この日は、ニューチェリーブラッサムタウンの「小野寺商店」さんにシャッター。
10時45分着で、セカンド氏が10時50分でしたので、まあ、ある意味遠山の僅差と言って良いでしょう!(爆)
この日も手元の時計で10時58分でしたが、前倒し開店で暖簾が出ます(感心)
本当に有難いです!寒い時や暑い時には助かります。或いは雨天時等でもそうですね!(感謝)
そして、いつも言っているのですが自ずとやる気が感じられる訳です。
開店時は、店主が自ら暖簾を掛ける、閉店時も店主自ら暖簾を下げると言うのが常ではないでしょうかね?まさに本来の姿だと思います(基本大事)
私のところは常に掛けっ放しです(爆)しかも玄関では無いところ(核爆)
シーズン終了後でも暫く放置新聞(爆)しかも、誰か彼かが下しています(爆)
そして、クリーニング店で洗って貰います。
暖簾を普通洗いますか?洗いませんか?
今は昔、現代での暖簾は、汚いよりも奇麗な方が良いと思っているので、その様な選択をします(クリーニングだけに…爆)
そして、さすがに9月30日には、私が暖簾を掛ける事がほとんどでしょうかね?(爆)
9月29日に掛けた事もあったでしょうかね?(核爆)
まあ、何れにしても私のところの暖簾は、ほとんど意味が無いそれと言って良いかもです(苦笑)
さて、この日は一途の細麺を食べ様と向かったのは確かなのですが、券売機の前に立ち、なぜかいきなり太麺を食べたくなり、ポチッ!(笑)
細麺は10秒確定なのですが、太麺はどうしたら良いものか?
店主の小野寺氏に直接打診してみました。
デフォの茹で時間を聞くよりも、加水率と切れ刃です。
4●%、1●番ですと即答頂きました。
加水率とは、小麦粉に入れる水の量。1kの小麦粉に500cc(g)の水を入れれば、
半分入っているので50%になります。40%を超えて来ると、「多加水麺」と言う言い方をします。逆に1kの小麦粉に300cc(g)を加水すると、自ずと加水率30%になり、多加水麺の逆で「低加水麺」と言う言い方をします。
じゃあ、35%は?
中加水で良いじゃないですか!(良く分からん爆)
30% 低加水
35% 中加水?
40% 多加水
50% 超多加水
誰もが拘りがあってやっているのだと思いますが、私は50%では全然納得はしません!逆に低加水麺を打って、30%では納得行かずに28%でなければいけないと言う人もいます。
1%でも違いますから、ましてや2%違えば相当に違うと言っても過言ではありません。
これを食べても判る人は、ラオタを超えて『変態』と言います(核爆)
うちの常連さんの中にもいますが、宇宙一の製麺師「知見セカンドサン氏」も相当の変態です(核爆)
勿論、肯定的な意味合いで用いているのですから悪しからず!!!(←ここ超重要)
因みに私のところでは、真冬には55%の加水率で製麺をしていますが、逆に梅雨から真夏には同じ様な麺にはなりませんが、より近付けようとするには、加水を50%まで落とさなければいけません。真夏と真冬では、約5%の加水の違いが出て来るのではないでしょうか!
以前、極太麺、太麺も限定で提供しましたが、この時は、極太麺が加水率62%、太麺が60%で製麺しました。
そう言えば、その時です。宇宙一の製麺師「知見氏」が加水率64%の製麺に成功して、送り付けて来やがりました(核爆)
もう、そんな変態と張り合っていられないと、超多加水の挑戦を断念した経緯があります(爆)
まあ、製麺室の温度、小麦粉、或いは、加える水の水温でも違って来ますので、一概には言えません。あとは、小麦粉の状態にも関係して来ます。
製粉会社でも異なって来ると思います。
大手の物が良いのか?或いは、小規模でも小回りが利いて、オリジナリティを出してくれるところの物が良いのか?
それは各々の判断ですから、どちらが良いとは一概には言えません。
私は今のところ後者とお付き合いをさせて貰っていますが、何一つ不安も不満もありませんので継続して行くつもりでいます。
この状態、製粉等の講釈をすると、小一時間掛かるので割愛しますが、米をイメージすると分かり易いかもしれません。
あとは切れ刃ですが、 幅30mmの麺帯から何本の麺線に切るかです。
番数が小さい程、太麺。大きい程、細麺になります。
一番太いのは1番の切れ刃で麺にすると、30mmですから、3cmの幅の麺になります。
一番細いのは30番の切れ刃で、自ずと1mmの幅の麺になりますから、そうめんです。
中間の20番だと、幅が1,5mmになり、ほぼ標準の太さになるでしょうかね!
