Y良寒鱈祭り

昨日は久しぶりの良い天気になりました。
週間予報からのお日様マークが見事当たりました。隣集落Y良では、寒鱈まつりが開催されたようです。
聞くところによると、800食を用意したそうですが、見事完売したそうです。
名ブランド、Y良港に水揚げされた鱈は、庄内のみならず、あまりにも有名になりました。ただ残念なのは、時化が続き地物の鱈を使用できなかったことが主催者側も痛手だったに違いありません。
今年は漁があれば豊漁で、値段もかなり安く落とされているようです。逆に鮮度のやや落ちた下り物が高価な値段で入ってきているとか。まずは刺身で食べる訳じゃないので、支障があるというわけじゃないですが、安くて、鮮度が良くて、美味しいものを、自信を持って提供できるるのであれば、主催者側も納得できますし、お客様からも納得して貰えるでしょう。
賛否両論あるでしょうが、私としては初年の開催予定に漁がなく、急遽取り止めになりましたね。こちらの方が拘りがあってY良の人たちの性格にあってるような気がしますね。「地物以外は使わない!」この方が浜のすぐそばで開催するイベントですから、拘り感じられます。
逆に、お客様の立場になると、当てにならないというのが一番のネックになるのでしょうか。品質、味云々よりも…?
私が仮に主催者側なら、今年に関して言えば1月の第三日曜に予定して時化になり駄目なら、翌週に延期…又時化なら翌々週に延期という形をとるという方法を提案したのかなと思います。
これも主催者側のスタッフの予定もあるでしょうし、問題点が浮上してくると思いますので、一概にはベストの意見とは言えないかもしれないですが…。
あと今年に関してですが、Nヶ関は漁があったようです。値段も安く、一応日本海の地物ですから、Nヶ関産の鱈を使用したらとも思いました。漁協同士の問題は、私には詳しくわかりませんが、Nヶ関漁協から買うという形は一番簡単でしょうが、貸借といった思い切った作戦などはどうであったろうかな?とも思います(貸借できるかどうかはわかりませんが…)
要は、お客さんから喜んで頂き、又来年も足を運んで貰えるか。そのためには、主催者側、スタッフを含め、開催して少しでもお陰がないと長続きしないのではないかと思うのです。
近くのイベントは、大変に有り難いものです。Y良の寒鱈祭りの日は、私のところの中華そばがいつもの日曜日より忙しいのです。人が集まれば、誰かにおこぼれというものがあるものです。
Y良の繁栄でこちらにもおこぼれがありますので、是非来年からも続けていって貰いたいイベントの一つです。「Y良の繁栄なしにして、S瀬の繁栄もなし」かな?