山のおばあちゃん

今日はS瀬から林道を車で走り、玉杉で有名なY五十川へ行って来ました。
まだ、あちこちに残雪がありました。10日までは遅れてはいないだろうが、一週間は遅れているのだろうか。
田元で仕事をしていたお婆ちゃんに挨拶をして山に入ろうとすると…
おばちゃん曰く 「まだ雪で何にもねえー」
私 「一応行って見で来る」
おばあちゃん 「いっぺ採って来い!」
雪で何も無いのに、たくさん採れと言われても…。訳のわからぬおばあちゃんだなぁ~w
確かに雪崩の壁が沢の登り口を大きく塞いでいた。何とか大回りして交わし、沢を登って行った。本当に雪崩残雪の固まりで沢は塞がれていた。
5分ほど無理して登っていくと、沢の雪解けの早いところに青コゴメの群生がかなりあった。はけごに一つ程になりリュックにしまいふと右手の斜面を見ると、かなりの青コゴメの群生があった。
全てがとても太く一級品のコゴメである。全ての株を2本だけ残し採り尽くした。               リュックに半分にもなった。僅か1時間で大量だった。
帰りにもそのおばあちゃんがいた。
おばあちゃん 「何もねっけろ?」
私 「いやぁ~、株コゴメは盛りの場所があったけよ」
おばあちゃん 「どごさ?」
私 「どごさと言われても上手く説明でぎねぜ」
おばちゃん 「俺も行ってみで来る」
私 「今行ったって全部採って何もねーぜ」
おばちゃん 「んだが、んだばどもなんね」
全く訳のわからぬおばちゃんに、少し分けてあげると、「もっけだ、もっけだ」ととてもご機嫌だったw
初めて行った沢も面白かったが、初めて会ったおばちゃんも面白かったwww