私のところは16番の切れ刃を使用しています。麺の幅は計算機が無いと分からないので割愛します(爆)
博多等の豚骨ラーメンなどは細く、28番とか26番の切れ刃で出す麺がほとんどでありましょう。極細麺に部類すると思います。10番~14番は太麺。
私のところは16番と言いましたが「中太麺」でしょうか?
じゃあ、中細麺とは?
そこまで分からなくて良いですから、割愛します(核爆)
あとは、麺帯を厚めにして、わざと番数の大きい切れ刃に通したり、逆に、麺帯を通常よりも薄くして、わざと番数の小さい切れ刃に通すと言う豪傑もいるほどですから麺はまさに無限です。
本当に面白い反面、非常に難しいのです。
そんな事はともかくも、小野寺氏からお聞きした、加水率と切れ刃を考えると、40秒ってところでしょうかね?デフォ茹は、1分以上は茹でていると思います。
それでも、店主、愛情&渾身の手揉みが加わる事を承知していますので、憶測20秒短縮とみて「20秒で!」とお願いします(爆)
麺をちぢれさせる方法は切刃の出口(下側)にシリコンゴムとゴムを固定する薄い金属板を取り付け、麺を切り出す時に抵抗をかけてあげることです。そうするとちぢれ麺ができます。
機械ではなく、切りだされた麺を手で揉んでちぢれさせる製法もあり、手揉み麺と呼ばれます。手揉み麵は、一本一本の麺の形状がまばらになり凹凸ができるので、より独特の食感が強くなるのが特徴です。
どちらが良いと思いますか?そして、どちらが旨いと思いますか?
これは私には軍配団扇は上げるとしたら、手揉み麺に上げますかね!
どちらが旨いかは食べた人本人しか分からない事で、あくまでも好みの問題です。
手揉み麺は、上記した様に独特の食感。啜った時の唇へのぶつかり感が何とも言えません(笑)
そして、やはり個性がでますから!
ただ、ゴム出し麺と比較すると伸び易いのがやや難点のど飴か?(爆)
猫舌も含め速く食べられない人、或いはゆっくりと食事するタイプの人には、ゴム出し麺の方がベターかなと言う気もします。
速く食べられる人は、伸び易い麺を伸びる前にやっつけると言うお店側との真剣勝負が楽しい訳でもありますかな?(笑)
そんなつまらない講釈はさておき着丼(爆)
いやぁ~、大谷&佐々木両選手、渾身の直球ど真ん中165kです(爆)
もう、細麺は10秒、太麺は20秒で上等博覧会の様です。
美人内儀殿が心配してくれて、「硬さ大丈夫でしたか?」の打診。
ここで「大丈夫じゃない」と言ったら、プロじゃないでしょ?(核爆)
マジで、ちょうど良かったです。それにしても太麺も旨い!実に美味しいですよ!
いつもはスープが店主、麺が内儀殿と言う感じがしましたが、この日はスープが内儀殿、麺が店主と言う感じがしました。
あとメンマとチャーシューは、母役の「おかん」の親友か?(謎爆)
要はスープが旦那様、麺が奥様、他のトッピングは他の家族。
ラーメンは家族で、仲良し小野寺家と言う作品なのです。
いやぁ~、全く訳が分からないでしょうかね?(意味不明爆)
そして今回は、メンマとチャーシューの講釈は要りませんよね?(核爆)
あっと言う間に完食、完飲。この日も小野寺店主と真剣勝負の闘いで、猛烈ア太郎で食べました(意味不明古爆)
いやぁ~、この日も大満足。
非の打ちどころが無いとは正にこの事。
バランス最高。
鶴岡の中華そばでも無く、酒田のラーメンでも無い感じが実に良いですね!
それにしても「鶴岡の中華そば」と言われた、食堂の中華そば(ラーメン)が、どんどん無くなっているのは悲しい事です。倒産では無く、後継者がいない廃業パターンと言うのが多いと言うのがそれこそ残念。
さて、それはなぜなのか?
考えられる原因としては、一つでは無いのではないと思います。
私なりの要因を2つ挙げてみたいですが、今日は割愛します(泥酔寸前自爆)
また、思い出した時、或いは、それ関連の話題になった時に書きたいと思います。
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