H越高校遠征

毎年、この時期、サッカー遠征で越後のH越高校が来る。
全国大会にも時々出場する強豪チームである。
指導する先生もとても素晴らしい。正に文武両道の教えだ。スポーツ部の顧問は大体が   保健体育の教師が多い中、英語と社会を教えられているという。
常に、サッカーだけでなく、勉強の方も頑張らなければと言う事で、気合を掛けているようである。
遠征初日、玄関での挨拶を終わると、3年生、2年生と部屋割りをして1年生が残った。
ここで一喝!「宿の人に迷惑を掛けたら、殴るぞ!教師としてではなく親としてだ!」
その後、「中学でキャプテンだった奴手を上げろ、10番を背負った奴手を上げろ!」と…。
驚いたことにほとんどの生徒がキャプテンか10番を背負った選手であった。どちらにも該当しないのは、2,3人程であった。
そして、又一喝!「大したキャプテンでもないし、大した10番なんかじゃなから、過去のプライドなんか捨てろ!」と…。
なるほど、そのような言い回しもあるのだなと感心させられた。
それにしても、厳しい先生だなと思っていたが、選手が海で釣りをしたいと言うと、「餌はあるのか?餌代だ」とお金を手渡していた(驚w)
飴と鞭を上手に使う素晴らしい先生みたいですね。
今の若者は、厳しく怒っただけでも駄目だし、煽てて褒めるばかりでも駄目だろうし…さすがの指導と感心させられましたね。
山形遠征で大暴れして、何かを得て行って欲しいですね。