定休日のお昼

この日は⑧さん(リハビリ)が休みであったので、「おかん」も一緒に出掛ける事になりました。

シーズンオフまでは一緒に行けないと思っていたのですが、いきなりのチャンスが来ました。

城下町管内、七日町にあるこちらのお店です。

フェブラリーの桜桃TVで彦麻呂氏がレポーターを務めたラーメン番組で紹介されました!

私のところもオープニングで紹介して頂きました(感謝)

さて、この日は10時55分、店舗ビル前の旧温海街道沿いには既に幟が立てられていました。

店舗ビルの裏手の駐車場に車を停めて、店舗前まで来てみると既に暖簾。

この時、まだ10時57分です。

いやぁ~、本当に感心します。

味噌ラーメン2つ、麺硬め!

「おかん」がコーンと言うので、私も同じにしました。

着丼と同時に「唐揚げ&餃子」をオーダー。

鶏とは書いていませんが、唐揚げと言えば、概ねが若鶏の唐揚げだと思います(多分笑)

他の唐揚げは間違わない様に、タコとかイカとか記されたメニューになっているんじゃないですかね?

それこそ唐揚げメニューで、タコやイカの唐揚げが提供されたら、怒る人もいるかもしれませんね!(爆)

普通は皆、鶏の唐揚げだと認識しているのではないでしょうか!

因みに、丁寧に「若鶏の唐揚げ」と言うメニューがあっても、半分以上は「唐揚げ」呼称でオーダーするだろうと予想されます(笑)

そう言えば、大学に入学して埼玉の上福岡市と言うところにアパートを借りたのですが、その駅前に「つぼ八」と言う低料金で美味しい居酒屋がありました。

お店では初めて若鶏の唐揚げの事を「ザンギ」と言うメニューを見ました。

私は、その時、鶏肉を散切りしたと言う意味合いだと思っていましたが、違う説もあり、そちらが有力らしいですが基本あまり興味は無いので深く勉強しようとも思いませんでした(笑)今は有力と言われている説を承知しているつもりでいます。

幼い頃の記憶ではありますが祖母もザンギ呼称していました。確かザンキと言っていたかな?

祖母は、若鶏のレッグをそのまま唐揚げした物を「鶏のあし」呼称。

家の中華鍋で祖母が揚げると、中まで火が通っていない事が多々あり、再度鍋に戻したりしたのを思い出します。結果二度揚げで正解なのかな!?(爆)
美味しかったですよ!

そんな事もあってか、鶏肉屋にレッグを4つ切りにして貰い購入して来るものでした。私もお使いに行かされたので覚えています。

この時には、鶏のあしではなく「ザンキにする」と言っていました。

ザンギ呼称は主に北海道、発祥は釧路と言う事らしいですね。

では、なぜ鶴岡でも言われていたのでしょうかね?(謎)

調べますか?釧路だけに早くしろって?(爆)

調べる時間も面倒なのですが、とにかく、昔は鶴岡からも多く『旅』に出ていましたからね!

旅とは旅行の事では無く、出稼ぎの事を言うのですからお間違えの無い様に!(笑)その出稼ぎを終えて、帰鶴した人達が、その呼称をして広がって行ったものか?

逆に北海道からも鶴岡の善宝寺に多くの参拝者が来たと言います。
詳細は割愛しますが、当時は漁業関係者がほとんどであったでしょう。

大漁祈願でここまで来た事を後悔させない御利益がきっとあったに違いない!

そうです!航海は海でするものなのですから!(爆)

親父ギャグはさておき、そんな繋がりが関係しているかもしれませんよ!(憶測)

そんな事はともかくも、つぼ八の半身揚げも強烈に好きでしたね!(既出か?www)

軽く2つは食べましたから、1羽食べていた事になります(爆)

その他に「ザンギ」も追加オーダーして食べた事があります。
本当に「つぼ八」大好きでした!

