氷見の寒鰤

「やまと」さん、恒例の「氷見の寒鰤会」に招待されまして、行って来ました。
恐ろしい天候でしたorz

自宅で勢いを付けて、更に「爽」しながらの移動でしたが、
酔いが醒める程の悪天候でした。

よく、「おかん」運転したな!(爆)

昨年は「飛び値」で急遽、中止になった経緯があります。

一昨年と一昨々年のブリと「やまと主人」です。

さて、ブリは魚偏に「師」です。師は「師走」と言う事でDecemberです。

12月になる頃には、水温も下がり脂がのってくる事からと云われています。

この脂は強烈で、アブラ魚→アブラ→ブラになり、ブラが更に訛り「ブリ」に
なったとの説が有力との事ですかどうなんでしょうか?(笑)

ブリはイギリス語で「イエローテイル」と言います。

ヒラマサは「キングフィッシュ」です。どちらが旨いのでしょうか?

中々比較は難しいです。旬が逆の夏なので、ブリを食べた時は、やっぱり
ブリなだと思うのですが、夏にヒラマサの極上物を食べると、いや、ヒラマサだなと唸る訳です(笑)

養殖技術も進み、ハマチは1年中旨いですが、やはり、これらの天然物とは
同じ土俵に上げる訳には行きません。

さて、今年の氷見のブリの画像です。

14k程の完全なるブリです。

店主、歳を取り、今年から持ち上げ画像を自重したのか?(爆)

ブリで思い出しましたが、25年前におかんと結婚した訳ですが、
最初の正月に「仲人親」に挨拶にお邪魔しました。

仲人親は、恐れ多い超天下の(株)山形空調の社長夫妻でした。
今は、会長役の統括か?或は総括?の役職の筈です。

その時の、引き物というかお土産に佐藤養助さんを頂戴しました。

「一箱1万くらいすんなんでねぇがのぉ~」と涼しい顔をして言います(汗;)
詳細の価格が分からないくらいですから、恐らくはお歳暮での
貰い物だったと分析します(爆)

「良質の鰹節で出汁を取って頂きます」と挨拶すると、
「駄目や、ブリ出汁で食わねど旨ぐねぞ」と言われましたorz

ブリを一本買い、ブリしゃぶをしたりして食べて、〆に
七代目を入れて喰え!と言う事だったのかもしれません(汗;)

恐ろしくなり、翌年から挨拶を控えざるを得なくなった経緯があります(爆)

話は脱線しましたが、「鰤しゃぶ」です。

「ブラボー!」

刺身です。「ヤミー!」

たった一切れ、醤油に付けただけで、脂が浮き出して来ます。

照り焼きです。「マーベラス!」

カマの塩焼きです。「ファンタスティック!」

分厚いカマを、工夫して焼いてくれました。

アラ大根煮です。「ワンダフル!」ですなぁ~。

常連謝恩企画で超激安です。

激旨で激安なら、命懸けでも致し方ありません。
過去最高レベルの良質のブリだと店主が自負していました。

帰り道も恐ろしくて、呑んでも呑んでも酔いませんでした(苦笑)

あの吹雪の時こそ、爆笑画像を撮ればと帰宅後の
暖かい部屋に落ち着いて考えました(核爆)

麻雀の寒ブリは頭に来ますが、魚の寒鰤は最高です!(笑)