昨日は鶴岡市内の七日町にある老舗「東京庵」さんにお邪魔しました。
中華そばを食べるつもりで入店しましたが、メニューを見て気が変わりました（笑）
決して、前日呑み過ぎたのではありません（爆）
店内の香りを嗅いだら日本蕎麦が喰いたくなりました。
ここの創業は大正２年です。亡くなった、私の祖母も生まれてはいない頃から
お店をやっていました（驚；）
大正１２年の写真が飾ってありました。
一階が蕎麦屋で、３階がビアホールです。この時代で、鶴岡でビールを呑んでいた人
がいるとは凄い事です。
西洋料理とも書いてあります。どうやらマヨネーズを使用した料理も
出していたそうです。当時は、酢の酸味が腐敗した臭いと紙一重ということで、
撃沈されたお客さんも多くいたようです（笑）
それから、２階ではすき焼きも提供していたそうです（汗；）
これまた凄い！凄過ぎます！牛肉を食べていたのですよ（驚；）
そして、大正１２年にガスを引いていたと言う事にも驚きです。
遊女屋というか、庄内では「じょろ屋」呼称が一般的でしょうか。
いわゆる遊郭があったところで、金持ちの集まるところだったのでしょう。
脱線しました（笑）
そんな事を考えていると、出てきました。大ざる７５０円です。
ん？手切（包丁）切りです！素晴らしいです。
私の食べ方ですから、真似しなくても結構です（笑）
いや、真似しない方が賢明でしょう。
「かえし」には、ネギとワサビを入れて、唐辛子は直接蕎麦に掛けて食べます。
携帯電話は車内に放置か電源を切ります（爆）
店主がなにやら話し掛けて来ても絶対に無視して、食べることに集中します（笑）
ん～む。旨い！良い鰹出汁の香りがします。あとは別の魚の風味もありますが、
鯖でしょうか？味醂、砂糖での角取りも絶妙ですね。
表面を食べたら、更に振りますからね（爆）
完食、完飲です。「かえし」も蕎麦湯も完飲です。
で、店主に「さっきはなんでしたっけ？」と打診します（爆）
大体は「なんだっけ？」と忘れるものです（爆）
もしかしたら、刻み海苔は無くても良いかもしれません。
あくまでも好みの問題で個人的にはです（笑）
久し振りに旨い日本蕎麦を食べました。大満足です！
どうもご馳走様でした。
