3日後に迫った受験

いよいよ息子の公立高校の受験の日があとわずかに迫ってきた。
2度の三者面談でも、おかんの話だと担任の先生は「鶴岡市内の学校に行くのは、相当努力しないと厳しい」と言っていたそうだ。
確かに、実力テストでもそれらの学校の最低ラインの点数にも大きく及ばず…。おおよそで90点程も及んでいなかった。
正月明けの実力テストでも、全く同じくらいの点数であった。
その時期から、一教科20点アップは、誰が考えても無理である。親としては、不合格は当たり前の事、痛恨である。本人は尚更。だから息子の点数にあった学校を勧める義務があるのではと考え、打診的ではあるが他の2校はどうかとアドバイスしてみた。
それでも、息子は市内から外れた学校には絶対に行きたくない構えであった。それなら仕方ないだろう。
不合格するのも本人、高校に行くのも本人だ。親が行く訳ではないので、最後は本人に任せるしかない気はした。おかんも強行策に意義なしのようだ。
それでも心配。できるだけのことはしてやろう!と思った。数学は塾へ…。長女も自分の勉強で精一杯なので、先だっての期末試験が終った後から、理科を頼んだ。国語はおかん、英語は私の担当だ。
今まで経験した事がない程の猛吹雪の中、命懸けで塾への送迎をした日もあった。土日は、電車で通わせた。遅れで何十分も駅で待った日もあった。
私も息子も今までに無い経験をした。ここ10日間くらいは、進学高へ受験する生徒よりも勉強したのではないか。しかし、どこまで挽回しているかは、まるで未知数ではあるが…。
例え失敗しても悔いはない。息子も自分で決め、気が付いたら知らずのうちに願書を提出していた。
さあ、泣いても笑ってもあと3日だ!