この日は港町管内、『ハーフムーン』に伺いました。
高速のお陰で、ここまで僅か30分。城下町駅前に行くのと同じレベルの時間です。
10時に出発して、10時30分着。
池田名人のワンタンは絶品。
池「生きてた?」
掛「なんとかかんとか!」
池「冷やし中華食べるでしょ?」(爆)
掛「食べませんよ!」
池「美味しいのになぁ~」
掛「笑」
池「冷たいラーメンは?」(爆)
掛「食べませんよ!」
池「美味しいのになぁ~、何で食べないんだろう?」(核爆)
そして、数分後、内儀殿が「は~い、お待ちどう様~」と運んで来てくれたのは「ワンタンメン」(爆)
まあ、いつものパターンですね(笑)
豚清湯スープに、高級鰯煮干しを合わせたスープ。
複雑さが無いのが、ここの特徴。本当に分かり易いスープで余計な細工をしていないのが、特に私の好みに繋がっていると思います。
コクをより出そうとか、他店との違いを強調したいが為に、様々な材料を使い過ぎているお店が多くなっていると分析していますが、このシンプルさが私は大好きなのであります。
油に全く頼らないのが、昔からの酒田のラーメン。
それに合わせた細麺。ハーフムーンさんを知るまでは、港町管内のラーメン店のほぼ半分は食べ歩きをしました。
まず外れる事はありませんでした!硬めとオーダーしても、麺が軟らかく感じた以外、全くもって外れ無し!どこのお店も美味しいと思い食べ歩きました。
やはり、あっさりスープに、私が食べたお店は例外なく全て自家製麺のお店でした。
それも凄い事ですよね!個性を出す!港町管内では、自家製麺がラーメン店開業の出発点みたいな認識があったものと思われます。
美味しい麺を腹一杯食べて貰いたいとの考えもあったのだと思います。
自家製麺のお店のデフォ量、200g前後であると思って、その当時から食べていました。
自ずと多加水麺なので、200gはペロッと行ってしまっていました。
今日食べて、また明日でも食べたいと思わせる味、自ずと、朝からでも違和感無く食べさせてくれる様な味なのです。
これが酒田のラーメンの特徴でもあると思います。
その中で、私の一推しが、ここハーフムーンさんのワンタンメンであります。
麺も私好みで茹でてくれるようになりました。以前、店主の池田名人は相当に軟らかい麺が個人的には好みだったと思います。
硬めでオーダーしても、昔はまだ、一段軟らかい感じがしていました。
ここ10年くらいは、最高の茹で加減で毎回提供してくれています。
そして、名人の作るワンタン。皮の薄さは、どれだけ水分を多く入れるかが勝負です。
冬場になると、加水率70%。これは驚異と言うか脅威の方でしょうか?(笑)
梅雨の時期でも65%は下らない。同じ事をしたら、大体が失敗で全て廃棄処分になってしまうと思います(爆)
以前は、太めのステンレスの棒で延ばしていた様ですが、今は違う形で作っている様ですよ!
池「琴平荘でもワンタンやれば!」
掛「できませんよ」
池「やる気が無いからだよ」(爆)
掛「いくらやる気を出しても、このレベルのワンタンは無理ですよ!」
池「こんなの誰にでも作れるから!」(爆)
出ました!いつもの台詞!
「うちのラーメンなんか大した事無いよ!」「誰にでも作れる!」
これ、池田名人の18番なのです(爆)
それでいて、食べている最中には、必ず「ワンタンどう?」と毎回打診して来ます。
毎回同じやり取りです(爆)
帰りは、高速を使わずにR7を戻ります。
三ジャ辺りで、引き返して食べたくなる程です。
大盛りにすると、麺がダブル。ワンタン、チャーシュー抜きで一度試してみたいと考えてはいますが、やはり「ワンタン」が食べたくなりますし、チャーシューも私の好きな部位を使用しているんですよね。
まあ、もう少し食べたいと言うところで止めるのが良いのかもしれませんね!
シーズンオフ再訪、ワンチャンあるかどうか!?
コメントを投稿するにはログインしてください。