間違いの無いお店、キズナ英さんにお邪魔して来ました。
外内島、余目で「つけ麺」です。
他のメニューが一ミリも興味が無い訳でも無いのですが、間違いの無いお店で絶対に間違いの無い「つけ麺」です。
朝ラーバージョンの醤油や塩も食べた事はありますよ。
確かに相当旨い。最高に旨いレベルですが、どちらに軍配団扇を上げるかと言えば、どちらかには上げなくてはいけません。迷い、上げられずに切腹して自決する行事はいません(核爆)勿論「つけ麺」に軍配団扇です。
まあ、店主の英さんが開店当初から「うちはつけ麺屋ですから!」と言った事が脳裏に焼き付いているのもあるのだと思います。
つけ麺が一押し、一番自信のあるメニューなのでしょう。
ただ、本来私にとっては、同じ土俵には上げられないと言うのが正直なところです。
里芋を使用した芋煮の醤油仕立てと味噌仕立ては更に同じ土俵に上げてはいけません(爆)
豚と牛が相撲したら?(核爆)
豚肉を使用した味噌仕立ては、豚汁と考えれば良いですね。
二度芋を入れる人もいますが、二度芋じゃなく里芋バージョンです。
醤油仕立ては、牛肉を使用しますが、醤油汁じゃないんですよね!
芋煮汁ではなく、芋煮なのです。
そんな事で、豚と牛、味噌と醤油を比較しても、どちらが好きかの問題に過ぎません。
私個人は、芋煮汁はまず食べません。汁物は爽の肴にはならないからです(爆)
肴は芋煮の方ですね。もう少し、汁を少なくして、甘辛く炊く感じですかね?牛と里芋とコンニャクの煮付けに近い物の方が好みです。
庄内風の味噌仕立てであれば、酒を呑んだあとの〆のラーメンならぬ、
〆の芋煮汁ならば最高でしょう。
そして、豚、牛とくれば、鶏です。鶏肉で塩仕立ても相当に旨いですよ!
のっぺ汁みたいな感じで作ります。
まあ、そんな話はどちらでも良い事です(爆)
おっ!?味を新しく変えたと言うものか?
極太麺のドロドロ濃厚系か?(汗;)
いえ、いえ、そんな事はありません。逆に白湯が清湯に変わっていました(驚;)
麺も細くなっていました。切れ刃番数自体は同じでやや時間を12時に近くしたと分析しました。或いは、朝ラー用の麺の切れ刃の番数で、11時から10時30分近くまで戻したものか?(訳分からん爆)
まあ、恐らくは前者だと思います。ん?もしかしたら、新たに切れ刃を新調したものか?(爆)
つけ麺と言うと、どちらかと言えば、麺を一番に味わいたい料理。スープ割りは二度楽しめる「おまけ」みたいなものです。
事ほど左様に、麺に特徴を持たせて、太麺、或いは極太麺になって行ったのだと思います。その麺に負けないつけスープは、やはり濃厚でないといけないとアンバランスなのでありましょう。
英さんは、逆にスープに合わせたように、麺を細くしたみたいです。
最高にバランス良いと思います。かなり考えて変えたなと即座に判りますね。
スープ割りでKKです。酢っ気は全く感じません。
入っていても隠し味程度でありましょう。感心と言うか賢明な判断だと思います。
冷やし中華となれば、タレはそれこそ中華ドレッシングみたいな感じで
酢は不可欠でしょうが、普通のラーメンや「つけ麵」が最初から
酸味を強く感じるのは、私は苦手です。
個人的に苦手なだけで否定は当然しませんよ!好きな人は後入れすれば良いと言う話です。
辛みも然りです。予め、酢とレッドペッパーが入った「つけ麺」のタレのお店に行った事があります。酢が入ってなければどれだけ旨いか!と思った事があります。辛みは全然気になりませんでしたが、ちょっとでも辛いのが苦手な人も多くいます。
賛否両論はあるかもしれませんが、間違いの無いのは後入れじゃないですかね?
極々たまに伺うお店で、好きで食べていた「タンメン」で、ややさじ加減を間違ったのか?
酢を入れ過ぎの完成系で提供された事があり、狼狽した経験もあります。
以前までは隠し味程度だったとは思うのですが、最後まで違和感ありながら食べていましたorz それ以来は再訪していません(苦笑)
いやぁ~、最高に旨く大満足でした。
40歳そこそこの頃なら、朝ラー閉店シャッター長から、そのまま並び、
シャッター長での連食は当たり前のところだったのでしょうが老いましたorz
麺量はいくら多くても250gが限界ですかね?
現状だと、試食の際に肉抜き中華をK、調子の良い時、そして、
スープの出来が上出来だとKKまで。そんな感じです(苦笑)
このお店だけが例外で、300gを食べています。旨いから、一気に行けるのです。喉を詰まらせながら、水を呑みながらではありますが(笑)
朝ラーも絶好調との評判です。
土日は満席どころか、行列になっているとの噂です。
本人の英さんは、「そんな大した事ないですよ!」と謙虚な受け答えをしていますが、私の知り合いにはラーメン刑事が数名いまして、教えてくれる訳ですよ(爆)「日曜日には朝ラーだけで100食近いんじゃ?」と捜査している刑事もいます(爆)
とにかく、段取りが素晴らしく、仕事ができるのでしょうね。
英さん、彼こそが庄内呼称の「てじまつけ」です(爆)
恐らく、誰も分からないでしょう。
手品師と魔術師を合わせて「てじま」です(爆)
魔法使いならぬ「てじま使い」です(爆)
三時間で100食を売るには、基本三人いないと無理だと私は分析しています。
二人でも相当容易では無いと思いますよ。それを一人で提供して、しかも下げる。
「丼は100個も用意して、水槽に山積み?」と打診すると、
「いえ、洗う余裕がありますよ!」と言います(仰天;)
やはり、真の「てじまつけ」です(爆)
ご覧の皆様もキズナ英さんの朝ラーを是非!
そして、朝食なのですが、スープは味噌汁を考えて下さい!
具を食べて汁を残す人はまずいませんよね?
英さんでも、具(麺)を食べて、汁(スープ)を残さないで下さいね(笑)
そして、厨房内まで運んで洗って下さいまでは言いませんが、せめて、カウンターで食べていたならば、英さんが取りやすいところに置いてあげて下さい(爆)
完全なセルフサービスでは無いのですから、500円を考えると、そのくらいの協力をしてあげてもと思ってしまいます。
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