定休日のお昼

この日は川井商店にシャッターしました!

10時30分で、何とか辛うじてのシャッター長です。

もう、開店謳いの11時で行っても話になるものではありません!

まあ、話にならないと言うのは、混むと言うのもありますし、⑧さんには間に合わないと言う意味であります(笑)

暗黙の了解かは分かりませんが、営業時間前でも入店して待機できる容になっている模様です。

発券器から番号紙を取ったら、左手の長椅子に座って案内を待つと言うシステムの様です。

本当に有難い配慮だと思います。

事ほど左様でありますから、フライング着席だけは絶対に止めて下さい!
必ず、スタッフの中森さんなり、或いは内儀殿の舞妓氏がご案内に来ますので!

営業直前は、どこのお店でも忙しいものです。

特に川井商店はギリギリで回しているので尚更なのです。

営業直前の川井社長は、トイレまで走って行き、帰りも走って厨房へと戻ります(爆)

「トイレ大丈夫か?」と他の二人にも確認してからの営業突入になる事が多い様です。

その前には、一杯のラーメンを作り、舞妓氏と出来の確認も忘れません。

これまで、出来が悪く、お客様からお金を貰えるレベルで無いと判断して「臨休」をした事も一度あった筈ですし、余り芳しくない時などは、無料提供の処置を施した事もあるのですよ!

そんな事で、二人で味見の確認をすると言う事は非常に大事な事でもあるのです。

体調によって味が変わって感じる事もありますからね!

とても貴重な時間帯ですので、逆に配慮しなければいけません。

フライング着席はNGです!重ねてお願いします!!!

さて、この日もストレート麺で頂く事にしました。

中森さんにオーダーを伝えます。

「小盛り、油抜きストレート硬め、あと海苔とネギをお願いします」

とにかく、こちらの海苔トッピング枚数の多さには驚きます。

そして、ネギにしてもかなり多いです。

それでも、ネギに関しては今の時期ならば有難い量であると言えます。

軟白ネギの旬、一番甘味が出る極寒時でしたからね!

さて、あっと言う間に着丼。

いやぁ~、マスク越しでも、いつもながら良い香りです!

マスクを外して、スープを一口。

旨いです!昔呑んだアサヒビール(瓶生)を呑んだかの様です(比喩違爆)

アサヒスーパードライ、キレがあってコクがあるとか云われていますが、私は全然そう思いませんでした。なぜならば…は少し後に!

高校を卒業して、大学を首になって昭和60年の炉端焼き時代は、正にキーリン時代(笑)っうか、子供の頃から、ほぼキーリンしか見た事がありませんでしたよ!たまにサッポロを見る事もあったでしょうかね?鶴岡では問屋の関係もあったからでありましょう!(笹原凄;)

高校時代までは、ビールにおいては、ザ、モーニングサンも鳥井さんも見た事がないどころか存在すら知りませんでした。まあ、鳥井さんのウイスキーは高校時代から呑んでいましたから知ってはいましたが(爆)

そんな事で、麒麟にあらずんばビールに非ずとまで言っていた人が圧倒的に多かった時代だったと思います。

しかしながら、翌年の21歳時にアサヒ瓶生ビールを呑んで、こんな旨いビールがあるのか!?と思いました(マジ)

いやぁ~、正に切れがあってコクがあるでしたよ!(感動爆)

そのビールの旨さをいつまでも覚えていて、スーパードライが特別旨いとかは思いませんでしたと言うのが理由ですね(笑)

もしかしたら、中身はさほど変わっていなかったのかもしれませんね(核爆)

さて、脱線禁物ですので、次に麺を一気に啜るのでありました(爆)

いやぁ~、切れ刃の長さもグンバツ、デフォ茹での方がよりスープの絡みが良いのは二百も承知(爆)

絡みが良い形で食べるのが一番旨いと思いますか?

答えは不明です(爆)

私は絡みよりも、食感です。硬めに茹でたから、絡みが特別悪くなる訳でも無いですし、何と言ってもストレートですから、縮れよりはスープが乗って来ます!

そして、当日麺、やはり、打ち立ては美味しいと思います。

日本蕎麦は打ち立て、中華麺の打ち立ては美味しくない(熟成派)と講釈する人が多いとは思いますが、さにあらず!

