定休日のお昼

この日は温海温泉へ向かいました。

「おかん」を誘うと絶対に拒否しないお店の一つでもあるこちらのお店(笑)

Sundayと言う事もあり、メラゾーマ、もとい、メラミ級のシャッターをします。

10時30分でPPです。

ここは代表待ちがOKかどうか分かりませんが、一応私が一人で待ち、
セカンド車が来たら「おかん」が降りると言ういつもの作戦。

何と驚いた事に、10時50分で開けてくれました(まさか吃驚)

慌てて車まで「おかん」を呼びに行きます(笑)

いやぁ~、Sundayと言う事もあり激込み必至を承知して、前倒しして来ましたなぁ~(感心段取り八分)

ここはメニューなど見なくてもオーダーは決まっています。

靴を脱ぎながら、「そねと天婦羅!あと、薬味ネギ多めでお願いします」
と伝えて、入室。

「そね」が三人前で2600円。

もり蕎麦が三人前だと2550円。量は自ずと同じな訳ですがどちらを選ぶかはお客側の自由。

私は豪快に出てくる分、50円割高でも「そね」に軍配団扇で、そちらをオーダー。

おかんはネギ好きです。私も比較的好きな方と言うか、どんな蕎麦店に行っても満足行くほどの薬味ネギが付いて来ないのが正直なところです。

そんなにネギを入れて、蕎麦じゃなくネギを喰いに来たのか?などとは言われたくありません(←誰も言っていないか?爆)

この日提供されたネギ量だと、私と「おかん」でちょうど良い感じで満足できましたよ。

私も蕎麦に付いては不勉強で、解らない事が多いかもしれませんが、折角の蕎麦の香りをネギで殺さない様にと事なのでしょうかね?

それだったら、極端な話ではありますが薬味ネギなど全く付けない方が良いのではと思ってしまうのです。

賛否両論あるでしょうが、そちらの方が我々はより美味しく食べられるのですから、なんやかんやイチャモンを付けられる筋合いはありません。

あっ、誰もイチャモンは付けていませんかね?(核爆)

ネギだって様々ありますし、それこそ切り方、その後の処理では多めでも蕎麦の香りを殺さない事もできるのです。

まあ、あくまでも好みの問題なので、そんな話はどちらでも良い事でしたね(爆)

さて、「そね」ですから、当然、「そね」で出て来ます。

サードで入店して来たカップルは、私のテーブルの「そね」を見て、スタッフに打診していました。

そねメニューである事を伝えられていたようですが、解かっていない感じでした。

この「そね」自体の呼称を案外分っていない人も少なく無いと思います。

以前も講釈をした記憶がありますが、ただ訛っただけなのでは?

「お供え物」が語源と睨んでいます。

神様に、季節で収穫したものをお供えする時に使用した木製の入れ物のことを「そね」と言ったのが始まりではないかと思います。
おそなえもの→おそなえ→そなえ→そんね→そねと訛ったと考えるのが自然の流れの様な気がします。

自然の流れに思わない方は、庄内人以外の方達でしょうかね?(苦笑)

それこそ農家では、土に苗を植えるプラスチックの入れ物のことも「そね」と呼んでいます。
因みに、「そね」は古語で石が多く土壌のやせた土地という意味があります。
寒冷地の土壌のやせた土地に蕎麦を植えたのが始まりと言われていますから、そねに蕎麦を盛ったのも頷けますね(無関係爆)

天婦羅です。

海老は一匹ずつ、あと私はササギ(さやいんげん)、オクラ、シメジ。
「おかん」は茄子と南瓜。

この天婦羅の価格も一概に安過ぎるとまでは言えないかもしれませんが、
超良心的であると思います。

本来、この価格ならば、海老2本でも安いくらいだと思いますよ。

他の野菜類はサービス分と考えても良さそうな値段ではないかと思います。

煮返しが多いにも関わらず、天つゆも提供されます。

煮返しに天婦羅を浸けても良いのですが、天婦羅を食べ、残った天つゆに蕎麦を浸けて食べると、また別の旨さがやって来ますよ。

そして、蕎麦湯でありますが、それこそ、煮返しに蕎麦湯を入れるよりも、天つゆの残りに蕎麦湯を入れた方がより美味しいのは言うまでもありません。

やはり蕎麦湯は、健康を考えれば、そのまま飲むと言う考え方で良いでしょうが、美味しくはありませんよ(マジ)

私は最後の〆で、満足の為に呑む為の蕎麦湯であると思います。

そんな事でしたが、天婦羅は安いと言う事は申し上げましたが、そねと合わせての会計となると、そんないつでも食べられる金額ではありません。

それでも、満足度からすれば決して高くは無いですよ(個人的意見&価値観)

因みに、蕎麦を喰いにわざわざ他地域に行っているそこのあーた?(庄内人)

地元には、こんなにも美味しい蕎麦があるのですよ!

ガソリン代はともかくも、移動の時間が勿体ない(貴重)とは思いませんか?(核爆)

私もそこまで色々な地域で蕎麦を食べた事は無いですが、地元で近くにこんな美味しい蕎麦屋があるのですから、わざわざ行こうとは思いません。

ラーメンならば、その限りではありませんけど!

場所的にも中々、何かのついでと言う訳にはいかないでしょうが、わざわざ行っても間違いなく価値のあるお店だと個人的には思います。

ご覧の皆様で蕎麦好きな方は、是非ともどうぞ!(超お勧め)