鰹の姉に付いて

のっけからですが、今日の記事はラーメン以外の稀なものになりますので悪しからず!

子供の握り拳程の鰹の姉を数個、後は中型の雌オクトパスのアームを一本、常連さんから頂きました。ボイル物でしたが、刺身で頂きました。

先の部分からの20cmくらいはブツにして頂きました。

いやぁ~、マジ美味しいです!

多くは硬いと感じるのでしょうかね?私は、それこそ磯蛸も然りですが、歯応えがあると言う表現をしたいです。

実に美味しいです。

昔は、より美味しいとされた真蛸に対してミズダコは、下の評価の蛸だったと思います。

それどころか、真蛸の雄をミズダコ呼称している人も多くいた事実がある程ですよ!

そんな事は、今は昔なのでしょうが、そのミズダコ人気が少しずつ上昇して行ったと思われる平成時代突入後でしょうかね?

タコシャブブームまではどうかと思いますが、旅館、ホテルのお膳の一つになって行った気がします。

ただ、私は刺身で頂くのならば、断然真蛸が旨いと思うし好きであります。

それに加えて、歯が丈夫で良かったなと思う瞬間でもあります。

歯が弱いと、食べたい物も食べる事ができない、或いは食べる事はできても、違和感があり、より美味しく食べられないと言う悲しさがありますよね(苦笑)

歯は、メンテナンスは重要です。

そんな事はともかく、まずは鰹の姉の記事です。

このくらいの型になると、刺身でもいけますが、一般的な料理の壺焼きにして行きます。
まあ、鰹の姉と言うと代表的な食べ方がその2つと言っても過言では無いでしょう!
味噌汁にしても、ほとんど出汁の出ない貝です。
そんな事で、刺身ではアワビには勝てませんので壺焼きにするのがベター?
いえ、ベストかもしれません。

所詮サザエ!?あっ!(汗;)面倒なので以下サザエ呼称にします(爆)

ちょっと待った!と登場して来たのが、ますおさんです(爆)
所詮サザエ!?妻を馬鹿にされて、「こら!われぇ、なんぼのもんじゃ~、いてもうたろか!」

ますおさんが初めて使った大阪弁(爆)ますおさんは、実は大阪生まれなのを知っていましたか?(爆)しかし、一度も大阪弁を喋っていない筈です!

会社には出勤する時は、バスに乗り、帰りは電車で駅から徒歩で帰宅します。

そして、サザエさんとは百貨店の食堂でお見合いしたのを知っていますか?

夢はパイロットになる事でしたっけか?なんのこっちゃ?(核爆)

さて、脱線は禁物。ただ、価格を考えると、アワビはサザエの10倍値だとすると、10倍旨いのか?と言う話になりますな(笑)価格を考慮するならば、サザエに軍配団扇を上げると言う事も頷けると言う訳です!

まずは、壺焼きの調理です。水に浸して洗う事です。
私は暫く水を流しっぱなしにします。
水洗いしないと、サザエの身が多少硬くなります。
完全に海水の塩気を取ってからボイルします。
コツコツとやりましょう!(コツ爆)
水から火に掛けて、沸騰したところで、お湯を捨て水で冷やします。
そして、殻から身と内臓を取り出します。

一般的には、そのまま焼く場合が多いでしょうが、多少の苦味等の違和感が生じますので、きちんとした下処理をすると、より美味しく頂く事ができます。
サザエの肝は苦いから嫌いと言う声を、何度耳にしたか数えきれない程です。
肝が苦いんじゃないんですよ!

事ほど左様で、雌の肝はじゃっかんの苦味を感じるかもしれませんが、犯人は口なのです。口残りするのは、ハカマと言われている部分。

取り除きましょう!肝の一番先の部分の手前に砂袋なるものがあるので、
砂抜きされていない物もあるので、取り除きましょう。

あとは、肝の一番先だけは残します。

口は、きちんと取り除きましょう!

肝も食べられる部分と捨てた方が良い部分がありますので注意が必要です。
さて、肝のクリーム色が雄、緑色が雌です。
今日は2個共に雄に当たりました!

