定休日の夕方

この日は、セカンドドーターが杜の都から盆休みで帰省。

おかんと三人で伺ったのは、湊町管内のこちらのお店。

駄目元で一週間前に予約の打診をしたのですが、カウンター限定で17時~18時25分頃までなら可と言う事でした。

他の座敷は全て予約で満席。カウンターのみ18時30分からの予約の様でした。

まあ、ギリギリ挟めて貰ったと言うか、私にとってはちょうど良い時間です(笑)

17時1,2分前に到着して、開店を待ちます。

17時ちょうどに暖簾が出て入店。

毎度頼むのも気の毒で、たまにはウーロン茶でも支障無いと思っていたのですが、麦茶を用意してくれていました(配慮激感謝)

本当にこれも気休めの一部なのですが、ウーロン茶よりもより麦茶の方が、石が出来難いと言う、尿管結石予防なのです。

さて、お通しは、まさかの鰻(仰天;)

マスターが「鰻大丈夫ですか?大丈夫ならばお通しで出して良いですか?」

いやぁ~、私は苦手と言うか食べた事がありません(マジ爆)

理由は姿格好を想像すると食べる気にならないと言う事なのです。

お恥ずかしながら、大の蛇嫌い。蛇年生まれではあるのですが(関係無い)、ウルトラスーパー超大嫌いです(爆)

世の中には蛇が苦手な人も多いと思いますが、蛇が苦手でも鰻は大好きと言う人は五万といる筈です(多分)

それでも私は無理駄目。それだけ蛇が嫌いなのです(意味不明爆)
TVに映っただけでも大声を上げ、即座に目をそらしチャンネルを変える程です(爆)

敷地に蛇がいたと聞くと、警察に電話しそうになるほど嫌いなのです(核爆)

そんな事で、鰻も食べた事がないのです。

ただ、おかんは普通に好きで食べますし、セカンドドーターは大好物なのです。

もしかしたら、鰻の原形を知らないのでは?(核爆)

っうか、「おかん」もセカンドドーターも唸る程旨いと言っていました(凄;)

一皿で三人分のお通しなので、私のつまみがありませんでしたから、
すぐに食べられる枝豆をオーダーします。

品種は聞いていませんが、時季からして早生白山でしょう。

一番美味しく感じる時季ですね。

早い時季の物は、やや甘味、風味も弱く感じますが、早生白山になると、
盛りの豆(白山)にほぼ劣らぬ旨さになっているのです。

それを毎日の様に食べていると、最高の白山が出て来ても、口も目もやや飽きてしまってと言う事になるみたいです。

本来は、一番美味しい時季まで食べないと良いのですが、結局は8月に入ると、比較的豆も美味しくなるので、ついつい食べ過ぎてしまうのです。

それにしても、下処理、茹で加減もグンバツです。

麺は良いですが、枝豆の軟らかめはいけません(爆)硬めがお勧め。3分~4分茹でれば上等博覧会です。っううか、秘伝は比較的粒が大きいので、その限りでは無いですが、他の枝豆は4分以上は茹でない方がよろしいかと思われます。

タコ刺しです。

丁寧な仕事していますよ!

非常に美味。

タコも昔と違って不漁で、どんどん値が上がっている気がします。

刺身盛り合わせです。

ナオコお婆ちゃんの縁側日記、最高でした(古爆)

平目は、大き過ぎると大味で美味しくありません。
これまでの経験ですと、冬場の3k~4kくらいが一番美味しいですね。

縁側はもう少し大型の物でも美味しいですけどね!
これまで一番大きい平目を仕入れしたのは10k超と言う座布団級の物です。
大きいものだと15kにもなる平目もいるそうですが、私は目にした事がありません。

30年も前の昔の話になりますが、仕入れした当日は不味くて喰えませんでした(爆)

その後は、3日~4日寝せて使っていた記憶があります。

ただ、兜揚げは半端じゃ無く美味しかったです。

兜はお客さんには出さずに、家で食べていましたから!(笑)

平目の兜揚げに、鯛の兜蒸しは最高でした。

牛筋ポン酢。

これも非常に良い仕事されていました。
何度も脂抜きして、手間暇が掛かる料理です。

そして、何よりもポン酢が一味違います。

間違いなく自家製でしょう。

フライドプローン。因みに、小エビがシュリンプ。それよりも大きな海老がプローン。

伊勢海老の様に歩行可のものはロブスターです。

ブラックタイガー、サイズは8-12でしょう。

これよりも下のサイズだと、13-15、更には16-20になりますが、このレベルの大きさの物をフライ、或いは天婦羅で提供するお店は少なくなって来たでしょう。

旅館時代は、色々なサイズを仕入れて、料金で差を付けていました。

大体が13-15で、低料金のお客さんには、16-20を伸ばせるだけ伸ばして、厚めの衣を付けるとかして細工していました(爆)

料金などいくらでも構わないとお任せのお客さんには、6-8と言うサイズの物を使い、衣を薄くして提供していましたよ!流石に4-6は仕入れした事も食べた事もありません。

今でもあるんかい?(謎)

セカンドドーターが、焼き魚が食べたいと言う事で、銀鱈と迷っていましたが、金目鯛の一夜干しを選んでいました。

干し加減、塩塩梅も最高との事でした。

私のイカ天です。

一口食べて、余りの美味しさに赤イカかと錯覚する程でした。

スルメ烏賊です。真イカとも言いますし、それこそ夏が旬で獲れる為に「夏イカ」呼称する人もいます。

昔は豊漁、格安で最高のイカだったのですが、どこに行ってしまった?orz

スルメイカと言う様にスルメにしても美味、塩辛にはそれこそ最適。煮ても焼いても良しと言う料理万能イカです。

最後は、握りを頼んでいました。

セカンドドーターが説明を聞いていましたが、私は忘れてしまいました。

キジハタ、マゴチ、真ソイ、ホウボウだったかな?(適当)

元は寿司職人のマスター。即席で握りまでこなします。

寿司用の舎利を炊いている訳でも無く、普通のご飯に一工夫加えて握っているだけなのです(凄;)ネタもそうですが、舎利が旨いとセカンドドーターも大絶賛。

ホウボウ筆を選ばずならぬ、良工は材を択ばずなのでしょうね(流石爆)

いやぁ~、それにしても、いくらお盆期間中と言えども凄い人気です。

17時の開店から私が帰るまで、相当数のお客さんが来店してお断りされていました。

電話での打診も半端ない!マスター、調理する暇が無い程でした。

また、必ず伺いますよ!