面白い地名

昨日はもう少しのところで鼠になるところでした(謎笑)下記の街道は気を付けて運転しましょう(謎)
T岡市K郷地区通りました。越後方面から弁慶坂を下り大浦(O山の旧名)方面への最初の集落です。
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ここはどう解きましょうか?山から金が取れたのでその名前でしょうかね。
大工さんが使用するカンナでも多く作っていた土地でしょうか。産鉄からの名前という話もあります。
山でカンナを作っていたということで、カンナ山が訛りカナヤマというのはどうでしょうか?
ここには西目のお釈迦様がある寺もある集落です。
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そして、次の集落がここです。
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ここは荒倉山への上り口ということで、素直に山口と受けとめましょうw
更に次の集落がここです。画像はお祭りの前日だったと思います。
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ここは荒倉神社のある集落です。荒倉山は荒倉嶽とも云われていました。倉は崖や急斜面を意味しますし、嶽も高く聳える山の意ですので合致します。
ですので、山の上り口の山口が荒倉嶽の表で、竹の浦は反対の裏側ということになります。
よって荒倉嶽の裏で、だけの裏から「たけのうら」になります。
「たけ」と「うら」に適当な当て字で「竹」と「浦」を付けたと解くのは無理があるでしょうかね。
そして、面白い地名のここです。
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戦国時代、武藤氏が最上軍と戦った際に、峯から谷に次々と倒され転がり落とされ、その時に村で火事が起き腐った死骸が焼けた臭いで、臭い谷が文字を改めという説がありますがどうでしょうか?(笑)
それよりも、近くの火打ち崎鉱泉からの湯の臭いからで、臭い湯の臭いが谷へとなびいたということで、臭湯谷(くさゆだに)が語源ではないでしょうか。
元々、その戦い以来、嗅谷(くさや)村と名付けたが、あまりに聞き難い名前なので文字を改めたと江戸時代の文献にもあるようです。
江戸時代の不潔な伝説の男、「臭い谷だらや蛆衛門氏」は本当にいたのか?(爆)
イルワケナイジャナイノorz