定休日のお昼

セカンドドータ―が、遅い盆休みで帰省。

往路は親友に送って来て貰い、3日間ほど滞在。

復路は高速バスと言う手もあったのですが、私も休みの日に当たったので
送って行くことにしました。

「おかん」も乗せていざ杜の都管内に車を走らせますが、折角なのでお昼を食べてから送る事になりました。

向かったのは杜の都管内のすぐお隣、名取裕子市です(爆)

R4、杜の都から、僅か2,3分のところにある私の大好きなお店。

昨年も訪れていますが「おかん」も相当気に入ったと言う経緯があり即決(笑)

自宅を8時に出発して、到着が10時30分ちょうどでありました。

杜の都から名取まで、多少のトラフィックジャムに掛かりましたが、2時間30分で着きました。

10分後にセカンド氏が来ました。

多くのトラブル話を聞いたり経験している「おかん」であります。
私はPPで入口先にはりついていましたが、セカンド氏が車を駐車場に入れようとバックしている時に、セカンドドーターと共に下車して並びます。

お店によっては代表者が並べば良しとしているところも多いと思います。
紙に名前を記載する形であれば、何ら問題はありません。

やはり、判らないお店では、全員が並べば間違いはありません。
お客同士のトラブルは、お店側も迷惑する事もありますし、不快を覚えて当然です。

そんな事でコマンセンスあるシャッターをして構えましたよ!

やはり人気店、激込み前にと考えるのが当然で、次から次へとお客さんがやって来て、結構な行列になっていましたよ!

気温は32度、今夏、32度で暑いなどと言っていると罰が当たる次元でしたかな?

それでも暑い事に変わりはありません!前回訪店時も11時少し前に入店させてくれましたが、この日も更に数分早く開店してくれました(嬉)

本当に嬉しく有難いものです。

この日は10時55分開店でした(感謝)

いぶし中華3つ、麺硬めでオーダー!月山道で既に決めておりましたからね!

「おかん」は中華のみ、私は外せない半チャーハン、セカンドドーターが餃子をオーダーします。

約一年振りの対麺です。

さて、まずはスープ。

マスクを外した瞬間に魚介が香ります。スープを一口、更にもう一口。

魚介の薫りと共に動物性系の奥深い旨味が来ます。

最高の魚の香りが鼻から抜けます。一瞬優しい味わいにも感じますが、かなりパンチも効いている個性的スープに酔い痴れてしまいそうです。

さて、そして、肝心の麺は相変わらずスープとの合性が抜群なのか?

中細の自家製ストレート麺は、最高に歯切れも良く喉越しも良く本当に素晴らしい!
そして、いつまでも啜っていたい衝撃に駆られるのだから凄いものだと思います(脱帽)

チャーシューにも一ミリの抜かりもありません!

モモチャーシューは、やや低温でじっくりと仕上げたタイプのパサつきがないしっとりした味わい。

肩ロースはしっかりとした食感で肉の旨味が凝縮された逸品。

メンマにしても相当気合が入っているのが分かります。

海苔も当然抜かりなく良し!ナルトもスープが美味しいので、それこそ全く邪魔にならないどころか私にとっては歓迎のトッピングであります。

そして、毎度の炒飯が最高です!半炒飯と言う少ない量を見事に振って調理しているのですから流石の一言です!

素人で下手な人程、多くの量を一度に作ります(致命的)
多く作れば作る程上手にできないのがチャーハンなのです。
逆に半炒飯も同様に難しいのです。
上手に作れるチャーハンの量は1人前~2人前です。
炒飯と言う料理は誰でも作ります。

小学生の児童でさえも簡単に作ってしまうのがチャーハン。
ただ、誰でも簡単作れる料理こそ難しいと言うか、出来栄えと味に差が付くと思っても間違いないと思います。
料理人のジャンル問わずに、炒飯を作らせると、そのレベルと言うか腕の見分けが容易に付くと言っても過言では無いでしょう!