雌の肝に比べて、癖が無いので、どちらかと言えば、雄に当たった方がベターかもしれません。

そして、角のあるのが荒波で揉まれて来たサザエです。
岩礁のヒビから流されない様に、踏ん張る為です。
角が無いのが、内湾のサザエです。そんな事ないわんって?(爆)
まあ、全てがそうではないですが、その様な認識が無難だと思います。
今日のは、内湾の物と思って間違い無いでしょう!
美味しいのはどちらでしょうか?食べ比べて判断するのは神業レベルでしょう!
自ずと角が付いた物がサザエらしく、価格が高い市場があり、より美味しいと言う声もあるらしいですが、さにあらず!ちょっと待った、そこのあーた!(爆)
荒波で揉まれたサザエには、海藻類は着きにくいでしょ?
内湾の角の無いサザエには、海藻等が付着している事が多いので、その焦げた匂いが食欲をそそるのです!あの香りで食べたサザエの方が美味しいに決まっています(自論)壺焼きにするのはその為でもあるのです。

そんな事ですが、サザエを生のままバーベキューで焼いている人達を見掛けますが、止めた方が良いと思います。
下手すると、破裂して蓋が飛び出し火傷する懸念があります。
そやけど面倒だって?(爆)止めた方が賢明です!
やはり、サザエだって生き物。ボイルされるのといきなり火炙りでは、残酷度が一ミリ程違います(爆)
石川五右衛門の方がまだましです。いきなり火炙りにされたら、熱いよ~と言う事で、サザエのつぼ焼きならぬ、サザエのつぶやきです(爆)
皿に直接載せると、ケツの座りが芳しく無く不安定になりますので、
アルミホイルを敷いてやるのが無難高校だすかな?(埼玉爆)

あと、最高のパフォーマンスならば、平皿に大量の塩化ナトリウム
99%を盛って、メタノールを適当に注ぎます。そこに着火すると、メラ状態になります(笑)

メタノールは、現在ならばホームセンター等で容易に購入できるんじゃないでしょうかね?

最近は、全く必要の無いものになってしまったので、確かではないので悪しからず!

ただ、ご存じ、サブウエイサリンインシデント(お江戸サリンアタック)以来、簡単には売ってくれない時がありました。
身分証明をして、捺印して購入した事もありました。
それでも根掘り葉掘り聞かれ、段々面倒くさくなり、疑われている様な錯覚で購入を止めました。
麻原証拠を見せなければ売れないものなら買わなくても良い!!!(爆)

危ないと云われているものは、無理して購入しない方が間違いは無いですからね!

いやぁ~、普通にガスの火で焼きましたが、非常に美味しかったですよ!
英語で表現すると、「The grilled turban shell tasted so nice.」
壺焼きなので「its own shell」を使う文法もありますが、今、そんな事を詳しく説明している暇は無いんだす(爆)
タレを失念しました!日本酒と醤油を半々(1対1)、それに部長の下の役職を少々入れると馬鹿旨!(爆)

ついでに刺身バージョンです。

用意するものは、包丁とまな板は当然外内島。

それから、ステーキ用のナイフです。それくらいはご家庭にあるでしょう!

サザエの刺身を作るのに、嫁さんに「あれ持って来い!」と言って、ナイフを持って来ないワイフはまだまだ(爆)

まあ、ナイフもワイフも無い人は、スプーンでも全然代用OKです!

カレーライス用のスプーンを逆に差し込めばナイフの代用になりますよ!(爆)

渦の中心側に差し込みます。捥ぎ取ると言うよりも回し抉り取ると言った方が分かり易いかな?

わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~(松鶴家千とせ爆)

壺焼きの下処理と違い、ボイルしていない生のサザエは身と内臓がセットでは取れて来ません。
最初に身を捥ぎ取り、その後、指を突っ込み、内臓を取り出します。

同じく渦の中心側に指を入れて行きます。
大きなサザエの場合は人差し指、小さめのサザエの場合は小指を入れて取り出すと上手く行きます。

↓が食べられる部分です!

壺焼きと違い、殻が生だと多少心配なので、熱湯を掛けるか、一瞬でも良いのでボイルして殺菌しましょう!

さて、それさえも面倒な人は、殻を使用しなくても良いですが、映えを考慮すると、
殻を皿代りにした方が良いですからね!

蓋を身から外し、蓋を反対にして殻に入れてやります。最初に肝先を入れます。
そして、身をスライスします。硬いので出来るだけ薄く切った方が食べ易いです。

サザエは、時たまがっかりする程痩せた物に出遭う事も多く、自らは購入したりはしませんし、お店でもそのメニューを注文した事は一度もありません。

漁師が獲って、すぐに市場に出せば、そこまで痩せた物に出遭う事など無いと思うのですけどね(苦笑)

最近は全く購入しませんが、旅館時代は、結構、品物の悪い物を買わされた事もあります。

今は、食材としては全く不要で、私のつまみ用にしか必要ない訳です。

一昨年までは、漁師から必要な個数を分けて貰っていて、シーズン中に、10個~20個は、私の口に入るものでした。
ただ、その漁師は体調を崩し、漁が出来ずに昨年も今年も全く分けては貰えずにいました(悲;)

そんな時に偶然頂戴したサザエでした(嬉)
全く痩せたところも無く、数年振りで、こんな美味しいサザエを食べる事が出来て幸せでした(激感謝)