定休日のお昼

この日は内陸、霞城管内のハンドメイド、バンブーフォーチュンさんの蕎麦切りを頂きに伺いました。

プチ遠征に「おかん」はあまり気が進まない状態ではありましたが、ついでの紅葉管内岡田屋に寄ってとか言ってみるとギリギリ同行決定と相成りました(爆)

さて、いきなりの段取りだったので、シャッターまではできず開店時間に到着したのですが私等で満席。着席できなかったお客さんは名前を記入。

っうか、駐車場確保が困難な状態になっていました(凄;)
最後の一台分にギリセーフ(汗;)
平日だったにも関わらず、噂に違わぬ繁盛振りでした。

椅子テーブル席3,座敷テーブル席3のお店でしたが、何とか椅子テーブル席を確保できました(超安堵)

もし、座敷しか空いていなかったら、後着氏にゴーアヘッドして椅子席が空くまで待つつもりで考えていましいた。

もう、座敷で正座どころか胡坐も不可能。膝、腰が八十年寄り!?
もとい、80歳だろうが90歳だろうが丈夫な方達は五万とおられるわけですから大変失礼な話ではありましたorz

廊下にゴミや虫の死骸などを見付けても、しゃがんで始末するのも容易では無くなっているレベルなのです。正に老化現象と言うやつなのですよ(爆)

冗談抜きで、駐車場のゴミ拾い、虫の死骸を見付けても容易に片づけられないレベルです(苦笑)

さて、「おかん」はもりそば、私はざるそば。それに平日限定の「かき揚げ」をオーダーしました。

「ざる」と「もり」の違いは、海苔の有無。

もみ海苔と言うよりも契り海苔。

蕎麦切り自体は、極細麺で優しい食感が堪らないですね。
煮返しも良質の鰹系の出汁をふんだんに使用したと思われる、極上の出汁。

そして、平日限定のかき揚げに付いては、日本を代表するような超高級店の天婦羅は、勿論未食で、憚りながらではありますが非常に良い仕事しているなと頭が下がる思いでした。

事ほど左様で、ここのかき揚げよりも旨い物をこれまで食べた事がありません!!

私の中では、ベストかき揚げであります!!

私も曲がりなりにも板前までは行かぬ、板の後ろの経験がありますから、天婦羅を数え切れないくらい揚げて来ました。

やはり、一番難しいのは「掻き揚げ」だと思いました。

旅館時代は朝食に「掻き揚げ」を出していましたが、今思えば掻き揚げと言うか天婦羅と呼べるような物じゃ無かった気がします(核掛自爆)

まあ、その当時はよしとしてやっていましたが、この様なレベルの物を食べると改めて気づかされます。

店主は容易に揚げているかもしれませんが、このレベルをマスターするには10年は掛かるでしょう!(憶測爆)まあ、1年足らずでマスターできる天才もいるかもしれませんし、一生掛かってもマスターできない人もいて、それはそれで当然だとは思います。

油の選択から管理、揚げ温度は勿論ですが、衣作りも難しいと思います。
やはり、天婦羅も多加水か!?(爆)

海老と貝柱の火の通り、全てにおいても既に神のなせる業と言っても過言では無いのでは?

こんな凄いかき揚げはそう滅多にお目に掛かれるものではないと思います(感動)

そして、天つゆをあえて提供せずに、ソルトで食べさせる設定はお見事!

天つゆを出してしまうと、自ずと中途半端にそちらでも頂いてしまいがちになりますから!

蕎麦汁でも頂けない事は無いでしょうが、折角の冷たい汁が温かくなるし、逆に天婦羅自体をわざと冷まして食べる事になりますから最悪で、それだけは避けたいですね!

上手な天婦羅と言うか、美味しい揚げたての天婦羅はソルトが一番じゃないでしょうか!

切り盛りされている男女お二方、ご夫婦であろうと思われます(違ったらごめんなさい)

それこそ見事なまでの連係プレー。

誰も雇わず二人での切り盛り。まあ、あのくらい流行れば、一人や二人くらい雇っても良いだろうなと言うか雇わないと大変だろうなと診て来た訳ですが、あれが様々な事情あっての本来の姿なのかもしれませんね!(憶測&感心)

バイトがミスしても店主の責任になるのは当然。それが嫌と言うか、間違いの無い内儀殿との二人三脚なんだろうと私は診て来ましたよ。

私の把握しているお店では港町「ハーフムーン」が代表的なお店。

あまりの長年のタッグにバイトさんがいても、逆にリズムが狂うのならば二人の方がベターだなって感じではないでしょうか?

さて、蕎麦湯が運ばれて来ました。

もう、これを見れば何も語る事、講釈する事もさえも不要ですよね?(合点)

開店早々で、このレベルの蕎麦湯が提供されると言う事は流石なんではないでしょうか!?

私は蕎麦に付いては経験値が余りにも無いのであれですが、蕎麦通でなくとも、
普通の蕎麦好きの方ならば、蕎麦湯はこのくらいで当たり前と言われるかもしれませんよね!

当たり前の事が中々できないのも世の常。

普通になるのも中々できないのが世の常か!?

今でも忘れる事のできない祖母の言葉。

「普通でいて欲しい」「普通が一番」とか、耳タコで言われていました。

例えば、通信簿がオール3であれば良いと言う事だったのかもしれません。
興味の無い科目は、大体が工場の煙突or公園のアヒルでしたからね(爆)

そんな事はともかくも、蕎麦屋において蕎麦切りと煮返しは肝心要、天婦羅に置いても心血を注いで欲しいのは言うまでも無いですが、蕎麦湯にしても結構大事だと思いませんか?

この記事の蕎麦店の蕎麦湯に限らず、当たり前の事をしていないお店が多過漣の希ガス今日この頃(爆)

フォーイグザンプル(for example)としては、茹で釜(麺茹で器)のお湯替えとかが挙げられますかね?絶対に小まめにした方が良いと思います。