塩への興味

最近塩について少々ではあるが勉強をしているんですw ちょいと気になることがあると、とことん調べてしまう悪い癖w
おかんからいつも云われます。「誰がそこまで調べろと言った?」が口癖なんです。半分も説明しないうちに「もう、わかった!」と言います。半分の説明でわかるおかんは天才なのか(爆)       
「敵に塩を送る」という諺があるのはご存知ですよね?
かの有名な武田信玄が、遠江の今川と相模の北条から経済封鎖をされた時に、越後の上杉謙信が塩を送って苦境を救ったと云われていますが、宿敵信玄に、謙信が塩を送るなどとはとても考えられない事ではないでしょうか?
古文書によると、塩が送られたとするのは、1569年(永禄12年)であり、その前年の永禄11年(1568年)に、すでに今川の領土に攻め込み塩を抑えています。
なので、上杉謙信から塩を貰う必要も無いという事になりますし、謙信が信玄に塩を送ったなどとは全く想像もできないことではないでしょうか。
恐らく、信玄、謙信時代の前後にでも越後から甲斐へ塩を運んだ経緯でもあるのではないでしょうか。
それが元で、敵に塩を送るなどという戦国美談が語り継がれているのかもしれませんね。でも、どう考えても理不尽のようですね。
正に塩を制するものは人を制すると云われてきた所以でもあるように、塩の貴重さを再認識させられました。
たかが塩、されど塩ですなぁ~!