お江戸出張③

折角お江戸まで来たのですから、旨い物を食べたい訳であります。

「おかん」がやや好物でもある寿司。
私は、寿司は確かに好きではありますが、酒の肴にならないので
できればお昼に食べたい物なのです。

Yutenさんが調査情報を以前くれました。

お江戸の寿司と言えば、『数寄屋橋次郎』

数寄屋橋は消えても銀座は残る、銀座が消えても数寄屋橋次郎は残る!?(爆)

それくらいの次元で超有名になってしまった、寿司の神様「小野二郎氏」の握る寿司。

しかし、な、な、何と32,400円が最低料金と言います(即死爆)
そして、全て「おまかせ」で半貫16種類~20種類という事でした(仰天;)

これは、もはや寿司にあらず、二郎という食べ物なり(爆)
清く正しく美しく、にんにくはさすがに要らんでしょ?(核爆)

さすが小野氏、さすが銀座です。清水の舞台が更に高くなろうが低くなろうが私にはラフランス、
もとい、用無しみたいです(爆)

いいですか!この舞台を高くするのは、我らの銀河一の製麺師「知見氏」
が社長になった時しかありません(超核爆)

京都の力のある企業全てが1億円ずつ寄付すれば可能です(爆)

まあ、冷静に考えてみれば日頃、開運橋にも中々行けない香具師なのに
数寄屋橋に行ける筈もありませんorz

ここは、橋は橋でも新橋です(爆)

勿論、港町管内の新橋でも、大松庵さんのある新橋ではありません(笑)

ただ、数寄屋橋さんでも開運橋さんでも買えないマグロを買えるお店である事は確かです(爆)

寿司三昧です!普段なら夜は呑まなければいけないのは既出、
昼はラーメンなのですが、今回は「おかん」と一緒だったので
最高の機会でした。

TVで何度も観て、いつかは来店してみたいと思っていました。

メニューです。

ゴールド太郎さんは一皿一貫の価格ですが、こちらは半貫の価格です。

分かり易く「1個」と書いてあるのも良いところですね!
確か廻る寿司だと認識していましたが、廻らなくなったのか?
或いは、ニューブリッジ店が廻らない店舗なのだろうか?

まずは手始め「オクトパス」であります。

私はオクトパスみたいな低価格の商品がレベルの低いお店は、他の高級なネタも信頼しない派であります。

大昔の「ギョク」みたいな感じですかね?(笑)

生の状態から自らのお店で下処理しても業者から納品されるにしても
お店の実力が関係して来る事は間違いないのであります。

おっ!これは中々レベルの高いタコだと分析しました。

続いて、板さんお勧めで塩味のタコ握りであります。

間違い無いです!

ボタン&ホッキです。

半貫ずつ頂けるのは中々良い事だと思います。

さて、まだまだ中盤、おおとりでは無いですが大トロです(爆)

これは?

これが398円とは?(仰天;)

これは「おかん」が喜びましたよ!

旨くは説明できませんが、鉄板焼き屋さんに行って、テンダーロインを
オーダーしたら、たまたまシャトーブリアンのところが当たったみたいな感じでしょうかね?(笑)

これまでの人生で、廻らない寿司店には数えるくらいしか行っては
いませんが、無口の寿司店主が多かった記憶があります。

初訪の時は特にそんな感じだった記憶です!

それでは駄目なんです。

話し掛けられて嫌なお客さんは、1分で判断できるのです。

こちらの店長と思しく板さんは、素晴らしく感じの良い
方でよく喋り、私にしてみれば最高評価でありました。

私の近くに座った一人の女性にも素晴らし対応をされていました。
お客さんとの会話がどれだけ大切か?

セット握りをオーダーして、全て食べた後にも追加オーダーを数品していました。

一言も声も掛けず、会話がゼロであったとしいたら、その一人の女性は
追加オーダーしていたでしょうか?

それは女性にしか分かりません(爆)

マジ、追加オーダーはしていなかったんじゃないかと思うのです。

私と「おかん」にもいたずら握りをサービスしてくれました。

「カウンターに座って貰ったから、遊べるんだよね!」とギョクのミニを
握ってくれました。

食べたくもない「ギョク」をオーダー(爆)
板さん、してやったりの表情(笑)

生まれて初めて食べる、イクラの細巻きです。

赤玉です。

アサリの味噌汁です。

かなりの量で貝もかなり大きいです。

これも素晴らしい下処理というか調理であろうと感服しました。

仮にこちらのアサリは冷凍物だとするならば、お湯から調理していると分析しました。身が全く縮んでいないからです!

料理の常識としては、生アサリは水から炊くそうですが、
それが一番旨いとは限りません。

私は何回も試しているので間違い無い自負があります。

美味しい出汁を出すのであれば、水から炊いてじっくりです。
美味しい身が食べたいなら沸騰したお湯に入れます。

事ほど左様に生アサリは水から?お湯から?となればどちらも正解なのです。

どちらも美味しく食べる方法は勿論あります。

多めの生アサリで水からじっくり炊いて出汁を出します。
出汁が出たら、アサリを全て取り除き、沸騰するかしないかの状態の温度に
新しく生アサリを入れる方法です。

お汁も身もどちらも最高に美味しく食べる裏技と言えましょう。
シジミも全く同様にすると、最高の味噌汁が味わえます。

ただ、ハマグリは残念ながら沸騰したお湯からだと口が開きにくいので
水からが調理が基本でありましょう。

まあ、そんな事をお店に求めると、メニューの三倍以上の値を取られる懸念が
あるので、原価仕入れして自宅で楽しんでみましょう(笑)

タコに始まりタコに終わる。

私の基本と言うか曲げられないオーダーの仕方です(爆)

金が有無以前の問題で数寄屋橋に行く資格の無い人間でありましょう(核掛爆)

会計は数寄屋橋さんの10分の1を更に下回る価格でした。

未食で語る事なかれは百も承知の上ですが、この10倍旨い寿司なのでしょうか?(負け惜しみ核掛自爆)

まあ、東京で喰う寿司は銀座が一番と歌にもありますからね(爆)
では、「おごり寿司」歌って終わりにします。

寿司を待つ君の横で僕は 値段を気にしてる
季節はずれのブリが光ってる
東京で食う寿司は銀座が最高ねと
刺身盛り食べて君がつぶやく
握り寿司を たらふく食べて
同伴、アフター 貢がされてる
今ウニが来て 君はヒラメも食った
車エビ、吉次、ノドグロ食った

動き始めた水槽の中の アワビ指差して
君は注文しようとしている
君の口びるが「大トロ」と動くことが
こわくて下をむいてた
寿司を食わせりゃ 何とかなると
この下心 かなわぬままに
今カニも来て 君はネギトロ食った
二人前みやげ 持って帰った

君が去った カウンターに残り
醤油にとけた わさび見ていた
今 おあいそで 君が嫌いになった
去年よりずっと嫌いになった
寿司おごり財布 身軽になった