それこそ開業時は、8坪の店舗で始めた事からの店名ですが、今や?(ガクブル凄)
イトーヨーカ堂にしても前身はそんなレベルから今や?(仰天;)
世界のソニーなんかは、前身時代、雨漏りがする様な事務所で、左手で傘を差し右手で図面を書いていたと言われているのですよ!真偽の程は私には分かりませんけど、そこまで盛った話では無いと思いますよ!
まあ、そんな話もどうでも良い事ですが、凄い事なんですよね!(爆)

っうか、無類の唐揚げ好きなのであります!

竜田揚げも好きですが、あまり食べる事はありません。サンが生まれて初めて作った料理が竜田揚げでした。

調理学校で教わった「竜田揚げ」

鶏肉に味付けてして、片栗粉をまぶして揚げる料理です。

シンプルで、かなり美味しかったのを思い出しました。

私の唐揚げは、レシピまでの詳細を書くことはできませんが、作り方なら教える事が出来ます。
レシピの説明ができないのは、いつも異なった量を作ると言う事もあり適当にやっているからです(爆)

鶏肉は国産ブロイラーで上等博覧会。

やはり、モモ肉が一番好きなのでその部位を使用しています。

普通は一枚を六つ切りにしますが、以前は味軒さんインスパイアで四つ切りにしていたこともあります(爆)やや小振りのモモだと三つ切りですよ(核爆)

それこそ、食べ易さならば、八つ切りでも良いのではないでしょうか?

味付けは、塩、生姜、にんにく、胡椒、醤油&日本酒少々、味の素微量(爆)

化学調味料がNGと言う人は、代用で味醂or砂糖微量がお勧めです。

衣用には、片栗粉&薄力粉を1対1の割合。そこに鶏卵を入れます。

私はモモ肉2枚にLサイズ1個のレベルです。

一個そのまんま東ですよ(爆)

天婦羅に近くなるんじゃ?
違います。

天婦羅は卵黄のみ、フリッターは白身のみですから!(訳分からぬ爆)

1枚だったら、小さいSサイズなんかで上手く出来ると思いますよ。

更に拘るならば、鶉の卵で調整するのも高くは付きますが、美味しくできる事必至でありましょう!

そして、油は普通にサラダ油とか白絞油で良いと思います。

豚はラードで!鶏はチー油で揚げるのが最高と力説する職人もいますが、唐揚げは、そこまで拘らなくても十二分に美味しく頂けますから!

そして、重要な温度ですが、まずは160度程度で揚げたいです。

それでも160度設定にして、どれだけの鶏肉を入れるかでも異なって来ます。

多くを投入するならば、165度~170度近くに設定しないといけません。

とにかく、160度程度で5分前後揚げます。

一旦取り出し。二度揚げにします。

温度を上げて180度で揚げたいですが、それこそ、量が多い場合は190度近くまで上げてからの投入が必要かもしれません。

ただ、本来はあまり多くを揚げたくはありませんね。

さて、そんな能書きはさておき、こちらの唐揚げはどうだったのか?(爆)

色よし、味よし、香りよし!っうか、それは「おしどりミルクケーキ」の話じゃないの?(核爆)
何かいつのまにか少し脱線した感は否めませんorz


兎に角、激熱。揚げ物はどれだけ熱い状態で提供するかが勝負です。

まずは激熱、揚げてから提供が早いからです(感心)

そして、味は?

優しい味付け、居酒屋メニューで出て来たら、多少塩が欲しい感じですが、
あくまでも、こちらのお店では酒の肴では無く、トッピングメニューでの唐揚げであるのです(←ここ大事)

肴用の味付けをしたら、トッピングとしてはどうなるのかを考えた絶妙な味付けであると思います(凄)

いやぁ~、流石の流石、肝心な味噌スープよりも味の濃い唐揚げをトッピングにしたら、味の主張が強過ぎて、スープどころか全体的なバランスに違和感を覚えると思います。

続いて餃子。

いやぁ~、こちらも熱々。しかもジューシーで最高であります。

私は、わざと時間差で餃子をオーダーします。

一緒にオーダーすると、ほぼ同時で提供されるからです。

一般人は、ラーメンを啜りながら、餃子をつまむ感じなのでしょうかね?(多分)

