定休日のお昼

この日は、湊町管内のこちらのお店にシャッターしました。

10時30分、シャッター長でありました。

車内待機をしていましたが、近所からの絶句徒歩氏のごっつあん防止の為に、かなり暑かったですがPPを決めました。

一応は決めましたが、油断した訳でも無く、余裕をぶっこいていた訳でも無いですが、近くのソメイヨシノ並木を散歩していると、店舗駐車場前に一台の車が停車して若者が降りました。

マジ一瞬の隙、いやぁ~、やられたと思いましたが若者はそのまま入店。

恐らくはバイトのセイガクさん(入店後に確信)

一瞬冷や汗をかきそうになり、改めてPPを決め直し色々考えていました。

出勤の時間です。

お昼のラーメン店のバイトですから、9時、10時、11時とかが一般的な出勤時間かと思われます。

こちらのお店では憶測の話ではありますが、この日は11時出勤だったと思います。

それでも、バイトさんは10分前に出勤したのだとすると?

自主的なのか自発的かは分かりませんが、感心だなと思いました。

車に乗せて来たのは、恐らくは親御さんでありましょう。
そちらにも感心。

まあ、それは当たり前だとか普通だと言う意見が多いのは勿論私も解りますが、当たり前で無い、普通でない人達も多い競馬場なのでは?(爆)

っうか、この世においてどんな事でも普通って事は結構難しいのではないかと思います。

勿論11時の開店ですから、11時から仕事をできる時間で出勤しなければいけません。
当然11時から時給が発生する訳ですから常識以前の話だと言えばそれまでですが、10分前の出勤は感心だなと思って見ていました。

高校を卒業して、社会人になっても間違いの無い人間になる事でしょう。

人それぞれで違うかもしれませんが、私は、一番の重要視は時間厳守と考えます。

今はそこまで厳しくはありませんし、当然相手がお客様の場合は全く違う事は当たり前の話ですが、こちらが客の場合は気が狂っていたほど厳しい時代もありました。

親父が認知症気味で社長交代して間もなくの時に、保険屋さんが僅か1分の遅刻で更新をしませんでした。

約束の時間の1分前でも良いし極端な話、1秒前でも良いので、「少し遅れます」の連絡が絶対であろうと判断した結果です。大昔みたいに公衆電話を探す訳でも無いのですから!

間に合うか?間に合わないか?の一か八かでより急ぐよりも早めに車を止めて連絡をする。

これは営業マンの超基本的な事だと私は思います。基本もできない者と取引をしても先行き不安、NGとの判断をした次第でした。

勿論自らにも厳しく、逆にお客様に対しては細心の注意を払い、そして努力もしました。

昔の話ではありますが、山形市のお客様への迎え。約束の時間は午前9時。

しかし、その前日からかなりの悪天候。月山新道を越えるだけで地獄と言う状況でした。

普通ならば山形市内ですから、2時間ちょいあれば行けるところです。いつもならば、6時出発すれば8時30分前には楽勝に到着できるところなのです。

しかし、天候を考えて、その日は4時30分に出発しました。山形市まで4時間半の計算で行く事自体普通で考えれば馬鹿かもしれません。

それでも、到着したのは8時30分でした。マジ4時間も掛かったのです。

猛吹雪、特に長い月山第一、第二トンネルは、砂漠のオアシスでした(砂漠未訪爆)

ホワイトアウトなんて言葉が現在は使われていますが、昔の天気と比べれば全くの序の口です。
昔は、月山新道は夜間通行止めになっていたのですから、どれだけ危険なところか想像できると思います。まあ、こればかりは経験した人しか分かりませんからね。

寒河江市から山形市までは、道悪で大渋滞発生。スムーズならば20分足らずで行けるところでしたが、1時間も掛かりました。

悪天候とか、道が混んだとかは、基本言い訳にはならないと言うのが私の意見です。

お客様が遅れるのは、勿論商売ですので致し方無い部分が多いですが、逆の立場になった場合は、約束の時間に遅れられると、自分の貴重な時間が奪われてしまうのですから絶対に許される事ではありません。

『Time is more important than money.』
まあ、ラーメン食べるのに全く関係ない話でした(プチ脱線爆)

さて、バイトのセイガクさんが早めの出勤をしたからと言う訳でも
無いかもしれませんが、11時になる前に暖簾が出ましたよ(感謝)

さて、現店舗では初訪になりますので、デフォ。昔は他の店舗で「あべ食堂」と言う名前で営業していました。

25年も経ったか?30年近く経ったものか忘れてしまいましたが、十勝ラーメンをオーダーし食べているお客さんが何人もいました。

名物なのか?或いは、常連さんだけが頼むオーダーであったものか?(不明)

まだ、十勝ラーメンなるメニューが存在しました。しかし、一体十勝ラーメンとは???
あの当時のお客さんが食べている丼からは何か香ばしい匂いがした記憶があります。

しかし、デフォです!(笑)

麺の種類も全てデフォ。

しかし、麺は硬め(爆)

オーダーすると、間もなく、そのセイガクさんらしきがラーメンを運んで来てくれましたよ!!

まずはスープ。一口から一気に3口、いや、4口まで!

多少薄味の様な感じはしますが、相当に納まりが良く、最後の一滴までスープを呑ませる設定ですね!返り味戦法か!?

豚、鶏清湯、魚介系とのバランスが絶妙です。

魚介系も様々な物を混ぜ合わせているのでしょう。優しいですが、複雑な味で容易に真似できそうもない感じです。

私のところで使用していない魚がスープの中に泳いでいる感じがしますが、確かな分析はできません。

一口目で分かり掛けましたが、二口目から分からなくなりました。

もしかしたら明石家さんかな?と思ったものの全く判らなくなりました(爆)

相当に冷めてから呑めば判るかもしれませんが、冷ましてまで呑む意味が解りませんよね?(阿呆爆)

そして、自家製麺の麺は?

いやぁ~、麺が旨いですねぇ~。

湊町管内で、これまで食べたお店では全て麺は美味しかったです。
ただの一店舗も外れ無し。

自家製麺のお店では、一軒たりとも外した事はありません(流石8割超)

それこそ、30年近くも前の話なので、ほとんど覚えていませんが、今の麺よりはかなり加水が高めだった気がします。

今が夏場で少し落としているものか?(謎)

さて、スープがやや薄味ですが、チャーシューの味の浸み込みが良いので、これがバランスを保っているのです。

これで、チャーシューの味が薄いと、最後まで物足りなさを感じてしまうかもしれないですからね!
っうか、最後の一滴まで飲み干すと、こちらのラーメンの良さを改めて分かると思いますよ!

そう言えば、良く考えてみると前回訪店は確か冬場だった様な気がします。

冬場では無くても(晩秋から初春?)、近くの土手から数え切れない程の白鳥を見た事は間違いありません。

豊田のオンボロ中古カムリで行った事は間違い無いですし、余りの多くの白鳥に土手側に車を停めてタバコを吸いながら眺めたのは確かな記憶であります。

そんな事ですが現在は、流石にタバコは吸わんパーク(爆)

あっ、禁煙してから26、7年になりますから、それよりも以前である事は間違いないでしたね!!

それにしても『酒田のラーメンを考える会』頑張っていますよね!(敬服)