三瀬の有名な小路

私の生まれ育ったところにも由緒ある小路が、奇しくも嫁いで来たおかんの実家にも小路があります。
そして、現在住んでいる歴史の宝庫三瀬にも由緒ある有名な小路があります。               「小山小路」「般若小路」を知らない人は地元ではいないはずです。
その他にも「五郎治小路」(S本屋脇)伝右衛門小路(K上健氏脇)があるのを知っていましたか?
そして、忘れてならないのが、「久八(ちょうはち)小路」です。石塚K美子氏の脇の小路です。
K比神社の祭りの村廻りでは、必ずこの小路を通り県道まででます。
そして海にも「久八(ちょうはち)小路」があるんです。立岩の先と八幡島の間の海がそうです。その小路も、八乎止女神社の祭りに通るところなのです。三瀬港→久八小路→仁王門→八乎止女神社と進んで行きます。
K美子氏の父親は大工さんをしていましたが、祖父の時代まで漁師をしていました。かつては相当の漁師で網元だったそうです。
後から引越ししてきた家はともかくも、昔から現在の4地区に家を構えていたものはほとんどが、漁師であり漁業に携って来たものと考えられます。
船でやってきた客人を家に招き、酒をふるまったり、ご馳走して気比神社までの近道を教え案内したとか…という言い伝えもありますが詳細や真偽のほどはわかりません。
定かではないのですが、そんな縁から村廻りの時は、陸の久八小路を通り、八乎止女神社の祭りには海の久八小路を通るということにななったのだそうです。
皆さん呼んでいる久八(ちょうはち)は訛ったもので、本来は久八(きゅうはち)が本来の   呼称だと、K美子氏に指摘されました。
何れにしても歴史深い有名な小路に違いはありません。
是非、いつまでも残しておいて欲しいものですね!