執念の「かに茶屋」さん再訪

一昨日のお昼は、振られて当たり前、喰えれば奇跡と言う思いで、
例のお店に行って来ました。

勿論、こちらのお店です。

小野小町に通った深草少将に比べれば、まだ序の口(爆)

保険を掛けて、弁当を買って行きました(爆)
駄目だったら、弁当を喰うつもりでした。

蕎麦打ちだけで驚いてはいけませんぞ!
まだまだ!(笑)

「ゴメン下さい!ゴメン下さい~」ゴメン下さいを連呼し、
諦めて、やけくその「5円下さい!」と発声しようとしたら、
漸く、奥から親父さんが出てきまして、「ぎっくり腰で休んでいだ」と言います。

「すみませんでした。又…」と断念して引き返そうとした瞬間に
「先週だが来てくいだ人だが?」と言います。

「そうです」と答えると、「あのどき、ぎっくり腰で医者さ行ったなや」

何と、時間が掛かっても良ければ作ってくれるとの事(驚;)
超、お言葉に甘えさせていただきました(笑)

メニューです。

何と自家栽培(凄;)


ラーメン(しょうゆ)をオーダーしました。

先週、親父さんがここに座ってTVを観ていました。

蕎麦打ち体験の場所にも案内してくれました。

以前は、昭和通りで魚屋をしていたそうです。
魚屋の二階で宴会もさせていたそうです。

「親父さんの弁当も評判良いらしいですよ」と伝えると「あわねぐでやめだ」(爆)
まあ、500円で、御飯別盛りで例のあれじゃ、合わなくて当たり前(謎笑)

「親父さん、サービスし過ぎなんですよ!」と伝えると、
「そんだごどはねんどもの…コーヒーあっさげ自分でいれで呑んでくれ」
と言います。

お言葉に甘えて、頂くことにしました。

「うぅ~、うぅ~」と痛みを堪えながら懸命に作ってくれています(嬉涙;)
本当に気の毒でした。

待つこと30分して、提供されたラーメンです。
チャーシューは4枚とサービスしてくれたに違いありません。

とても美味しいチャーシューでした。

スープは煮干に昆布、そして、隠し味にバターを使用しているなと感じました。
麺量も結構ありました。200g超はあると思われます。

これで500円じゃ、儲からないです(苦笑)

交通量も全く無く、全然駄目だと言っていました。
魚屋を止めて、年金暮らしにはちょいと早いと思い、
始めた商売だそうです。

日報(荘内)にも出したが、あまりにも辺鄙な場所なので効果なくと、
肩を落としていました。

腰痛なんか、経験した人しか痛みがわかりません。
この日の売り上げは、間違いなく500円です。

そんな中、作ってくれたのですよ。

もう言葉も無いです。

親父さんに感謝、感謝、感謝!

そして、情報を提供してくれたRed Dragon氏に改めて御礼を
申し上げる次第です。

やはり、私はラオタなんだと痛感した日でもありました(爆)