間違いありません。

本当に美味しかった!感動しました。

北海道の人が食べたら、なまら旨い!と口を揃えて言う事間違い無しです。

背脂の神氏の中華そばを食べずに帰ったら、京都未訪扱いです(爆)

お江戸オフ会では、質問攻めで冷や汗をかかせてやろうと今から楽しみです(核爆)

この後元宇宙一氏のお言葉に甘える手もあったのですが、あまりにも気の毒な事もあり、京都での滞在を止めお江戸に移動する事にしたのでした。

さて、お江戸に移動した本当の理由とは?(謎)