打ち立てで美味しくない中華麺は、熟成しても美味しくはありません(断言)

まあ、打ち立てで美味しい麺こそ、熟成しても美味しいと言う事でもあるのでしょうが、結局は好みの違いと言う事にはなるのです。

さて、コマーシャルが相当に遅れてしまいましたが、恒例だった『美酒探訪』が3年振りに開催されそうです。

コロナ感染拡大の年は、2月と言う事もあり対岸の火事感覚で何事も無く終わった感じでした。

一昨年は、企画さえされず、昨年は、それこそウイズコロナ感も多少出て来て、何とか開催されればとの願いがあったのですが、直前の一気の感染拡大で空しく中止されました。

そんな事で昨年、私のところにオファーがあったのですが、対岸の火事感であった事を深く反省しつつ、更には余りにも恐ろしくて即座にお断りしたのでした。
身勝手と言う認識は当然ありませんでしたが、無責任と言われても仕方がないかもしれないですかね!?(苦笑)

それは『お江戸ファーストH城下町』さんにも、それまでお世話になって来た経緯もあるし、ただお断りするだけでは申し訳ないと言う事で、代打がいないものかと考えたところ、即座に「川井商店」が浮上。

駄目もとで打診したところ、「有難いチャンス」だと、一言返事で承諾して貰った経緯があるのです(驚;&感謝)ウイズコロナ、どこからどこまでやるかやらないかは各々で違って当然です。

やるのも勇気、断るのも勇気って感じでしょうか?

勇気ある川井社長ではありましたが、誠に遺憾な事に昨年は中止orz

快く承諾してくれたにも関わらず、事ほど左様で急遽中止と相成ったのでありますから、今年も川井商店さんが出店するのが自然の成り行きであります。

それこそ今年の中止は、さすがに考えられませんので是非とも、開催されるのを待つだけだと期待します。

昨年の段階では小規模、ご存じ鳳凰の間に、収容の半分以下のたった100人と言う事で段取りを組まれていたとお聞きしましたが今年はどうなるのでしょうかね?150人とかマックスまでは行かなくても200人とかまでにするのでしょうかね?

私は何も聞いてはいませんが、恐らくは結構な枚数のチケットが売れているのだと予想(期待)します。

そんな事で当日は『川井麻衣子製麵師』が、過去に打った事の無い、
この日の為の特別麺を打つと言っていましたよ(仰天)

ストレート、細縮れ、太麺、極太麺に加えて極細麺の5種類を打つ名人です。

それは小麦粉の配合も同じ、ボーメも同じ、切れ刃だけ替えるのならば容易です。

しかしながら、全て違わせているのですよ(大汗;)

小麦粉の配合、ボーメ、ミキシングの時間、その他にも秘密の工夫をされて、
自由自在に製麺機を操る達人級の人です。

まだ、10年選手にもなっていないのに、ここまで極める事ができるとは、  まさに天才なのでしょうかね?

よくは分かりませんが、製麺師をする為に生まれて来た訳では無いでしょうけど、きっと、そんな運命だったのでしょう。最低でも他人の三倍以上は努力していると思います。

「どうして?なぜ?」の疑問をそのままにせず、解る(判る)まで、徹底的に試行錯誤を繰り返した証でもあるでしょう。

勿論「好きこそ物の上手なれ」は絶対にあると思います。

以前はカラオケ店経営者の内儀、その時代から舞妓氏を存じていますが、
まるで別人とまでは言いませんが、相当に違って私は見ていました。

カラオケ店の時は、川井社長だけが極めて目立ち、まさに縁の下の力持ち的な存在だなと見ていました。

しかし、現在では完全に尻に敷いていると思います(感心爆)群馬で言えば、かかあ天下ですね!最高に良い意味なのですよ!

まあ、そんな事はともかくも、この日の為の特打ち麺が非常に気になります。

どんな麺を打つのでしょうかね?

楽しみでなりませんね!!!

いつ締め切りとかの詳細も全く知りませんが、日本酒好きなら勿論ですが、加えて川井商店の特打ち麺に興味のある方は、直接、ホテル側に問い合わせてみて下さい。

もう、川井商店の凄さは大雪、先だっての大寒波でも普段と変わらない集客があったと言う事なのです(流石&凄)

私のところと言えば、大雪になれば正に論外、それこそ先週の水曜日からの大寒波では論外以下でしたよ!

論外以下と言う表現をどう伝えればいいのか難しいくらい悲惨でした!(大泣;)

真の繁盛店とは『川井商店』みたいなお店を言うのです。

全く天候に左右されないどころか、悪天候の方が忙しい時があると言うのですから、鬼店ですよ(マジ凄過;)

最後になりますが、昨年からの経緯で私のところの代打ではあるのですが、
私は、値千金の本塁打を打ってくれる事を切に願っています。

そして、来年こそが不動の4番での出店になれば、正直、私も嬉しく幸いであります。