稲刈り

墓参りでT岡市内への途中、K郷地区、O泉地区と稲刈りが盛んに行われているのが目に付きました。
先週は台風の影響でお天気も心配されましたが、予報以上に天気が良かったようで、いくらかは仕事が進んだように見えました。
稲刈り真っ最中ということは、一年で一番ご飯が不味い時期ということになりますが、    各ご家庭ではどんな工夫をして不味いご飯をより旨く食べているでしょうか。
まずは、玄米を多く精米しないという事ですね。精米してから常温に米を置くと日に日に   味が落ちていきます。
精米をしたらなるべく早く食べる。米屋さんから買う方は、少しずつ買うと良いでしょう。
そして、炊き方はもち米を少々入れて炊く事です。一割程度で十分でしょうね。そして    数滴のにがりを入れて炊くことです。ご飯に甘味がでます。
そして、皆さんびっくりするでしょうが、新米100%では鮨飯は最悪なのを知っていましたか?新米は粘りが強すぎて、きれないご飯になってしまうからです!
古米を保存しておいてブレンドして炊いているのが常識なのです。
鮨職人にも拘りがあり、古米と新米のブレンドだけでなく、米の品種も数種類ブレンドしているというのが常です。
ですから、スーパーの鮨に間もなく「新米」とステッカーが貼られて売り出されるでしょうが、鮨職人は笑っていると思います。
それをわかってブレンド米で鮨を握り、新米との標示にもやや問題はあると思いますが、逃げ道は無くもないですね。
新米100%と謳っていませんからね。
ともかくもうじき新米が食べれます。食欲の秋とは、色々理由はありますが、新米が収穫されるということが一番なのでしょうね。