遠征記（最終回）

そして、遠征最終店の二軒目はこちらのお店に１０時４５分シャッターし、
二連続「長」を確保したのでありました。
まあ、半田屋主に言わせれば、当たり前と言ったところでしょう（爆）

駐車場で車から降りると、豚骨スープの良い香りが漂っています。
初訪問のお店での券売機は最悪ですORZ

羽後塾長氏が何やら勝手に購入してくれたみたいなのでお任せする事に
しました。

因みに、こんな面白い呼称のメニューがありました。

秋田でも「混ぜる」を「けも」と言うのでしょうか？（笑）

着丼ですが、あれっ？

綺麗な済んだスープで、駐車場で鼻に来た豚骨風味がゼロです。

鶏の風味なのか？
しかし、麺を啜ると、鶏の味がしません（驚；）
煮干の風味か？いやぁ～、かなり複雑な味です。

再度スープを呑みますが、豚骨スープの風味は皆無です。
何か上手く表現できませんが、マヌーサを掛けられた感じです（核爆）

魚介系、特にスルメの良い出汁が出ています。
これは旨い！私のとても好きな味です。

肩ロースチャーシューも良い仕事しています。
そして、食べている最中に羽後塾長氏が割りスープを頼んでくれました。

勿論解明する為に、スープだけを呑みます。
いやぁ～、旨い！それだけでも良い感じです。

スープを丼に移し、スープが空になった小丼からは、エビの風味もします。
エビの香りは強烈ですので、入れ過ぎるとＮＧになってしまいますが、
分かるか分からない程の隠し味なんでしょう。さすがです。

返しと合わせたスープでは、エビ風味は全く分からなかったですから（汗；）

KKです！麺も旨かったです。低加水の麺なので、どんどんスープを吸って
行き最高でありました。

この日に出されたラーメンの名前は分かりませんが、相当点数が高いと思います。

店長の引き出しの凄さには感服です。まさにマジシャンです。

実は訪問前に、羽後塾長氏が私の好みを伝えて限定と言う事で作って貰う
段取をしていたそうです。

これも驚きじゃないですか！私は正直、羽後塾長氏に好みを一切伝えた事などなかったのです。

羽後塾長氏の想像で大門店長に伝え、それを店長が作ったら、超嵌ってしまったと言う事です（驚；）

彼は天才かもしれません。私が彼の歳の時になにをできていたかを考えると、
逆に情けなくなってしまいました。

世の中、若くても凄い人がいるのだなと痛感させられました。

しかし、羽後塾長氏も凄い方です。

今回、４軒４杯を頂いた訳ですが、全て大満足で唸る程の美味しさでありました。そんなお店を事前調査してナビしてくれた訳です。

羽後塾長氏をはじめ、今回遠征して関係した全ての皆さんに厚く感謝する次第であります。