チャーハン、非常に簡単な料理でもあり面白い料理でもあります。しかし、それ以上に難しい料理でもあると思うのです!
まあ、今日は詳細の講釈&能書きは割愛しておきますけど(爆)

さて、ここのチャーハンを食べると、中華のコックが作った味がしてならないのです。

それでも、このいぶし中華を食べると、特にスープと麺は中華のコックが作ったものとは思えないのです。

そんな事で、チャーハンを食べると中華の経験があると思えるし、
いぶし中華を食べると、中華のお店で身に着けたものが皆無に近いと思えてしまうのです。

そして、セカンドドーターの頼んだ餃子を一口食べて、まずは中華の職人であったのを確信しました。

ここの店主は間違いなく中華料理店で修業をしていますね!

まあ、杏仁豆腐がメニューにある時点で想像はできると思いますけどね!

それでも中華のお店のコックには大変失礼ですけど、中華の料理人が、
このレベルのラーメンは、まず作れないと思うのです。

理由は中華のコックは中華料理を作るプロだからです。

ラーメン店主も中華料理は作れるでしょうけど、中華のコックには基本負けます。

どんな事にも例外はありますから全てとは言いませんが、ほぼそう思って間違いはありません!(断言)

よって、出した結論は、こちらの店主は中華料理店で修業は間違いなくしていて、
あとはラーメン店でも修業をしたものか?或いは独学でラーメンの勉強を相当にしたものと断定するところであります!

そして、これは憶測ですが、中華の道よりもラーメンの道の方が長いんじゃないかと診ます。

全く予想が外れていたらごめんなさい!(核掛自爆)

全ての予想が外れていたら、こちらの店主は「天才の中の超天才」と言う事で宜しいでしょうか?(言い訳爆)

まずは今年もお見事、昨年以上に美味しく感じました。

さて、丼底に魚粉らしきものが残りました。

店名が「いぶし」とあるのです。いぶしいりこで出汁を取っているのか?
或いは、煮干しを煎ってから使用しているのか?

粉上になっているので、粉砕機を掛けているものなのか?

最初食べた時は、追い煮干しでもしているのかなと思いましたが、
更に手の込んだ仕込み、そして、調理をされていると思います。

香りからして、煮干し(鰯)のみの風味では無いのですよね!

鰹もやや来ている感じがしたので入っているでしょう!

最初の訪店時には秋刀魚の薫りも感じたのですが気のせいだったのですかね?

いやぁ~、ミックスしている魚出汁が分からない。焼きアゴだった可能性もありますが、もう随分前になりますからねぇ~。

まあ、それを舌で全て感じて分析できれば、正に神の舌でラーメン屋なんかしなくても飯食っていけますよね?(核爆)

とにかく、魚出汁の取り方が長けていますね!

そんな事ですが、こちらの「いぶし中華そば」ですが、私にとってはこれまで食べて来たお気に入りの中でもマジ指折りである事は間違い無いです!

いくらセカンドドーターを送るついでとは言え、遠方のお店で同じお店に再訪するのですから相当に気に入ったと言うのはお解りいただけるでしょう。

送るついでとは言え、折角の宮城入りですから、他の評判店に行きたくなって当然です。

しかし、事ほど左様の即決なのでした。

本当に私と「おかん」、セカンドドーターも含めて、「最高に旨かった!」と帰りの車内ですぐに声を上げたのですよ!

もう、人気なのは常連さん達も承知でありましょう!

しかい、どれだけの激戦区か?

マジやばいと言うか凄いですよ!

近くには、有名店、或いは実力店が犇めく中、それも他店は全て半端ない交通量のR4沿いと言う好条件、しかし、ここのお店だけが一見の可能性が100%ゼロと言う条件の立地であります。

一際異彩を放っていますね!

自分のお店は、場所(立地条件)が悪いからお客さんが来ないと思っている店主は、
是非と杜の都方面からR4を通り、こちらのお店に足を運んでみては如何でしょうかね?

それは言い訳であると言う事に気づくと思います。

『いぶし中華そば』その味は勿論ですが、その他、味以外にも得るものがこのお店にはありましたので、それらを探しに行くのも大きな勉強になると思いますので是非是非!

私は来シーズンオフもわざわざでも足を運ぶ事は間違いありません!

いやぁ~、マジ美味しかったですよ(感動&感激)