私は同時に提供されると、どうしても麺がのびるのが嫌で、ラーメンから食べます。少なくても麺は全て完食しないと、餃子に手を出しません。

そうすると、折角の熱々の餃子が多少ですが冷めてしまいます。

それはかなり残念です。

この日も最高のタイミングで提供されて、ラーメン、唐揚げ、餃子、全て熱々で最高に美味しく頂く事ができました(幸)

蛇足にはなりますが、餃子も昔は、たまにですが自家製しておりました。

中華そば処を開業する前は、冬場は閑散期でありましたので餃子を作る時間がありました。

そんな事なので、私は、餃子は白菜派です。

これから春玉菜の時季ですから、旬の野菜を使うのが良いのではないですかね!

まずは、拘るならば旬の野菜を使い、餃子にも「旬」があるのだと言う事をアピールするのも良いのではないでしょうかね!

ただ、私の場合は冬季間ですから白菜は独特の苦みと水分が出るので、さっと茹でて絞って水分を抜く下処理が増えます。それでもきちんとした下処理を怠る事はNGです。

あとは、それこそ昔の事になりますが、中華料理店の店主から長ネギを入れるとのアドバイスを受けた事がありますが、へそ曲がりの小生は玉ねぎを使いました(爆)っうか、そちらの方が美味しいです(マジ)

そして、超大嫌いなニラも入れます(爆)

茹でて食べるなど絶対に無理!郷土料理でもある、ニラ鱒の餡掛けなど死んでも食べる事ができません!死んだら喰えませんけどね!(核爆)

それだけ嫌いなニラですが、餃子の餡の中には不可欠な野菜なのです(意味不明爆)

トマトが大嫌いで、ナポリタンが大好きな人は知っていますし、それ以上に意味が解りませんかね?(核爆)

野菜は白菜、ニラ、玉葱。

あとは、ニンニク、ショウガになりますが、これは好みの問題で、
臭いを懸念するならばニンニク抜きにするのも有りと思いますが、私はある程度は入っていないと物足りなく感じますし、食後に誰とも話さなければ良い訳ですし、元々自宅で食べていた訳ですから関係ありません!

多めのニンニク入りが好きですね!

基本、野菜餃子なので、挽肉は野菜に対して、1割~精々2割程度でしょうかね?
焼売じゃないですから!まあ、適当なので良くは分かりませんが、3割は間違いなく入っていないと思います。

野菜餃子の部類ですから、豚挽肉の脂の多い部分がベターですかね?

逆に肉餃子なら、赤身の挽肉の方が良いと思いますが、私は嫌いです。
肉が多いのならば焼売を食べれば良いですから!(無茶苦茶爆)

何れにしても挽肉を塩、胡椒を入れ、粘り気が出るまで練ります。

あとは、粘り気のでた挽肉と野菜類を混ぜるだけです。ただし、ここで絶対に練ってはいけません!軽く混ぜ合わせる感覚です。

練ったら、完全に糸偏に冬です(爆)
つなぎは胡麻油少々…。

皮は市販の皮がより良いと思います。

餅は餅屋と言う事です。餅屋の餅が必ずしも旨い訳ではありませんけど(核爆)

地元ならば、パインライスフィールド製麺所さんの物が良いと思います。
https://www.big-advance.site/s/166/1705/company

後は、スーパーなどで購入するならば、「モラソボソ」の皮を個人的にはお勧めしたいです(爆)

そして、包み方は自由。ひだをつける理由とつけない理由、賛否両論があるでしょうが、ここでの詳細講釈はしません(爆)

私は付けません!(以上)

あとは、フライパンは家庭ではテフロン加工のやつがあれば、まず失敗しないでしょう!

