尾浦(大浦)の横綱店

昨日は尾浦管内の横綱店を目指すも、少し時間がありましたので
多少遠回りして向かいました。

大山公園入り口です。

ここの公園は、以前は個人の持ち物でした。
「酒は大山愛の酒」で有名な加藤嘉八郎酒造さんです。

太平山付近の土地、2万坪を自己で貯蓄したもので購入して、
桜4600本、松2000本、つつじ1000本などを
植えて地元町民の為に寄付したという話です。

個人のものでしたので、加藤の「加」と嘉八郎の「嘉」を
取り、加嘉山公園と自ら名付けました。

大山高校の生徒等もこの公園でタバコを吸ったり、
チョメチョメしたりと、色々と世話になった公園でしょう(爆)

因みに「おかん」も大山高校でした。

実は、私は大山高校に入りたかったのですが、親父の陰謀で
港町管内の高校へと行かされた容なのです(苦笑)

大山高校に入っていれば、私とは結婚はしていないと「おかん」
は力説します(爆)

そして、荘銀地元支店とも取引して貰えなかった可能性もあります(謎爆)
ガン見している人は解かるでしょうが(笑)

まあ、ラーメン食べるには全く関係の無い話でした(爆)

さて、久々の横綱店のラーメンはどうでしょうか?
定休日が同じなので、シーズン中のお昼の訪問は無理なのでした。

いざ!

開店直後です。

これだけのキャパですが、お昼時には満席になるのです(汗:)

この日は「中華そば中盛り、メンマ多め」をオーダーしました。
デフォと大盛りの中間盛で50円プラスです。

因みに、メニューにはありません。

鰹節の良い香りがします。

スープを飲むと、鰹以外の魚出汁の風味もあります。
「アジ干し」でしょうか。

スープの色も薄く体裁が良いですが、味が薄い事はありません。
薄口醤油と濃口醤油をブレンドしているのでしょう。

乾燥メンマもふっくら戻されて良いです。

麺は?

以前よりも微妙に細くなったものか?
 
バランスは非常に良いです。

夏場は気温が上昇して、食欲が落ちる為に麺類は細いのが好まれると
云われています。真夏には素麺が多く食べられますし、30度を超えると
氷が売れるのと同時に、冷やし中華の具さえもうっとうしく感じるようになると云われているようです。

細くしたのは意図的か?それとも硬めでオーダーしたからかもしれません。

夏場は汗をかくために、いつもの塩分濃度では物足りなく感じるでしょうから、
お店側は多少濃い味にして提供しないと、味が変わったと思われる懸念も
考えるべきなのでしょうかね?

非常に難しいとこです。

夏場にラーメンを食べ歩くと、薄く感じる事が多いですが
今日はバッチリでした。さすがです。
というか横綱のお店に私ごときが能書きをたれるまでもないのですが(自爆)

完飲してはいけないスープなのですが、あまりにも風味が良く
呑まずにはいられませんでした。

店主の岡崎氏が、わざわざホールまで出て来てくれて、挨拶してくれました。

私と同じ年ですが、年齢よりも若く見えますし良い男です。
一緒に写真を撮って貰おうとも考えましたが、あまりにも私の方が見劣るので
止めました(爆)

帰り道も寄り道です。

旧加茂街道の加茂峠山中です。

隧道手前で完全通行止めです。

この隧道は明治時代に作られて、昭和時代になり拡張工事を
やっています。

明治17年に起工したのですが、大山側からと加茂側からと
隋道掘りの競争をしたと言うのです。

大山側が「虎の組」とし、加茂側が「竜の組」として
勝負したそうです。

その記念に加茂側には石に「竜」を彫り飾り、大山側には「虎」を
彫って飾ったのだそうです。

事ほど左様に、加茂隋道入り口(大山側)の右手壁面の石に
猫が彫られているとも言われている人が多くいますが、「さにあらず!」
なのです。

しかし、どう見ても「猫」にしか見えません(爆)

そう言えば、今日は大山善い子の犬祭りです!
6番テーブルさん、呑んでいるかなぁ~(笑)

私の家は猫祭りです(爆)