私はあくまでも個人的に、基本的には食堂の中華そばは失礼ながら評価の対象にしていないのである。
理由は一つしかないのだが、「メニューの多さ」が全てである。
普通の食堂のメニューは、30種類~50種類なのだがこれだけの種類を全て仕込みしなければならないのだから、全てのメニューに拘りをと注文する方が無理なのではないか?
しかしながら、勿論世の中例外はある。先だってお邪魔したAんたん食堂の中華そばには、やられたという思いがあった。
まず、麺の旨い事にはびっくりした。スープも他のT岡の食堂では食べた事の無い個性あるスープであった。
越後のN岡ラーメンのように生姜風味があるが、N岡ラーメンのようにパンチのきいたスープではなく上品なスープで、N岡ラーメンの塩ラーメンに似た感じのスープであった。
メニューに、Aんたんラーメンなるものもあったが、これも聞くところによるとファンがかなり多いのだと言う。
近くのMサシに草刈機械の修理で立ち寄ったついで、全く期待はしてなかったのだが、かなりの満足度であった。
又食べてみたい中華そばであった。