伊予管内『極上ラーメン』

既に今週初めの出来事でしたが、極上のラーメンと「つけ麺」を食べる為に、そして、猫の楽園(ブルーアイランド)に行く為に、飛行機乗り継ぎで飛んで来ました。

松山千春管内は北の大地蝦夷、本来の松山は松本伊予管内でありまして
四国の一国であります(爆)

「おかん」が一年間ずっとこの日を楽しみしていた松本伊予国の
『猫の楽園』でセンチメンタルジャーニーになるのでしょうか?(謎爆)

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庄内7時10分で出発しても、伊予空港到着は11時を過ぎると言う
とてつもなく遠い土地であります。

右も左も分からないところでしたが、伊予の大ボスが運転手付きで空港まで
迎に来てくれました(大汗;)

大ボスとは、お江戸のオフ会でお会いした、伊予国のドン中川氏です。

ここをガン見の方には説明不要でありましょうが、香港等10店舗のラーメン店を展開する社長であります。

あれから香港に一店舗増えたのでしょうか?11店舗展開になったと仰っていました(爆)

空港の近くにも店舗があるのですが、真っ直ぐ本店にご案内頂きました。

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店舗左に製麺室が見えます。自家製麺をアピールしています。
素晴らしいと言うか、羨ましい事でもあると思いました。

中川氏は「うちはつけ麺屋みたいなものですから、つけ麺をどうぞ!」
と勧められますが、ラオタは初訪のお店、それも遠征では絶対にデフォなのであります(爆)

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つけ麺は「おかん」に食べて貰う事にして、
私はラオタ基本に忠実『ラーメン』であります。

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山形から遥々来たのですから、最初から藤沢周平ラーメンを食べる運命に
あった訳であります(爆)

提供される前から、魚介系の良い香りがして来ます。

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まずはスープを一口。これまで呑んだ事の無い魚介系のスープです。

私の試した事の無い魚出汁と貝類の味がしますが、勿論試した事の無い
出汁なので分析できませんでした(爆)

鰹、秋刀魚、鯵、飛魚の出汁ではありません。
勿論一般の鰯系の煮干しでも無いと感じました。

最初は魚介系がやや強く感じられますが、動物系の旨味も凝縮されている様な凄くバランスの良いスープに仕上がっています。

麺は細麺で、やや低加水の麺なので硬い様な食感ですが硬くはありません。

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麺も相当に旨いです。スープとのバランスもこれ以上無いんじゃないいかと思われる程でした。
そして、中川氏お勧め自慢の「つけ麺」です。

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すぐに一口頂いてみます。

おっ?勿論太麺ですが、こちらは逆にやや多加水麺でありました。

この麺は逆にモチモチして最高に美味しい麺でありました。

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ラーメンには低加水の細麺、つけ麺には多加水の太麺を打ち分けます。

そして、製麺室側に配達されて来た小麦粉を見て驚きました。

つけ麺には北海道産の国産粉です。

私も開業当時に国産粉を何度も試作しましたが全て失敗でしたorz

自分の腕の無さは置いておいて、国産粉はラーメンには合わないと決め付けていました(自爆)そんな事で、ここ10年間は国産粉で試作した事も無いので、国産粉がどのくらいの価格をするかも把握していません。

それでも、私のところで使用している粉の2倍の価格がしている事は
間違いの無いところでありましょう。

そして、ラーメンの方に使用している粉は、
日本三大製粉会社の某社の粉を使用していましたが、これはうちでも使用した事のある粉でありました。

これは国産粉ではありませんが、某社の輸入物で一番高価な粉であると
分析できる粉でありました。

小麦粉がほんの一時、3割増と高騰した年がありましたが、あの年で
使用を継続するのを断念した経緯があります。

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器も半端でない程気合が入っていましたよ。

うちの丼の2倍~3倍の価格の丼でしょう。

琴平丼の約三倍、こってり丼の約二倍と分析して来ました。

はっきり言って、飛行機を乗り継いでも価値のあるラーメンと「つけ麺」であると思います。

ここでは書けませんが、この先、どえらい事を考えている中川氏でありました。

微力ながら、少しでもお役に立てればと思います(謎)

マジで山形庄内遠征にお越しになるのでしょうか?(大汗;)