テフロン加工じゃない物ならば、フライパンを十分に加熱して油を入れて、
一度冷ましてから、フライパンを作っておくのが良いと思います。

何れにしても餃子をフライパンに並べ入れます。

鍋の大きさにもよりますが、餃子の3分の1から半分くらいまで熱湯を入れます。

水を入れると、熱湯よりも仕上がりが悪くなる感じがしますし味も少々落ちてしまうのではないかと言うのが、これまでの経験での個人的意見。

更に熱湯の代わりに、獣系スープを入れるとプロの味に迫れるところか、追い抜くかも…(爆)

火力は家庭では強火のまま、お湯の量、餃子の量、火力で変わりましが
4分~8分くらいかな?(相当適当爆)

当然ですが、計った事が無いですがフライパンの音に注意していると、焼き上がりが判るのです。

「チリチリ」と聞こえて来たら、出来上がりが近い音なのです。

さて、そして、タレも非常に重要ですが、いくら何でも脱線している事が承知していますので割愛しますが、餡の下味の付け方に対しての酢の量が味噌であります。

いやぁ~、美味しかったです。

次は、また一人になると思いますが、やっぱりデフォがベストでしょうかね?

或いは、野菜増しもバランス的にどうなのか試してみたい気もします。

やはり、個性ある味噌ラーメンは良いですね!

味噌ラーメンなんて、ニンニクとか多めに入れて誤魔化しが利くと言っている人がいると思いますが、誤魔化しなんか利く様な時代じゃありません。

っうか、味噌ラーメンこそ難しいと思います。

業務用味噌ダレが強力で美味し過ぎるのからなのです。

そんな大手が研究開発した様な味のベースを自家製するのは至難の業です。

それでも、真面目にやらないと個性が出ません。

逆に業務用を使用すると似た様な味になり、多少手を加えたところで、
いつのまにか飽きられてしまい売れなくなるパターンの懸念。

業務用は美味しいけど、仕入れ値を考慮すると2倍以上付きます。まあ、手間は掛からない訳ですけど!

賛否はあるでしょうが、やはり「自家製」で個性を出す事が大切だと思います(個人的意見)

事ほど左様ではありますが、私が味噌のベースを作る根本が、業務用から来ているのです。

どこにも修行も行かず、誰も教えてくれる人もいない訳ですから、スーパーのラーメンコーナーから味噌ダレを買って食べていました。

そして、何が使われて製造されたのかの表示を見て、それを参考にして作りましたよ。

味噌ベースなのに、塩、醤油が入っている物もありましたし、酢、ウスターソースが入った物もありました。

そこで、塩、醤油、ウスターソース、酢の全てを入れて作りましたよ!(爆)
それらが入っていれば、必ず旨くなると思っていましたから!(核爆)

因みに砂糖と書いてあれば、ハチミツを入れた方が美味しんじゃないかとの想像力で作って行きました。

それこそ、最初は配分が余りにも適当だったせいで大撃沈でした(爆)

マジ、お金を貰えるどころか、お金を払っても食べては貰えないレベルでしたよ(核掛自爆)

一度作らないと分かりませんからね!

そこからは、味の感覚で大きく配分を変えたりして作りました。

醤油も苦労はしましたが、味噌が一番難しかったです。

そして、塩が一番簡単に出来ました。

塩ダレは、あまりややこしい事をしない、シンプルが一番です。

塩は誤魔化せないからと、これまで多く聞いて来ましたが、醤油も味噌も誤魔化せませんよ(断言)

塩は、スープを真面目に取っていれば大丈夫。

スープが強力であれば、塩だけでもまずまず美味しいのです。
塩ダレを作らなくても、そこそこは美味しい物ができるのです。

塩ラーメンは、やはりインスタントラーメンのスープをイメージして作ると良い感じになります。

そして、その味に少しでも近づければ最高だと思います。

また、詳細を説明すると、小一時間なので割愛します(爆)

そんな事で、次は野菜増しで決まりですかね!?

それこそ、陽光麗らかな今日、そろそろ鶴公のチェリーブラッサムが一気に見頃を迎えそうですね。

花見に行きながら、お昼はこちらの味噌ラーメンを食べに行ってみては如何でしょうか!