秘伝豆

内陸や置賜方面には、まだかなりの枝豆畑が目に付きますね!
豆の品種は「秘伝」という。お客さんを送って行った時に、「運転手さん、枝豆持って行ってけらっしぇ」と大量の枝豆を畑から獲って、私のバスに投げ込んでくれたのでした。
泥がついてバスの中は、汚れてしまったが嬉しくて全然気にならなかった(笑)帰り道の   道中、ずっと枝豆の話をその方として来たのである。
「秘伝」という品種は大体が、6月の下旬から7月に掛けて植えるのだとか…。収穫は9月の彼岸過ぎから10月に掛けてということでした。
ダダチャ豆の約一ヶ月遅れくらいですね。ダダチャ豆も5月の20日頃から植え始めますので、何れの枝豆も収穫まで約3ヶ月間ということになりますね。
そして、話の中で驚いた事は、収穫の時間もあるのだということでした。
恐らく、よく野菜類なんかは「朝獲り」と書かれて宣伝しているのをよく見かけますから、    「早朝の気温の涼しいうちに獲り、鮮度が落ちないうちに食べるんですよね」と得意げに   打診したのですが、答えはNOでした。
これにはびっくりさせられました。本気で勉強というか研究しているのだなと感服致しました。
秘伝豆の収穫は午後からがベストと言うのです。信じられない話ですが、その前後の会話からも相当に勉強している方だなと判断しましたので、私は信じ、午後説に頷きます。
詳細は忘れてしまいましたが、単純に考えれば、朝日がいくらも照らないで獲ったものと、数時間の日光が照らされた物との違いということだったと思います。
光合成が盛んに行われるからということになりますね。ということは、収穫も曇りや雨の日では駄目ということに自ずとなりますね。
いやぁ~。勉強になりました。
そして味の方も抜群でした。色、香りも最高。茹で時間はだだちゃ豆よりも30秒程多く掛かりました。どうもご馳走様でした!