この日は独り宇宙戦艦さん(苦笑)
「おかん」が大残業との事で、一人(自力運転)で向いました。
入店して行くなり、女将が「コップは?」(核爆)
掛「生、ちぃちぇなで今より早ぐ!」(爆)
女将「吞んでないの?まさか素面?」(爆)
孟宗が手始めで出て来ました。
合わせは『フキ』です。
それに付け合わせの木の芽。これは市場に出回る栽培品とは違い、その辺から捥いで来たブツでありましょう(憶測爆)三小近くの公園付近の木からか?(爆)
孟宗は中々の味でした!馬鹿旨だったのが、私の少し苦手なフキです。
このフキが半端無く美味しく頂きました。
天然と栽培(養殖)どちらが旨いか?
これを論議する事すらしたくありません(爆)
私はフキに関しては、栽培品が旨く感じられますorz
フキ特有の強い風味が苦手なのですからどうにもなりません(苦笑)
そして、マスターが「今年の地物孟宗は今一だったなぁ~」と呟きます(笑)
まあ、当然市場に出回る物でも当たり外れはあります。
湯田川孟宗、或いは谷定孟宗は、非常に知名度は高いです。
じゃあ、全てが旨いのか?と言えば、そうとは限りません。
生産者の山の違いもありますし、同じ山で採れた物でも旨さの違いは自ずとあると分析しています。
逆に、他地域でも美味しい孟宗が採れる山は多くあります。
マスターが打診「早田でも旨い孟宗があると言うし、三瀬でも孟宗が採れるんだって?」
いやぁ~、待っていましたでは無かったのですが、三瀬孟宗と打診されれば、
山本リンダですよ!(どうにも止まらない爆)
自分で言うのもあれですが、三瀬孟宗の講釈をさせたら、まさに立て板に水(爆)
最初はマスターも関心を示して聞いてくれていましたが、女将が「もう分かったから!タコが乾いちゃうよ!」(核爆)
この日のタコは、いつもの訳の分からぬタコ?或いは、磯ダコよりもやや弾力がありませんでした。まあ、良い意味で言えば軟らかいのです。
ミズの小振りの物を仕入れたと言っていました。
活ダコで下処理が非常に丁寧、茹で加減も適当なのが凄いところです(爆)
まあ、1k1分は嵌る重さと時間はあると思いますが、鵜呑みは危険かもしれませんね!
竹串を刺すと言う方法もあると言うらしいですが、普通はやらないでしょ?
大根で叩く?番茶を入れる?色々云われていますがどうなのでしょうか?
日本酒に浸ける?
こちらの店主はやらないと思いますよ。
因みに私もやりませんでした!
親父の代では番茶は入れていましたが、私は違いが分からず、必要性を
感じなかった為しなかった次第です。
塩のみでしょうね!この塩を使った下処理をどれだけ入念にやるかです。
そして、当然ですか茹で過ぎない事でしょう!
生で喰えるものを仕入れしているのですから!
さて、そんな事ですが、今年も三瀬孟宗が届きました。
石塚きよし酒店の孟宗です。
こちらの大主は、地元氣比神社の宮司さんであります。
しかも、こちらの先祖が氣比神社を敦賀から持って来たのです。
まあ、当時は権現様です。氣比大権現です。
三瀬に石塚姓が多いのはそのせいです。
そのサンさんが主であります。
何度かここでも紹介していますが、八乙女ミニバスケのコーチから監督になった、石塚宗一氏です。
エルディストドーターは、曲がりなりにも主将を努め、セカンドドーターも
エルディストドーター以上にお世話になった経緯があります。
名が宗一(しゅういち)氏です。「しゅういち」と名が付く者に悪い人はいません(爆)
私のところの常連「修一氏」中華そば塩の原料を仕入れしているミネラル工房の代表も「秀一氏」です。
それはともかくも、『宗一』ですよ?
孟宗の「宗」です。孟宗の一番旨い物を採る人で「宗一」日本語なった訳ではありませんが、「宗」が付けば鬼に金棒、更には、その息子さんが「宗(そう)」ですから、虎に翼じゃないですか!(核爆)
毎年極上の孟宗を食べる事ができて幸せです。
今年は、味噌酒粕汁は勿論ですが、炊きこみご飯、煮しめにもして頂きました。
全て私が料理しましたので手前味噌にはなりますが、非常に旨かったです(板の後爆)
さて、この日は、墨烏賊がありました。
シャッターでしたので、マスターから「天婦羅できるよ!」と言われ、
オーダー。
自ずとアオリよりはやや落ちますが、非常に美味しく頂きました。
刺し身で頂ける物を揚げるから美味しいので、鮮度が落ち刺身ではNGと言うものを揚げても美味しくはないのは当たり前の事ですよね。
付け添いは、コシアブラです。
ここの店主は天婦羅も非常に上手です。
ここ最近は、栽培物ではありますが既に根曲がり筍も出回っています。
自ずと今は天婦羅メニューも挙げていると思いますよ。
昔は、栽培物は全く話になりませんでしたが、ここ近年は天然物に多少近づいて来たのかなと思わせる様な物が出回っております。そのあたりは感心しますね。
ただ、このあたりでは根曲がり筍を月山筍呼称していますが、全て月山で採れたかは非常に怪しいですよ(謎爆)
真の月山筍は、R7を車で走りながら遠目から山の雪解けを見ても分かりますが、良質の物が採れ出すのは6月中旬からです。
値は張りますが、本当に美味しい月山筍を食べたいならば、6月下旬から7月上旬です。底月山筍になれば、7月中旬まで採れるでしょう。
栽培物が出始める頃は、月山のチシマ笹の海は全て雪に覆われているのです。
まあ、もうじき天然物が出回りますけどね。
価格は飛び値ですが、採って来るのは非常に大変です。
マジ命懸けの戦いなのです。
その危険料を考慮すれば、高いから食べないと言うのは余りにもへそ曲がり筍かもしれませんね(爆)
まあ、ノドグロは絶対に食べませんからね(爆)
いつが旬かも分からないのに、年中価格が飛び値です。
比較的安かった時代には数え切れないくらい食べてはいますが、
いつの時期が一番美味しいかは、私には判断はできませんでした。
個人的には「ノドグロに旬無し!」です。
まあ、逆に通年美味しい(旬)魚であると言えるでしょうね(笑)
それでも、ここ近年の価格を考えれば、旬のメバルに軍配団扇です(負け惜しみ爆)
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